
もう、あなたとはお別れしなければなりません。
あなたと出会って7年になるこの10月に、心を決めたのです。
思えば、7年前、サーヤが生まれたその年にやってきた真っ赤なポルシェ、じゃなかったファンカーゴ。少し背が高くて、ぽっちゃりした体型がとても可愛らしくて、乗ってみても中が広くて、まさに私の愛車になったのでした。
いろんなところを走りました。
山口市内ならどこでも、山口市外にも、いろんなところへ連れていってもらいました。事故も、多々あるけれど、いつも一緒だったよね。
サーヤの誕生日のナンバープレート。
お別れの旨を告げると、サーヤは悲しそうに、涙を流しました。
嫌だとずっと言っていました。思い出がたくさんありすぎて。
大好きな彼女にとっての故郷・やまぐちのいっぱいいっぱいの思いがありすぎて・・・。
でも、仕方がないのだよ。このファンちゃんでは、お山へスキーに行けないのよ。ごめんね、サーヤ。
・・というわけで、我が家のファンちゃんと、さようならしました。
乗ってくれた方々、乗ってくれた子どもたち、サーヤのお友達、ありがとう。
お世話になりました。
ばいばいっ

