ワタクシ、この春に人事異動で新しい部署にやって参りました。
ワタクシの他にも何人かいらして、まぁそれはどうでも良いのですが…。
同じ担当になった人がいまして…。その人を仮にＨさんと呼びましてね、その人と他の人Ｏさんとの会話が耳に入りまして…。
Ｈさんに対して、とてもムカついてしまいました。
その話の内容はこんな感じなのです。
Ｈさんは、人参が嫌い。
その理由を聞いてみました。そうしたら、甘いから、という回答でした。
同じく、玉ねぎも嫌いだそうです。
火を入れると甘くなるから、気持ち悪いとの事。
ワタクシと、その話を聞いていたＯさんは、「ふーん」と思いました。
それは、本来の野菜の「旨味」なのに、と。勿体ない感性をしているなぁ、と思いました。
更に話は続いておりまして、今度は納豆です。
納豆…まぁ、関西圏の方々なら匂いが…というのをよくよく耳にしますので、てっきりそういうのか、と思いましたら。
違うんです。
その理由が…。
「腐っているから嫌い」なんですって。
はぁ～
……とワタクシは思いました。
このＨさんは、嫌いなんじゃなくって食べず嫌いなのでは？ とさえ思いました。
腐っているのではなく、「醗酵（発酵）」させているだけなのに？
元々は、大豆でしょ？
大地の肉でしょ？
……アナタ、そんな事も知らないの？
って言ってやりたかった。（…言わないよ。勿論）
じゃあ、ヨーグルトは食べないの？ と思わず聞いてしまいましたワタクシ。
その回答は、「食べる」んですって。
思わず、Ｏさんと顔を見合わせてしまいました。
多分、同じ事を考えていたんじゃないのかなー…と。
そして、「嫌い」という言葉を軽々しく使う人とは出来るだけ距離を置いてお付き合いをしようと改めて思うのでありました。
ワタクシは、何時の頃からかなぁ…。「嫌い」という言葉は使いませんね。セリフなら仕方がないけれど。
全て「苦手」という言葉に変換させて使用しています。
何でかって？
だって、ワタクシが好まないものを「好き」な方がこの世の中には沢山いますからね。
それを無下に「嫌い」という言葉だけで「片付けたくない」のと「好んでいる方々に対しての配慮」からですね。
ワタクシ。
人参が大好きです。勿論玉ねぎも。
火を入れて甘くなるところも、だぁ～い好き
人参や玉ねぎの農家さん、何時も美味しい野菜を作ってくれて、ありがとう。
この言葉に尽きますね。