はい、また先に言います。
今日でも終わりませんorz
理由は『最終編』はイッキに全部書きたいので、そうなるとやっぱり今日は『中世編』だけで区切んなきゃいけなくなっちゃうんですよねww
そういうわけで、今日は『中世編』だけです。
『中世編』
主人公である騎士を操作して、親友の魔法使い、かつての勇者や賢者と協力して魔王を封印するという一見王道のストーリーだが…。この当時のスクウェアが大好きだった、人がいっぱい死んじゃう系のRPG。ライブアライブの真骨頂のようなストーリーであり、中盤からのどんでん返しが素晴らしく従来のRPGに対するアンチテーゼの形をとっている。戦闘方式もフィールドでのランダムエンカウントであると非常にRPGっぽいものになっている。サブタイトルは『魔王』。
ルクレチア王国の武道大会、それに出場していた騎士オルステッドは親友の魔道士、ストレイボウを下して見事優勝を果たす。
その夜、王国の姫、アリシアから「誰よりもあなたを信じる」と言われ、将来の約束を交わす。
しかし、かつて、勇者ハッシュと賢者ウラヌスに倒されたはずの魔王が復活し姫をさらって行ってしまう。
魔王を倒して姫を取り戻すべく旅立つオルステッドとストレイボウ。
隠遁生活を送っていたハッシュとウラヌスを仲間にし、禁断の地で魔王を倒す。
しかしこの魔王は偽物だといい残し、勇者ハッシュは病にて急死してしまう。不吉なことは続くものでさらわれたはずの姫も見つからなかった。
さらに、魔王の間から出ようとするときに突然落盤が発生。ストレイボウが生き埋めになってしまう。
どうすることもできずにオルステッドとウラヌスはいったん城に帰還する。
その夜、夜中に目が覚めてしまったオルステッドは城内を散歩するが、なんと玉座には憎き魔王の姿が。
なぜか無抵抗な魔王を一太刀で切り捨てるオルステッド。しかし、その正体はなんと国王だったのだ。
国王殺害の犯人として追われついにオルステッドとウラヌスは投獄されてしまう。
人々はオルステッドこそが魔王だったのではないかと噂し始めるようになってしまった。
そして、ウラヌスはすべての希望をオルステッドに託し、オルステッドを楼から逃がすために魔力を使いきり獄中で絶命する。
ウラヌスの言葉通り真実を確かめるべく一人で禁断の地へと趣魔王場へと向かうオルステッド。しかし、彼はそこで信じられないものを目にすることになった。
そう、最奥部で待っていたのは生き埋めになったはずの親友、ストレイボウだったのだ。
呆然とするオルステッドを前にしてストレイボウは不気味な狂気じみた笑い声をあげ、真実を語り始めた。
魔王を倒した時にストレイボウはただ一人だけ姫を画している秘密の部屋の存在に気が付いていた。
しかし、彼はここでこう考えていた。このまま姫を連れ帰ったところで、一番の手柄はオルステッドのものだろう…、と。
国にもみんなから期待され姫からも想われている親友。自分はこのまま一生引き立て役で終わってしまうのだろうか。
オルステッドさえいなければこんな思いはしなくていいんじゃなかったのだろうか。
そう、奴さえいなければ。
憎しみにかられたストレイボウは、オルステッドとウラヌスが部屋を出たあと、魔法で周りの岩盤を崩し落盤事故を装う。
そして、一人で姫を救出し、オルステッドが国王を殺すように仕向けたのだった。
「あの世で俺にわび続けろ、オルステッド!!!」
全てを語り終えた彼は、その台詞とともに憎しみをむき出しにしてオルステッドに襲い掛かる。
辛くも勝利したオルステッドの目の前で、呪詛の言葉をつぶやきながらストレイボウは息絶えていった。
そんな彼の前に、隠し部屋から姫が現れた。しかし、その姫すらもオルステッドを拒絶し、「あなたに負けるものの悲しみはわからない」、と痛烈に責め立てた後、ストレイボウの後を追い、自ら命を絶ってしまったのだ。
二人の屍を前に苦悩するオルステッド。
ハッシュもウラヌスも、自分を信じてくれる人がいるならば自分もその人を信じるべきだといっていた。
しかし、彼にはもう親友も、愛する人も、国の人々も何も残されていなかった。
そう、彼らが倒そうとした魔王は最初からいなかったのだ。
絶望の末に彼が出した結論は、自らが魔王となることだった。
そう、魔王「オディオ」に。
