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ラジアンのきままにゲーム日記

ゲーム(レトロゲームから最新ゲーム、pc同人ゲーやフリゲまで)についてや映画等について適当に書くブログ。たまにR-18

ゼルダの伝説、恐怖の時系列。

2014-01-09 22:44:23 | レトロゲー
皆さんご存知、任天堂において、マリオ、カービィあたりと肩を並べる人気タイトル、ゼルダの伝説。

一作目『リンクの冒険』がファミコンで発売されて以来、不動の人気を誇ってきたといっても過言ではないでしょう。

私自身は自宅に置いてあったリンクの冒険に手を出した幼稚園の頃。「なんじゃこのゲームは!」てなって碌にクリアできなかったことを覚えています。ww

さて、今回はそんなゼルダの伝説シリーズにおける、時系列の話をしましょう。

公式インタビューとかをまとめて、時系列表を出してみました。

それが、こちらです!(某所から引用しました)



うーむ、とってもわかりやすい表ですね。

時のオカリナの、敗北ルートというのは最終決戦でガノンドロフが魔獣ガノンと化した後に負けた設定です。

よって、このルートのガノンドロフはあの豚魔獣の姿のままです。意外なほど整合性があるなオイ。

問題は勝利ルート③と④の違い。

③は、時のオカリナのリンク視点です。要するに、七年前に帰りハイラルから追い出されたリンクの視点です。

この世界の場合だと、そもそもにガノンドロフがトライフォースを手に入れることができず、ハイラルは完全に無事です。

しかし、リンク本人はハイラルのみならずタルミナ(ムジュラの世界)までも救うものの誰にも気づかれないという悲惨にもほどがある人生を送ります。

そして、その無念から骸骨剣士となり、トワイライトプリンセスのリンクに技を教えてくれる師匠として現れます。

④は、リンクが救ったハイラルの末路です。

この世界では、ガノンドロフを一度倒したものの、リンクはタイムワープして帰ってしまった後なので当然現れず、ハイラルは壊滅してしまいます。

そっから風のタクトに進むわけですね。風のタクト冒頭の歴史の本からもこのことがわかります。

結論としては、時のオカリナのリンクがとんでもなく可哀そうだということです。

ルートが
・世界を救いまくるが誰にも気づかれず歴史にも残らない。

・世界を救ったがその世界から追い出されたため二回目の助けに現れきれず人々から失望される。

・そもそも死ぬ。

……どうあがいても絶望しかないorz

以上。ゼル伝の時系列考察でした。

個人的に唯一大好きだったパズル?ゲーム。

2014-01-07 22:10:52 | レトロゲー
これはパズルゲームというべきかどうかは迷うけど、限られた時間内で持ってる技術を駆使してパズル的な面を解くシーンが多いのでパズル&アクションとさせていただきました。

そのタイトルが、コレ。



『海腹川背』です。

このゲームは主人公の女性である海腹川背さんが、ゴムロープの先にルアーをつけた者を用いて、壁や天井につかまりながらゴールを目指すゲームです。

このゲームにおける、このゴムロープを使った独特のアクションを「ラバーリング・アクション」と銘打っており、ぶっちゃけとこぞのゼルダの伝説のフックショットの挙動が怪しいバージョンな動きを見せます。
使用例としては、敵にぶつけてひるませる、垂直に反動を利用して超ジャンプする、広い穴を飛び越す、等々。枚挙につきません。

風のタクトに出ていたフック付きロープに実感は近いかもしれないですね。

このゲーム、恐ろしいことに明確なクリアが存在しません。

なぜかというと、先に進んでいくというゲーム性質のくせにまさかの30分以上かけるとその時点でその面が最終面になるという、ちょっと昨今のゲームでも考えられない仕様のためです。

そのため、タイムアタック的な要素を多く含む、比較的廃人向けの仕様になっていると思います。

30分という限られた時間の中でその面の仕掛けを解き、次の面へと進んでいく。非常に簡素な設定ながらどうにも飽きさせない、そういう魅力を持ったいいゲームだと思います。

全部で57面ありますが、入る扉(出口)によってワープする面が決まっているので、最速で動けば、単純計算で一面2分半でとばす快速ペースで行けば問題ないです。…ムズイよ!!ww

……ここで終われればよかったんですが、このゲーム、実はとんでもない裏設定が存在します。

この裏設定、あまりにもゲームの世界観に反するというか、暗すぎるので、耐性がない人には要注意です。


では、開発者が公開を中止したという曰くつきの裏設定をどうぞ。

■川背の生まれる数年前


すきのない究極の味を追求して全国を流れ歩く「流しの板前」(後の)川背の父と、人を喜ばせるための味を追求して場末の定食屋を手伝っている(後の)川背の母が出会う。

同じように味の道を追求する若い二人は結婚し、小さな定食屋を始めるが、すきのない厳しいプロの味を目指す父は、あたたかい家庭のぬくもりにひたり、しだいにプロとしての厳しさを失っていく自分に気づく。

