Rail heigen

Nゲージのレンタルレイアウト店(貸レ)を作ってあんなことやこんなことが出来たら良いなと夢をひたすらふくらます日記

マッシュアップレイアウト

2020-08-05 12:00:00 | 日記

工事は続くよどこまでも

 

営業再開して1ヶ月少々が過ぎました。諸々対策はしつつもあとはいつも通りの営業をしています。おかげさまでご利用もだいぶ休業前に近い所まで戻ってきました。座席数が広さの割に少ないのも幸いしているかもしれません。レール密度を下げたのがここへ来て功を奏しているかもしれません。設計当時から売上げが伸びない要素なのであれこれ言われることもありましたが。(笑)

その休業期間も利用しつつ営業再開後の現在も引き続きレイアウトの工事をしています。今は少しペースを落としてやってますが不要なメンテナンスピットを埋める工事をしてます。線路が増えてたり減ったりする工事はちょっとストップして今は情景の作り込み主体にしています。線路はもう少し先になりますがいくつか計画があるのでお楽しみに。

 

 

 

要素合体

 

このレイアウトは見せ場やキーとなる場所の情景を決める際にいくつか参考になる実景を引っ張ってきてそれらを混ぜ合わせるという方法を採っていました。なにか良い名前はないかなと考えて思いついてのが今回のブログのタイトルです。マッシュアップは音楽で使われる言葉で簡単に言うと、ある曲からはリズム(ドラムやベース)を、ある曲からは上物(ギターや鍵盤)、ある曲からボーカルトラックを抜き出して重ねて新たな曲を作る。みたいなものです。なんとなくここのレイアウトの考え方に近いかなと思ったのです。

私の感覚では、世にあるレイアウトの多くは全くの空想かどこかの実景をトレースしている印象があり、好きな事業者や場所など関係なくいろんな実景をつまみ食いして組み合わせるレイアウトはそんなに多くないのではと思っています。個人レイアウトの場合は架空の事業者を作ったり好みの事業者(複数になることも)や場所をモチーフにすることもありますし、お店の場合はリアリティよりも使いやすい形に作る事を優先しなくてはならない場合などもあります。

作る事だけ考えたら実在の風景を完璧に再現出来たら見応えはあるのかもしれません、しかしそこで遊ぶ人の事を考えるとシーナリーが精巧になればなるほど走らせる車両の選択肢(車種・加工の有無など)を狭めてしまわないかと思ったのです。全員がその心境になることはないとは思いますが肝心なレイアウトそのものが「壁」みたいな存在になってしまったらそれは残念なことです。空想の風景だって自分の都合の良い空想を作ってしまうと現実の世界ではあり得ない構造や形が生まれてしまい違和感を拭えなくなってしまう事もあります。

 

 

 

なんとなくあの場所

 

このレイアウトの理想の1つは、あるエリアに於いて、少なくとも3つぐらいの事業者や場所のイメージがおぼろげにあって見る人によってピンとくるものが異なるというものです。だからその時にハマっている事業者や地方などによっては同じ人でも見る度に印象が変化する情景がそこに展開されれば良いなと思いながら設計・製作しています。たまに想像していなかった遊び方をお客様がされてこちらが気付かされることもあります。

今行っているピット埋設工事も複数の実景を組み合わせながら地形を決めております。既設のエリアも必要に応じて改修することもあると思います。今回の工事では連続性のある地面が出来て動画・画像が撮りやすくなることも目指してます。

 

 

 

最後に

 

今後もこのブログは活字メインで進んでいくと思います。なので画像などはHPやSNS等でご覧頂ければ幸いです。

それから冒頭の画像にあるエリアも3カ所くらいの海岸線を参考にしています。川の河口部も含めると6カ所くらい使っています。

 

 

 

 

川はあと2本。目指せダム。

 

 


途中経過その2

2020-04-18 01:00:00 | 日記

 

そろそろ

 

今週の川の様子です。葦原が出来て水漏れもチェック完了。早ければ来週にもいよいよ水の素材を流し込みます。今回の水の素材にはKATOから出ているディープウォーターを使用します。川自体は画像の上側にも上流が続いており全長で8m程ありますので相当な量と回数を流し込む必要がありますのでこの作業だけで2,3日は要する可能性があります。1週間に1回の作業なので5月の連休は跨ぐかもしれません。漁港もディープウォーターを使用しましたがこのときの反省点を生かして良い川になると良いなと思います。あとこの作業に前後して川沿いの線路周りも少し手を加える予定です。

 

 

 

 

ところでこっちは?

 

こちらは新たに始めた造成工事です。線形変更工事に伴う再開発は駅前も大事なのですがまずは人目に付きやすい南側の丘から施工します。以前は丘丸ごとトンネル内のメンテナンス用の蓋になっていたのですがもう少しコンパクトにして取り回しを良くしようと思います。また、線形変更によりトンネル出口付近の地形が変わってしまったのも蓋の作製と再造成の大きな理由になります。地形(等高線)も原設計の地形により近い形状にします。この工事は私が今週からひっそりと始めたのですが蓋の構造を決めるのに難儀して進みが遅くなってます。とりあえず構造と作り方は決まったので次の作業からはもう少しスピードが上がると思います。

地面の積層は人によってやり方は様々かと思います。私は、以前はざっくり発泡材を積んだらあとはカッターで切り出すという方法でしたが今回は等高線地図のように階段状に積んで最後に紙粘土で成型する方法をやってみることにしました。作ろうと思っている地形がところどころフラットが必要なのでこの方法が一番フラットを出しやすいかなと思い選びました。あと法面は今のうちになるべく丁寧に切り出します。法面補強の表現などをしたいところはこれが出来ていないと補強の種類によっては結構苦労します。