以上。明日に続きます。
今日でも終わりませんorz
理由は『最終編』はイッキに全部書きたいので、そうなるとやっぱり今日は『中世編』だけで区切んなきゃいけなくなっちゃうんですよねww
そういうわけで、今日は『中世編』だけです。
『中世編』
主人公である騎士を操作して、親友の魔法使い、かつての勇者や賢者と協力して魔王を封印するという一見王道のストーリーだが…。この当時のスクウェアが大好きだった、人がいっぱい死んじゃう系のRPG。ライブアライブの真骨頂のようなストーリーであり、中盤からのどんでん返しが素晴らしく従来のRPGに対するアンチテーゼの形をとっている。戦闘方式もフィールドでのランダムエンカウントであると非常にRPGっぽいものになっている。サブタイトルは『魔王』。
ルクレチア王国の武道大会、それに出場していた騎士オルステッドは親友の魔道士、ストレイボウを下して見事優勝を果たす。
その夜、王国の姫、アリシアから「誰よりもあなたを信じる」と言われ、将来の約束を交わす。
しかし、かつて、勇者ハッシュと賢者ウラヌスに倒されたはずの魔王が復活し姫をさらって行ってしまう。
魔王を倒して姫を取り戻すべく旅立つオルステッドとストレイボウ。
隠遁生活を送っていたハッシュとウラヌスを仲間にし、禁断の地で魔王を倒す。
しかしこの魔王は偽物だといい残し、勇者ハッシュは病にて急死してしまう。不吉なことは続くものでさらわれたはずの姫も見つからなかった。
さらに、魔王の間から出ようとするときに突然落盤が発生。ストレイボウが生き埋めになってしまう。
どうすることもできずにオルステッドとウラヌスはいったん城に帰還する。
その夜、夜中に目が覚めてしまったオルステッドは城内を散歩するが、なんと玉座には憎き魔王の姿が。
なぜか無抵抗な魔王を一太刀で切り捨てるオルステッド。しかし、その正体はなんと国王だったのだ。
国王殺害の犯人として追われついにオルステッドとウラヌスは投獄されてしまう。
人々はオルステッドこそが魔王だったのではないかと噂し始めるようになってしまった。
そして、ウラヌスはすべての希望をオルステッドに託し、オルステッドを楼から逃がすために魔力を使いきり獄中で絶命する。
ウラヌスの言葉通り真実を確かめるべく一人で禁断の地へと趣魔王場へと向かうオルステッド。しかし、彼はそこで信じられないものを目にすることになった。
そう、最奥部で待っていたのは生き埋めになったはずの親友、ストレイボウだったのだ。
呆然とするオルステッドを前にしてストレイボウは不気味な狂気じみた笑い声をあげ、真実を語り始めた。
魔王を倒した時にストレイボウはただ一人だけ姫を画している秘密の部屋の存在に気が付いていた。
しかし、彼はここでこう考えていた。このまま姫を連れ帰ったところで、一番の手柄はオルステッドのものだろう…、と。
国にもみんなから期待され姫からも想われている親友。自分はこのまま一生引き立て役で終わってしまうのだろうか。
オルステッドさえいなければこんな思いはしなくていいんじゃなかったのだろうか。
そう、奴さえいなければ。
憎しみにかられたストレイボウは、オルステッドとウラヌスが部屋を出たあと、魔法で周りの岩盤を崩し落盤事故を装う。
そして、一人で姫を救出し、オルステッドが国王を殺すように仕向けたのだった。
「あの世で俺にわび続けろ、オルステッド!!!」
全てを語り終えた彼は、その台詞とともに憎しみをむき出しにしてオルステッドに襲い掛かる。
辛くも勝利したオルステッドの目の前で、呪詛の言葉をつぶやきながらストレイボウは息絶えていった。
そんな彼の前に、隠し部屋から姫が現れた。しかし、その姫すらもオルステッドを拒絶し、「あなたに負けるものの悲しみはわからない」、と痛烈に責め立てた後、ストレイボウの後を追い、自ら命を絶ってしまったのだ。
二人の屍を前に苦悩するオルステッド。
ハッシュもウラヌスも、自分を信じてくれる人がいるならば自分もその人を信じるべきだといっていた。
しかし、彼にはもう親友も、愛する人も、国の人々も何も残されていなかった。
そう、彼らが倒そうとした魔王は最初からいなかったのだ。
絶望の末に彼が出した結論は、自らが魔王となることだった。
そう、魔王「オディオ」に。
以上。明日に続きます。