味の道を捨てられない父は、再び流しの板前としての道を選び離婚。娘二人は、姉は母方、妹(川背)は父方にひきとられる。

川背は、まだ物心つく前(1才前後)で母と姉の記憶はなく、その後も何も聞かされなかったため、姉がいることは知らない。


■川背が中学生の時


父と二人で全国を流れ歩きながら、しだいに味の道に目覚めていく川背。

ある日、いつものように究極の素材を求めて山へ入った父はそのまま行方不明に。

警察の捜索でも見つからず、結局死亡届が出される。住み込みで働いていた料理屋で質素な葬式が行われる。

その後川背は、料理屋の夫婦の世話で中学を卒業、高校進学を勧められるが、父の意志を受け継いで流しの板前になる決意をする。

その前後、川背の姉もまた母の店を手伝いながら味の道に精進していたが、しだいに厳しいプロの味に引かれはじめていた。

母は、離婚した父と同じ厳しい味を求めはじめていた姉に、好きな道を選ばせる覚悟を決める。

が、「ふぐの肝も食わずに味の道は語れん」と豪語する客の話を聞いた姉は、母の留守中、店で出すために仕入れてあったふぐを無免許で捌き肝を食べて中毒死する。




■川背19才くらい


板前としての腕にも磨きがかかり、いつものように「板前募集」の張り紙を見てフラっと定食屋に入る。

とりあえず賄い(まかない)として出された何のへんてつもない素朴な料理をなにげなく食べるが、今までに味わったことのない究極のおふくろの味にショックを受ける。

自分の力の無さを思い知り店を出ようとするが、一目見て我が娘と気づいた定食屋のおかみに引き止められ、その店で一から修行し直すことになる。

実の母とは知らずに、毎日楽しく愛に満あふれた日々を過ごす。(この間に姉とは知らずに、死んだ姉の話も聞く)

ある日、川背一人で買い出しに出かけた市場で何気なく聞いた話から、定食屋のおかみが自分の母であることを知る。

味のために死んだ父や、無免許でふぐを捌いて死んだ姉を思い、自分の進むべき道を見失っていたことに気付く。

置き手紙をして店を出ようとする川背に、全てを悟った母が「最初で最後の母の味」と、自ら握ったおにぎりを差し出すが「自分の進むべき道は厳しさの道」と、受け取らずに心で泣きながら出ていく。

味の道の奥深さを学んだ川背であった。

ゲームの舞台は川背の深層心理で、ゲーム中のビジュアルは深層心理を映像化したものであり、いわば川背の(夜見る)夢のようなものである。

常に、満足に得られなかった親からの愛を求めて、すきま風が吹いているので、ずいぶんと殺風景な心象風景となっている。

川背の生活に、当たり前のようにのしかかる「味の道の模索」は、そのまま、魚との格闘という形で現れている。

しかし、本来は自分自身との戦いであって、これは「海腹川背」のゲーム性が、まさに自分との戦いであることに通じる。




……暗いよ。ああ、だからこんなくらいゲーム画面なのね。



最後に、少しでも気分が明るくなるように、この画像で今回は〆ましょう。

LIIVE A LIVE 総評

2013-09-01 12:24:37 | レトロゲー
はい、これまでまさかの一週間かけて紹介してきたライブアライブですが。
今回はストーリー面じゃなくてシステム面+ゲームとしての総評をまとめて行きましょう。

まず、バトル。
ある意味こういうオールスターモノの宿命とも思えますが、強キャラ弱キャラの違いがはっきり出てしまっているゲームです。
そのせいで、『最終編』のパーティメンバーは固定されがちになってしまいます。更に下位互換、死に技なども多く各キャラ使えそうな技は三つくらいになってしまいます。
そのため、ある意味では成長の楽しみが奪われてしまってる感があり、そのせいでレベルアップにやらされてる感が付きまとってしまうのが難点っちゃあ難点です。
でも、ぶっちゃけRPGにしては異例のlv20位でクリアできるので、そういう意味でもFEに近い気がしてきましたww(レベル的な意味やキャラ間の強弱などの話。)

次にストーリー上の問題点。
『最終編』でしゃべらない主人公、つまり『原始編』のポゴか『SF編』のキューブを選んでしまうと、最後のオディオとの会話で、オディオが勝手に自己完結して終わります。まあ、しょうがないっちゃあしょうがないんですが、これはあまりにも味気ない。

