Rail heigen

Nゲージのレンタルレイアウト店(貸レ)を作ってあんなことやこんなことが出来たら良いなと夢をひたすらふくらます日記

5年目突入で

2022-10-04 10:00:00 | レンタルレイアウト

シーナリー以外の工事があって

 

9月は照明の更新工事が終り店内が完全にLED化しました。併せて調光装置もつけて貰いました。これで今までの消灯以外に、色温度や明るさの調整、1日の明るさの変化を再現すると言ったプログラム制御なども出来るようになりました。この制御装置はオフィスフロア向けの機器を使用しているので博物館のように無段階でRGBも変化出来るようなものではありませんが早朝と夕方の光の違いなどはある程度再現出来ていると思います。

運用については安全上の理由から通常の消灯操作以外は貸切時のプログラム制御のみとしています。リモコンの操作も覚えにくい(=忘れやすい)ので操作機会に恵まれるか否かでスタッフごとの習熟度にばらつきが出てしまうので調光操作は今後の課題とします。

テスト時、色味の違いが分かるように極端にしてみた例

 

 

 

シーナリーというか線路の改良工事

 

前回のブログから今回までの間に通称「中里エリア」のループ線勾配改良工事を行いました。ここの改良工事は2回目です。前回の工事ではあまり改善出来ませんでした。

対象路線はCAB11,12です。特にCAB11はループ「しない」上り勾配で、4年前の新設工事時点で勾配部材の加工不良が原因で不必要な急勾配が発生していたので抜本的な改良を行いました。急勾配になっている地面を削って正しい勾配に直し、さらにサミットの標高を5mm下げました。標高を下げたのは「保険を掛ける」意味合いがありましたが結果的に大きく改善出来たみたいなので良かったです。

今はこの工事で剥がした地面の再緑化を行っています。再緑化ではスタディグラスや達人芝などと呼ばれる静電気で起毛出来る素材を多用しています。いくつか実験的な事もしていますのでこちらは改めて紹介出来ればと思います。

 

 

 

次の設備工事は11月に

 

レイアウト架台の再塗装を行いますのでまた休業期間が発生します。テーブルは再塗装。幕板(腰板)は耐久性向上のために塗装からシート貼りに変更します。どうしても移動テーブルや椅子、靴などが当たる所は塗装のこすれが多く気になっていました。かと言ってシート貼りでどれほど耐久性が上がるか未知数ですがまずは試してみます。あとはピット入口の扉の修繕を行います。この4年間でこの劣化が早いのか遅いのか?

またシート貼りをする幕板は選んだシート材の影響で多少レイアウトの印象が変わるかもしれません。よりシーナリーが引き立つように選んだつもりですがあとは出来てからのお楽しみです。

 

 

 

 

HOのレイアウト

 

照明工事で発生したシーナリーの解体復旧工事の合間に3回目のテスト走行を行いました。今回は最小半径と最大勾配の区間のみをピックアップして作った簡易な線形として限界の編成長を割り出すことを目的としました。

今回のテスト結果はこちらになりました。Nゲージではテスト結果は公表してないのですがHOの場合は指標があった方が良いだろうと言う意見もあり公表します。

 

牽引機・・・KATO製EF65P型1両(初期ロット、トラクションタイヤ無し)

客車・・・KATO製20系客車12両(初期ロット)

室内灯・・・無し

コントローラー・・・KATO製スタンダードS(アダプターの大きい1世代までのもの)

 

減速はそれなりにありますが見ててこれくらいなら見苦しくないだろうという範囲での通過です。正直、無茶をすればもう1両増結出来るのですが余裕をみてという具合になってます。減速度合いはスタッフ数名で見て判断していますが主観になりますので参考程度にしておいて下さい。

ちなみに電車・気動車の場合、長編成は自ずと2M以上になると思いますので割愛しています。一応2回目のテストでTOMIX製455/475初期ロット12両2M(室内灯無し)で走行してますが全く問題ありませんでした。

 

路線数は複線エンドレス2線、単線エンドレス1線の設定となる予定です。複線エンドレスと単線エンドレスの雰囲気に差をつけるために単線エンドレスの駅部分の有効長はテスト結果の編成数量よりも短くする方向で検討しています。その代わり側線を付加します。逆に複線エンドレスは勾配がもう少し緩いので有効長はテスト結果よりも長くすることを検討しています。M比を上げてさえしまえば編成長はもっと伸ばせるので電車・気動車の事を考えてなんとか15両入るように設計を進めています。

尚、今回は架台からシーナリーまで全て当店スタッフだけで製作をする予定です。無事に出来ればこれで一通りのレイアウト製作ノウハウが構築出来るかなと期待しています。とは言うものの工事自体は来年の10月以降となる予定です。すでにTwitterでつぶやいてますが空調機の更新工事が決まったのでそれまでは架台が設置出来なくなりました。まぁ見方を変えるならもうしばらくはこの店も営業が続くということです。

 

 

 

 

また、木を百本単位で製作する時期が近づいてきてちょっと気が重いです。

 

 



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