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ランドナーのお出かけ日記
これから始める女性のすこしでもお役に立てればと

2024夏休み *フェリー輪行* 往路船内にて

2024-10-02 | 旅行
ここ数年、フェリー輪行をしたいと考えていた。夏季休暇も残っている事だし、実行に移そう。久里浜から伊豆諸島もしくは千葉。悪くはないが、そそられない。どうせなら遠くが良い。茨城県大洗まで行けば北海道へ行ける。が大洗までのアクセスが面倒。横須賀から北九州。一番アクセス良し。門司港で検索すると「門司港レトロ」と出てきた。これだ!街並み散策だけではなく少しは走りたい。ちょ〜っと範囲を広げて、平尾台カルストにも行ってみよう。乗船時間は21時間。現地で二泊するか悩んだ挙句、ぎゅっと詰め込んだ計画にした。

9/25(水)横須賀 23:45発
9/26(木)*船内* 新門司港 21:00着  シャトルバスで小倉駅(21:50着)
      ホテルチェックイン
9/27(金)小倉駅から石原町駅まで輪行。駅から走り出し
      平尾台カルスト→門司港散策門司駅からシャトルバス新門司港 23:55発
9/28(土)*船内* 横須賀 20:45着

船内二泊、現地一泊の船旅。シャトルバスは門司駅と小倉駅に止まる。駅近のホテルが良かったので小倉にしよう。出発も到着も夜。夜道は走りたくない。JR 横須賀駅からフェリーターミナルまで、徒歩30分、タクシーなら8分。京急 横須賀中央駅が一番近くて徒歩15分、タクシー6分。ただし鎌倉駅からのアクセスが微妙。帰路のフェリー乗り場にタクシーが待機しているとは思えない。そこで登場したのが、懐かしのコロコロくん。時間はあるので歩きましょ。
当日、横須賀駅から歩き始めた途端、霧雨が降ってきた。コロコロは段差に弱く、傾け具合を気にしながら歩くのは大変だった。やっぱりランドナーを運ぶには色々と小さいようで・・・どうにか40分歩いて到着。初の船旅。緊張と興奮で、出港の2時間前に着いてしまった。



船内が豪華でびっくり。部屋はツーリストA。明日はプラネタリウムと映画を見て、露天風呂にもゆっくり入ろう。フェリーを堪能し尽くすためにも、今夜はサクッと浸かって、おやすみなさい。
翌朝5時半起床。不規則な船内の揺れに慣れず、あまり眠れなかった。サロンへ行くと他にも数人の乗客が、新聞を読んだりして寛いでいる。外を眺めながら眠気を覚ます・・・なんだか気分が良くない。次第に頭がクラクラしてきた。これは、まさかの船酔い!油断していた。酔い止めという単語をすっかり忘れていた。とりあえずベッドに戻るも、横になると尚更辛い。仕方がないので、サロンへ戻りうなだれる。子供時代を思い出す。家族で出かける時、学校行事でのバス移動。必ずと言っていいほど酔っていた。修学旅行で乗ったフェリーはどうだったかな。
大人になり酔わなくなって、すっかり忘れていた。このままでは、とてもじゃないけど明日は走れそうにない。というか今すぐ降りたい。帰りは新幹線に変更か・・・つまらない考えが、ぐるぐる頭の中を駆け回る。気分を変えようとデッキに出るも、揺れに負けて早々に退散。いや〜な汗。血の気のない顔、こんなに白かったかな。
自分の気持ちとリンクするように、外はどんより曇り空。そして雨。


どれくらい経ったのだろう、隣ベッドのAさんに、大丈夫ですかと声を掛けられた。ベッドに戻った時に少し話をしていたので、こちらの状況を察してくれた。出港時のアナウンスでは言っていなかったが、前回乗った時は確か、売店で酔い止めドロップを販売しているとアナウンスしていたと教えてもらう。救世主現る。
そういえば売店開始のアナウンスが流れていたような〜よろよろと売店へ向かい無事ドロップゲット。ついでに200円でスリッパも購入(この2つは必須だな)。ドロップを一粒飲んで一時間経過、変化無し。もう一粒。なんだか楽になった。調子に乗ってプラネタリウムへ。そして撃沈。ビーズクッションに体を預けるには早かったようだ。

 
 

もはや指定席かってくらい、1日の大半を過ごした窓際。おかげで食欲も少し出て、映画も楽しく見ることが出来た。この日、水分以外で口にできたのは、酔い止めドロップと、かけうどん少々。
夕方にはすっかり元気になり、夕焼けを見ることが出来た。サイコーーー!


新門司港へは予定より10分早い、20時50分到着。
シャトルバスで小倉駅へ移動。駅前のアパホテルへチェックイン。長い長い一日が終わったのでした。


疲れた・・・
2025.9.25-26