いい点。
・はまれる人はとてもはまれるストーリー
・逃げれる戦闘(イベント戦以外)では確実に逃げれる親切設計。(ゲームテンポ向上)
・アイテム、技全てにわかりやすい説明文が表示されている。
・各編ごとに専用の戦闘曲がある。そのため長編RPGにありがちな音楽に飽きることが少ない。
・その音楽がほぼすべて高クオリティ。非常に盛り上がる。イベントでの挿入のタイミングも完璧。

等、RPGとして押さえておきたい点はすべて押さえています。
上述の問題点も多少はありますが、それを差っ引いても今なお名作として遊べるゲームだと思います。

こういうゲームって今の世に出ないのかなぁって気はするんですが、下手にするとただの二番煎じとかになっちゃうからこれはこのままでいいのかもしれませんね。


前述のとおり、ヴァーチャルコンソールでの配信やリメイクは絶望的でしょう。SFCのソフトで入手するしかないというのは過酷な条件ですが、条件が整っている方はぜひやってみてほしいです。

以上。ここまで。

LIVE A LIVE(ライブアライブ) ストーリー5

2013-08-31 20:56:15 | レトロゲー
台風消滅キター!!!!

ということでテンションが壊れ気味ですが、一応今日でライブアライブの話は終わる…と思うよwww?

少なくともストーリーの話はとりあえず終わります。全体総括の感想は明日かも。

『最終編』
それぞれの時代の宿敵を倒し、平凡な日常に戻ろうとしていた主人公たち。
しかし、突然「きたれよ 未だ人間に幻想を抱くものよ いざなおう 真実を知らしめんために」の声とともに突如クラヤm二の世界に連れ去られえてしまう。(ここでプレイヤーキャラを選択。)
そしてその世界で、「オディオ」と名乗るものが主人公(さっき選択したキャラ)に語りかけてくる。
一つは、英雄となった主人公たちに助けを乞うばかりだった他者など救う価値がないのではないかということ。
そしてもう一つは、彼らの戦ってきた目的そのものが、人間の信頼という幻想に過ぎないのではないかということだった。
葛藤を覚えながらもオディオに反発する主人公。それに対して、オディオは自分にとって大切なものを守るために他者を傷つけてもいいのか?という問いを投げかけ、そして主人公たちをルクレチア王国へと飛ばしてしまう。

魔王オディオとなったオルステッドにより、人が消え、強力な魔物の徘徊する異界に変貌したモノトーンのルクレチア王国。
そこを旅する主人公達にかつての住人達の亡霊はルクレチアの最期を嘆き、かつてオルステッドが信頼した仲間たちは、彼の破滅に無念や自責の念を語るのだった。
共に送られてきた位階の英雄たちと合流する主人公。

滅びた村で昼寝しているアキラ。

独り、放浪するサンダウン。

勇者の山の山頂にたたずむ心山拳継承者。

野草の群生地をうろつくポゴ。

バッテリーが外れて野ざらしにされているキューブ。

看板の上に隠れているおぼろ丸。

城の地下牢で相変わらず筋トレをしている高原。

時に戦い、時になつかれながら彼らは元の世界に変えるために魔王山へと向かった。

魔王山に巣くう魔物を退けつつ、奥に進むと石像が並ぶ不気味な部屋が広がっていた。
驚がくする英雄たち。そこに飾られていた石像は自分達が倒していた宿敵たちにそっくりだった。

そして最頂部、オルステッドとストレイボウが殺しあった魔王像の前。そこに魔王・オディオ(オルステッド)がいた。
自分が英雄たちをこの世界に呼び寄せた事を明かすオルステッド。どうしても伝えたい事があると言う。
オルステッドは英雄たちに人間の愚かさを説く。そしてそれを守るために他者を傷つけ、時代の敗者達をかえり見なかった英雄たちを罵る。
そして、英雄たちの返答に失望したのか「お前らもここの世界の人間たちと同じだ」、と怒り、本性をむき出しにし、襲いかかってくる魔王・オディオ。
巨大な顔のパーツの化け物(デスタムーア最終形態よりグロい。)。もはやそこに人間・オルステッドの姿はなかった。

勇者たちに敗北し、魔力を失ったのか人間の姿に戻ったオルステッドは自分にとどめを刺すように勧告する。(ここで分岐。とどめを刺すと結局元の世界に帰れずNEVER ENDという非常に後味の悪い終わり方になる。)

あえてとどめを刺さず、魔王山を下山しようとする勇者たち。しかし件の石像の間についたとき、背後からオルステッドが追いかけてきて、「まだ終わっていない、汁がいいオディオの意味を!」と叫ぶ。
オルステッドの言葉に呼応するように七つの石像が光り始める。
「それは太古なる昔より、はるかなる未来まで、平和なる時も、混乱の世にも、あらゆる場所、あらゆる時代に、戦いの火種となるもの。人間がいる限りその感情は途絶える事はない。その感情の名は『憎しみ』。あるいは、オディオという。」
そして次の瞬間、勇者たちはそれぞれの石像に吸い込まれていき、再びそれらの宿敵との一対一の戦闘を強制される。

