朱羽のカタコトひとりごと

人生模索中の20代がお届けしております。

家族団欒→倦怠期の恋人

2006-06-20 15:45:09 | 短大生活
とりあえず、下記の短歌を見て下さい。

「飽きた」とは言えず冷麦啜り込む
沈黙続く夏の食卓 


この短歌を見て、皆さんはどちらの情景が浮かびますか?

A.家族揃って冷麦を食べている様子(冷麦に飽きている)
B.恋人達が気まずい雰囲気の中、冷麦を食べている(彼氏が彼女に飽きている)

この短歌を詠んだのは私です(ゼミの課題で)。私はAの方のつもりで書いたのです。
しかし、ゼミ担任の先生はBの方で解釈していたため、問題発生です。
私も含め、ゼミのメンバーはAの方で解釈していたため、先生が混乱して
「他の人の意見を聞いてから、考えよう。」
と、この短歌の件を一旦終わらせたのは先週の木曜日の事でした。

そして今日、他の授業で先生は、この短歌を出してきて、他の学生達にどう思うか聞きました。まあ、そこはいいのですが・・・・・・
文芸部顧問の先生にも意見を求めたようで・・・・・・
まあ、それもいいんです。問題は・・・・・・
“啜り込む”はエロティックだ
とおっしゃっていたということです。
それこそ、そんなつもりは無いのに!!

そんなこんなで出た結論は「“言えず”と“沈黙”のセットが恋愛詩のイメージ」でした。

こんな勘違いをされないよう、精進していきたいです。