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【神社】【スサノオ】【神話】【茅の輪くぐり】

2019年06月27日 12時06分59秒 | 歴史

ラディ・ギターの桜井です。

先日、バンドメンバーが各々用事があったので
自分は近所の神社へ ご参拝。

茅(ちがや)の輪が、拝殿前に用意されていました。


6月は夏越の大祓(なごしのおおはらい)と呼ばれ、茅の輪くぐりが行われます。

この輪をくぐれば病気を避け
厄除けが出来ると云われています。


この茅の輪くぐりは1月から6月までの半年の間に
知らず知らずに たまった罪穢れを祓い清め
無病息災を祈願する行事です。


茅の輪くぐりには日本神話が由来しています。

いろんな説があるそうですが
スサノオの恩返しの逸話があります。

スサノオノミコトが、ある町で一泊することになり
長者の巨旦将来(こたんしょうらい)という者に
一夜の宿を借してほしいとお願いをします。

すると【巨旦将来】は 貧しいからと嘘をつき、
その申し出を断ります。

一方、巨旦将来の兄弟である【蘇民将来】(そみんしょうらい)が
貧乏ながらも宿として家に泊め、
できる限りの おもてなしをします。


スサノオノミコトはその心優しさに感謝し、
茅の輪を渡して疫病が流行る時には腰に身につけるように…と言いました。

やがて、本当に疫病が流行り
蘇民将来の家族以外の村のものや
兄弟の巨旦将来が疫病で苦しんでしまうのでした。


そんな茅(ちがや)の由来があり、
6月のこの時期~夏越の大祓として茅の輪くぐりをしたり
地域によっては【茅まき】(ちまき)を食べたりします。

茅(ちがや)を厄除けの風習として根付いている証拠ですね。

皆さんもこの時期の神社に訪れると
茅の輪くぐりが出来るので訪れてみてはいかがでしょうか。

風習や由来も ちょっと理解すると
楽しくなってくるものです。

 

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