しかし、この世界でさらに強くなった英雄たちは、かつての宿敵を、そう、その時代の『オディオ』達を次々に撃破していく。
ついに全員が無事に石像の前に戻ってきたときに、敗北を悟り今度こそオルステッドは地に伏した。そして、自分がこのまま死ねば全員元の世界に戻れる事を伝える。
そして「誰でも魔王になる可能性がある」と不気味な言葉を残し、息絶えるオルステッド。そして英雄達は自分の時代へと帰っていった。

その後、

ポゴには、べるとの間に子供が生まれた。

キューブはカトゥーの元で幸せに暮らす。

高原は更なる強敵を求め旅った。

心山拳継承者は弟子を取り、道場を開設。

アキラはいつもの面々と騒がしくも楽しい日々を送る。

サンダウンは死に場所を求め荒野を再び放浪。

おぼろ丸は坂本竜馬の護衛として、襲いくる忍びを蹴散らしていく。(おぼろ丸の場合、幕末編での最後の選択肢によって結末が変わる。忍者のままなら忍者として生きる。)

そして誰もいなくなった中世編の世界から禍々しい気が消え、次第に森や山が鮮やかな色を取り戻していったのだった。
THE END

以上。
全体総括、ゲームとしての良さ、問題点は明日。

LIVE A LIVE(ライブアライブ) ストーリー4

2013-08-30 21:56:47 | レトロゲー
まさかここまで続くとは思わなんだwww

しかし、あれです。いま、台風が絶賛接近中なので、正直いつ停電するか怖くてパソコン触りたくない状態ですねwww

ま、普通に書いていくんですけどww


『最終編』
これまでの主人公たちの中から一人を選んでプレイするオールスター集結編。なんと、『中世編』の主人公オルステッドも選ぶことができます。彼を選んだ場合とそうじゃない場合とでシナリオが異なるつくりになっています。ランダムエンカウント性を採用してますが、どこにいても敵しか出てこないというか主人公たち以外の人間が一切いません。最初に、オルステッドを選択したパターンから始めましょう。サブタイトルはないです。
魔王オディオへと身を落としたオルステッドは手始めに自分を勇者ともてはやしたのちにまおうと罵倒した自分勝手なルクレチア王国の人々を皆殺しにする。
ルクレチア王国から人間は消え去り、魔物のはびこる混沌の世界に代わってしまった。しかし、オルステッドの復讐心は終わることを知らない。オルステッドはほかの時代へとその目を向けたのだ。
魔王城の最奥部には、七体の石像があった。それらは各時代の「オディオ」の名を冠する魔王の化身たちの石像だったのだ(ここでこれまでの記事を読み返してみよう、ラスボス関係の名前にオディオのもじりがなされています。)。
魔王オディオとなったオルステッドは憎しみの力を介して各時代の魔王に力を与えることができるのだった。
オルステッドは敗者となってしまったがゆえに悪者とされてしまった彼らを復活させて、各時代の勇者たちに復讐をもくろんだのだった。

原始時代、生存競争に負けてしまった恐竜に。

幕末時代、魔の力に手を染めてまで未来を築こうとした大名に。

「力」を全てとし、強さを追求する功夫の求道者に。

一度は最強の座についたものの時の運により敗れた哀れな格闘家に。

人間に絶望し調和を望んだ機械に。

戦争で死んだ人々の魂が集まったできた、非業のならず者に。

世界すべての人間をひとつにしようと考えた大いなる神に。

それぞれに力を与え、そしてそれぞれのオディオたちは見事勇者たちに勝利し歴史は変化したのだ。

勝利の余韻に浸り、「我々こそが真の勝者なのだ!」と一人高笑いするオルステッド。
時代を超えた人間に対する復讐を終えた彼を傷けようとする者はもういない。
一人誰もいなくなったルクレチアの白を歩くオルステッド。アリシアとの思い出を刻んだ場所で彼は一人思う。
「本当にこれでよかったのか?」
と。
しかし、その答えはもう帰ってくることはない。なぜなら、彼以外にはもう誰もいないのだから。

余談。
要するにこのシナリオは、今までのボスを使って主人公側をぬっ殺すというとんでもないものです。いまだかつてここまでボスを自由に動かさせてくれたゲームがあったでしょうか。たぶんないです。
ここで、ボスの体力が一定まで下がると、「逃げる」のコマンドが「ハルマゲドン」に変化します。
このハルマゲドンを選択すると、なんと。
その時代を含む全時代が消滅し、本当の意味でのそして誰もいなくなったエンドになります。
鬱エンドってレベルじゃねーぞ。

と、いうわけでほかの主人公たちの分は明日ということでwww

まだまだ続くよー。