今年もシーズンインを立山で迎えられた。去年はちょっと飲み過ぎて2日目の出だしが遅れ
(あまりにも情けなくて、ブログではなかった事にした)、少ししか滑れなかった。スキー
しに行ったのに。今年は同じ過ちをしませんように(自分次第)。
先ずはアクセスを考える。初めての立山は長野県側から入った。最近は乗り継ぎが楽な富山
側からばかり。しかし、今回は11月末まで使えるお得なチケットを利用したいので、長野側
からと決める。長野駅から朝一バスに乗っても、室堂到着が12時。今は工事中の区間がある
からバスが遅れるかもしれないらしい。となると滑る時間がさらに減る。貴重な一泊二日、
な〜んかもったいない。どうにか早く着けないかと考え、アクセスマップや時刻表を何度も
見直し、信濃大町駅から扇沢までの路線バスが出ていることにやっと気付く。これだ〜。
信濃大町に前泊さえ出来れば、朝一バス乗車で10時過ぎには室堂到着。急いで経路検索、あ
っ5時間半かかる。でも5時間半なら夕方出れば夜中に着く。最終便だと危ないから一本前
で...。次に、駅近で安い宿を探す。当日はちょっ〜と早めに仕事を切り上げれば、どうにか
なる。軽く街ぶら〜と行きたいところなんだけど、今回は到着が遅いので我慢するかぁ。
鎌倉16:38発ー新宿17:39着/18:00発(あずさ)ー松本20:41着/21:06発ー信濃大町22:10着
やっぱり、湘南新宿ラインで遅れが出た。新宿乗り換えで時間に余裕がなかったら、あずさ
に乗り遅れるところだった。こういうドキドキはいらないんだよね。
数年ぶりに乗ったあずさは座席が新しくなっていて、めちゃくちゃ快適。
信濃大町到着。灯の消えた夜のアーケード街を、一人寂しく歩いていると気になる灯り。
次回来る時は、散策時間も取れるように計画しよう。
今回お世話になったのは「山岳旅館いとう」さん。駅から12分。
館内は昭和レトロ。年季が入っているため、音が気になる方にはお勧め出来ませんが、耳栓
あれば大丈夫。ご主人は柔和な方。なんと言っても素泊まり4,000円、クーポン利用で3,800円。
コンビニも近くて便利でした。
翌日、信濃大町駅7時10分発のバスに乗り扇沢に向かう。
扇沢駅では、チケット売り場に大勢並んでいてギョッとする。色々忘れてるなー。
お久しぶりです、黒部ダム。
雪山が見えてテンションアップ。のんびり写真を撮っていられないのが残念。
乗る、歩く、乗る、歩く...を繰り返し、10時5分、室堂ターミナル到着。白い〜♪
到着後、滑ったんだけど...夢中で滑って写真なし。まあ、そうなります。
テラスで乾杯。これも、立山での楽しみの一つ。
自制心を働かせないと明日が台無しになるので、ほどほどに〜がんばれ自分。
夕焼けも綺麗。
翌朝5時。
スッキリ目覚めて外へ出ると、月明かりにうっすら浮かぶ雪面。
あたりは静まり返り、ざわざわする美しさ。
振り返ると、そこにも絶景。
薄暗い早朝から滑り、朝日を浴びる。なんて素敵な一日の始まり。
山荘に戻って朝食。座講を受け、また滑る。
一泊二日じゃ足りないよ〜〜〜。
2021.11.19-20