 

 

 

運休が必要な工事は今のうちにやりきった方が良さそうな気がしてきたのでもう1個大きな工事をやってしまおうかと検討中です。

 

 

 


コツコツと

2020-04-04 10:00:00 | 日記

わりとすぐでした

 

前回の投稿で次の工事は~、みたいなフリをしてましたがもう始まりました。店内には工事概要を掲示していましたが今月から河川工事を行います。今まで山岳貨物線沿線の河川が枯れ川状態でしたので水の素材を流します。その前にまずは川を分断してしまっているメンテナンスピットの穴埋め工事から行います。幸いメンテナンスに当該ピットは使われてなかったので完全固定で埋めてしまいます。

・・・そしてさっそく埋まりました。スチロールを使ってのレベル出しまで終ってます。まだ工事初日です、早いですね。世間はいろいろ大変な状況でなかなか会員の方もご覧になる機会が作りにくいかと思いますので今回もマメに進捗を投稿したいと思います。

ちなみに今回の造形工事は村田様という以前は怪獣の原型などを作られていた方にお願いをしてます。「積極的な」お名前だしの許可を頂いてるとは言え、なかなかブログに個人のお名前を出して良いのか迷いがありまして・・・、細かいご紹介などは改めて出来ればと考えてます。

 

 

 

 

こちらのほうも

 

3月に店舗スタッフで行った工事の残作業も少しずつですが進めております。フレキシブルレールの再敷設に際しては試験的にTC省力化軌道なるフレキ用枕木を使ってみました。これはDMMのクリエイタズマーケットで見つけて注文しました。PC枕木と比べるとだいぶ雰囲気が変わりますのでアクセントになれば良いなと思います。バラストの処理はこの後にもう一手間加えて「あの感じ」を出せるかトライしてみます。これが終れば架線柱の復旧と柵の設置、民地の再造成など本格的なシーナリー作業に入っていきます。駅のホームは一足お先に出来上がるかもしれませんが、そのホームについてもいろいろ実験的な要素を盛り込んでいますので次回紹介したいと思います。

 

 

 

 

まずはよく寝てよく食べ体力をつける。そしておうちでゴロゴロして太るのです。

でも寝る前にちゃんと歯は磨きます。

 

 


全線再開

2020-03-24 10:00:00 | 日記

とりあえず

 

全ての路線が営業を再開しました。この集中工事は線路の敷設最優先でしたのでシーナリーはこれからコツコツ復旧&新設していきます。バスとか踏切とかクリアする課題が多いので少し時間は掛かりますが以前よりもクオリティは上がるように頑張ります。その為にも今回は地面の成形は今後手を加えやすいように素性の良い仕上げを目指しました。まぁ粗い所はありますがそこは今後完全に隠れる予定ですのでしばらくお待ち下さい。。

なお。冒頭の赤羽駅についても順次ホームとアクセサリー、照明が追加されていきます。

 

 

 

より複雑な地形になった中目黒エリア

・クリアランスがなさ過ぎて車が通れなかったガード下の道路は掘り下げる準備工事まで完了。

・ビームを渡している橋脚は今後意匠を変更する可能性あり。

 

 

左:工事後 右:工事前

関東私鉄線と新幹線の位置関係の変化

・私鉄の駅は貨物ターミナル側(西側)へ約90mm移動し新幹線は逆に130mm東側へ移動した。

・新幹線の移動距離の方が大きいのは私鉄駅のホーム幅が通常よりも広くなり構内全体の幅も広がった為である。

・工事前にみられた緑の丘(本当は公園)はトンネルのメンテナンス「蓋」を再作製するのに伴って本来予定していた地形で再作製する予定。

・トンネルポータルは本線オーバーパス部を橋梁としたため分離して作製予定。

 

 

 

よりすっきりした関東私鉄線の疑似複々線の離合部と視界を広げた堀割部分

・堀割の線路・道路をまたぐ関東私鉄線の躯体は全て再作製し架線柱の設置を考慮した寸法に変更。

・自動踏切の設置。配線は不足部材の入荷待ちにより後日施工。

・堀割部は可能な限り法面を作製し客席から見える範囲を拡大。法面の表現は今後追加予定。

 

 

 

 

ということで

 

運休にしてやるような工事は今後そうそうないとは思います。あってもちょっとした線路の追加とかだと思います。とにかく更地にしちゃったところの再開発ですね。特に駅前は文字通りの再開発もやってみようかと考えてます。とはいえ4月からはまた新たな工事を行う予定です。今度のテーマは「水」です。

 

 

 

ところで22番線とか出来ないの?

 


途中経過2

2020-03-15 10:00:00 | 日記

新幹線は運行再開

 

無事に線路の締結まで終わりました。今後も路盤の変位やレールの調整は継続してより滑らかな軌道に仕上げていきます。あとはロングレールのおかげでジョイント音が少し変わったような気がします。

 

 

 

関東私鉄線はもう少し

 

この路線は新幹線と一緒に線路位置を変更したため駅の構造が赤羽っぽくなります。線路も客席エリアにちょっと近づきますので視認性も上がります。中目エリアも上空に高架が架かりましたがガード部は橋梁に変更したり地形も調整して中目感が残るかトライしながら作業してます。

 

まずは早期再開を目指し線路の敷設を優先して作業を進めます。