シーサイド発

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エイリアニスト シーズン1 #3〜4

2018年05月29日 22時44分39秒 | クライム・サスペンスドラマ
Alienist
Lakeshore Records
Lakeshore Records


The Alienist Season 1 #3「シルバースマイル」Silver Smile

 元総監のバーンズ(テッド・レヴィーン)は少年殺しがウィレムの仕業と考え彼の家族に警告する。パレシス会館から戻ったジョンはズボンを履いてなかった。ジョルジオは富裕層の客に人気だったとサリーから聞き出したとラズローらに説明。ラズローは犯人の指紋がジョルジオの死体や衣服に残している可能性を疑う。しかし死体は消えており、それは警察が腐敗している証拠だった。
※以下、ネタバレあらすじです

 ジョンはジョルジオが売春部屋から出てこないためドアを破ったところ、消えていた話を思い出しラズローに話す。更に常連客のシルバースマイルも当夜来ていたと話す。サリーに話を聞くことで、被害者と犯人の関係を理解しようとするラズロー。ジョルジオが橋に到着した時に生きていたとしたら、相手を信用していたからだと睨む。

 ラズローは下男のサイラスが裁判の時に、「女性が殴られているのを見て母親が殺された時を思い出し制御できない怒りとなった」と証言していた。死刑を免れたい一心だったと言う彼から、殺した時の感触が残っていて快感を味わったと聞かされる。そこへまた男娼の殺しがあったと報せが入る。そこは元入国管理事務所で水族館に改装中だった。ラズローのチームは、警察が到着する前に屋根に置かれた遺体を調べなければならない。

 事件を聞きつけたコナー警部はバーンズと共に現場へ急ぐ。ラズローたちは、ベンジャミンと同じくナイフで目をくり抜かれていることや、絞殺されたことを突き止める。現場を見たサラは、ある犯行パターンに気づく。全て高い場所を選んでいること、水が視界に入る点も共通していた。指紋を発見するが、まだ犯人は現場に隠れていた。警察が到着したためラズローたちは慌てて現場から立ち去るのだった。犯人はジョンが落としたノートを見つけていた。

 ラズローは犯人を理解することが大事だと主張するがジョンには理解されない。ジョンが他人と交わるのは婚約破棄や父親との関係または兄の死の傷を癒すためかと指摘。サラに父親の自殺をどう乗り越えたのかと尋ね、ジョンの怒りを買う。そして自分と向き合う覚悟が必要だと言い2人を追い出すのだった。ラズローは父親を焼き殺したメアリーを引き取り、使用人として雇っていた。


The Alienist Season 1 #4「血に飢えた思考」These Bloody Thoughts

 サディスト心理を理解したいラズローは、昔の患者を訪れる。彼女は拷問を卒業し、醸造所の作業長にメイドの格好をさせ下僕にしていた。女性を虐待する男は普段支配される側にいて、対極的な相手を求めていると教えられる。ニューヨーク市警では、コナー警部が現場に落ちていたジョンの手帳をルーズベルト本部長に渡して嫌味を言う。そして現場を調べていたアイザックソン兄弟は犯人が塔を登るためのハーゲンの跡を発見。

 ラズローは空の乳母車を押して公園を訪れる夫人が2人の子供を溺死させた、一族の力で刑務所にも施設にも入らずに済んだが、適切な治療を受けられないのだとサラに話す。殺人者の目線に立てないと言う彼女に「誰もが狂気に陥る要素を持つと信じている」と告げる。一方、ジョンは被害者の身元がアリ・イブン・ガジだと突き止め、住まいを訪ねるとマーカスに遭遇。屋上でキャッスルガーデンの証拠と一致する麻縄の繊維が見つかる。アリが”聖人”と呼ぶ裕福な客が「空にある城で暮らそう」と誘っていたことが分かる。

 バーンズは再びヴァン・バーゲン夫人を訪ね、警察が近づけない環境に息子を置くべきだと忠告する。その頃、シルバースマイルはサリーに君を連れ出したいと誘う。ラズローは闇を抱える少年たちを訪ね、心理を理解しようとする。ジョンは苛立っていたメアリーを外に連れ出して息抜きさせる。ジョンは帰宅したラズローから手帳を渡され、婚約者が他の男に走ってから嫉妬が娼婦との性的儀式になっているのかと聞かれる。屈辱感が自分を変えたと答えると、犯人は過去のトラウマを再現し性欲を満たしていると犯人像を告げられる。

 ジョンは梅毒の水銀治療で歯が銀色になるとシルバースマイルの正体を推測する。ラズローは犯人の動機を明らかにして、次の犯行を予測しようとする。一方、サントレリー夫人におぞましい手紙が届く。ラズローのチームは呼び集められる。犯人からの手紙を読むと犯人は遺族の苦しみを見ていたことが分かる。そして全員が犯人に呼ばれて集まったことに気づく。食糧難から人肉が食べられている、ジョルジオを観察して連れ去った。彼を殺して目玉は保管し、尻肉を食べたが抱いてはいないと書かれていた。

バーンズ元総監は「名探偵モンク」のストットルマイヤー警部じゃないですかー!お変わりないけど、こっちでは最低野郎だ。
バーンズは犯人がウィレムだと知ってるくせに、金持ちの息子だからって放置かよ!それも被害者が貧困層の男娼だからで、これが富裕層なら扱いも違うはず。
今回の事件ではシルバースマイルとニアミスでしたが、忍者みたいに壁に張り付いてた。なぜにそんなことができるのかって方が気になってしまう。
ラズローとジョンの推測は犯人像に近づいてきた。本当にシルバースマイルは梅毒(腕に発疹もあった)で歯が銀色。でも人喰いなのは予想外だった。。。そんな手紙を送りつけられた家族が気の毒。
しかもシルバースマイルは「ゲーム・オブ・スローンズ」のナイツウォッチ、パイパーでした。

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<エピソード>
#1〜2 #3〜4 #5〜6 #7〜8 #9〜10

The Alienist: Book 1 (Laszlo Kreizler & John Schuyler Moore) (English Edition)
Caleb Carr
Mulholland Books

エイリアニスト―精神科医 (上) (ハヤカワ文庫 NV (925))
中村 保男
早川書房


視聴環境:Netflix

©︎2009 シーサイド発


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