娘と共に日生劇場にてミュージカル『ラグタイム』東京千穐楽を観て来ました。前日宿泊してのプチ観劇ツアーです。本日は開演時間が通常より早い正午12:00だったから、お泊まりして良かったです。
自分たちは初日以来の鑑賞となりました。他の舞台でも、日本初演作品となると初日あたりは手探りで、次第にボルテージを上げていくというパターンが多いのですが、この作品については初日の時点で出演者の皆さんの演技や歌唱が完成されていて、そのレベルを保ったまま（または更にレベルアップして）千穐楽まで駆け抜けました。脚本やナンバーの素晴らしさもさることながら、それを万全にこなすことが出来る、現在望み得る最高レベルのキャストを揃えたのが大きかったと思います。ブロードウェイ初演から実に25年の年月を経て、満を持しての日本初演だったと、胸を張って言えるでしょう。
初日は2階最前列で舞台全体を見渡せて、千穐楽は1階やや端寄り最前列（オーケストラピットもない本当の最前列）でキャストの細かい動きや表情を間近で見て、細かい台詞も聴き取ることができました。そうして作品世界に没入できたからか、娘は終盤ずっと泣いているし、周囲の人たちも随所で泣いているし、自分も涙を抑えられないシーンや歌がいろいろありました。
細かい感想はツイッターに流していますが、ここではとりあえず「素晴らしい舞台をありがとうございました！」とのみ申し上げたいです。そして早期の再演、また日本初演版CDの発売を強く希望します。
日生劇場 ミュージカル『ラグタイム』
舞台以外の旅行記は明日以降に書けたら書きます。最後にこれを——
昨日は「夕闇の中のゴジラ」写真を上げましたが、今日は「夜のゴジラ」を。ゴジラにはやはり夜が似合う気がします。
