Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2021-09-13 23:11:36 | 雑記

今日はほぼ晴天。気温も上がったけれど、湿度が低いおかげで過ごし易かったです。
しかし外出はせず、朝昼晩家で作って食べて、合間にゲームしたり本を読んだりTVを観たりと、のんびりしました。睡眠時間は短めだったのに、日中あまり眠くなりませんでした。やはり眠さの原因は低気圧高湿度ですね。
『相棒』再放送はseason18の「ご縁」。笑いとアポ電強盗という悪質犯罪と事件の背景の悲しさ切なさとのバランスも良く、この時期のものとしては面白かったエピソードです。青木くんの絡み方もこれくらいならいいのになぁ……

夜は月曜恒例、Eテレで【グレーテルのかまど】【100分de名著】を続けて視聴。グレーテルは石ノ森章太郎先生の好きだった(と言うより、トキワ荘時代そればかり食べていた)というコッペパン。最近は挟む物のバリエーションも豊富で、専門店へも行ってみたいものです。
名著は今週もル・ボンの『群衆心理』。誰しも「イメージ」に左右されて動く「群衆」たることから逃れられない。特にマスメディアが発達し、更にSNSもこれだけ普及した今となっては。スローガンと煽動による「幻想」の行き着く果ては、たとえば1月にアメリカで起きた連邦議会議事堂襲撃事件。事そこに到っては、もはやトランプ自身さえ「降りる」ことは不可能となる。そして陰で煽り続けた「Q」の実体は見えない。むしろ実体など必要ない——
実に恐ろしいです。原著がフランス革命から間もない頃に書かれていたとは。20世紀、21世紀を予見していたと言うより、「群衆」の本質的愚かさはずっと変わっていないということでしょうか。
思想的立場も善悪も好悪の情も関係なく、すべての政治的スローガン、すべてのプロパガンダを疑え。とは、かつてナチス・ドイツの宣伝相ゲッベルスの評伝を読んだ時にも思ったことです。
しかし、何者かによって付与される「イメージ」すべてを疑うなら、そもそも【100分de名著】などという番組も成立し得ないことになりますが。

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