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Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2024-07-21 21:33:35 | 雑記

今朝は7時頃起床。しかし食欲はあまりなし。
例によって夜はエアコンを切り、午前中に洗濯物を干してからつけました。

TVですが、今朝のEテレ【日曜美術館】は特に問題なく観ることができました。同じ時間のNHK総合は今いち。その他の局も時間によって映像や音声が乱れたり、全く観ることできなかったり、かと思うとまた観られたりと不安定です。
そんな中、日曜美術館と同じ時間に放送された『仮面ライダー ガッチャード』録画を観たり、金曜日に録画した【ドキュメント72時間】や先週の日曜日に録画したままだった【日曜美術館】の若冲特集を観たりしました。
若冲の「升目画」の一つとして言及された「樹花鳥獣図屏風」について調べたところ、所蔵している静岡県立美術館で来春久しぶりに展示されるそうです。同じ頃、市美術館でも東京で見そびれた展示があるし、その頃また静岡へ行きたいものです。
後の時間は主に読書。相変わらずの猛暑ですし、今日は家にいてできることをしました。
晩ごはんは昨日作れなかったタコライス。冷凍の具をご飯に盛り、サラダやミニトマトを添え、溶けるチーズをかけていただきます。

夜は大河ドラマ『光る君へ』。サブタイトルは「一帝二后」。
彰子を中宮にという道長の薦めに従いかねる一条帝。しかし、何を話しかけても働きかけても心を閉ざし「仰せのままに」としか答えない彰子の姿に、母の言いなりだった自身の姿を重ね、少し同情の念が湧いてくる。更に蔵人頭行成の説得もあり、ついには「一帝二后」を受け入れることとなる。道長と帝の板挟みの行成くん、胃の痛む思いをしていそうで気の毒です。しかし、そもそも出家した身では神事が行えないというのは正論でした。
「一帝二后」の決定には実資さえ異を唱えず(というところに説得力あり)、かくして彰子のため「本宮の儀」が大々的の執り行われる。
しかし定子様から「わたくしのことはお考えになりませぬよう」などと涙をポロポロこぼしながら訴えかけられ、ますますのめり込んでしまう帝。そして定子様は新たな子を懐妊する。

その頃、女児を出産したまひろも慣れぬ育児に奮闘していた。任地から戻った宣孝も、初めての娘が本当は誰の子か知りながら慈しみ、その子に「賢子(かたこ)」と名づける。更に左大臣道長へも土産物の馬を持参して帰京のご挨拶に伺い、ついでに(?)娘が生まれたことも報告する。
とりあえずお礼と祝福を与えた道長ですが、宣孝が帰った後で「あれ、その子ってもしかして…?」と気づいたようでもありました。

というわけで、先日から体調が悪そうだった道長は、政務に於てもプライベートでもストレスが溜まってか、ついに倒れてしまう。どうも心臓系の病気だったらしく、文字通り心労がたたったのですね。
そして倒れた場所は明子の邸。子供たちの挨拶を受けた後のことでした。駆けつけた嫡妻の倫子は危篤状態の夫の枕許で明子にマウンティング。つばぜり合いを繰り広げる。
道長不調の噂はすぐ広まり、宣孝もまひろにそのことを伝えに来る。黙っていることもできたと思うけれど、基本的にやはり良い人なんですね。
まひろが道長を案じたのか、道長の想いが強かったのか、夢枕に現れるまひろの言葉に導かれるように復活する道長。想う人が夢に現れるのは、その人が自分を想ってくれているから、と言われていますね。しかし、二人の妻がバトる傍ら、夢に見るのはもう一人の女——て、左大臣様……まひろの名を呼ぶ声を明子様に聞かれた気もしますし。

一方、自らを取り巻く状況に心身を疲弊させ、清少納言との語らいだけが心の安らぎだった皇后定子は、娘(媄子内親王)を出産した直後急死する。
清少納言は、几帳にそっと結わえつけられたその遺詠を発見する。

——夜もすがら 契りしことを忘れずは 恋ひむ涙の色ぞゆかしき

妹の許に駆けつけた伊周は、その死を悲しむいとまもあらばこそ「すべてあいつのせいだ!」と左大臣への怒りと憎悪を爆発させる。
いや元はと言えば、定子様に「皇子を産め」と強要し続けた父の道隆様や兄であるあなたのせいなのでは……と各所で言われていました。でも、そうとでも思わなければ悲しみの遣り場がなかったのかもしれませんね。身近な人の死に遭って「誰か」のせいと思ってしまうのは、よくある心理のようですし。

しかし女性として最高位に上り、夫から熱烈に愛されながら、それでも定子様が本当に楽しそうに笑っていたのも幸せそうだったのも、清少納言と共にいる時だけだったと思えてなりません。遺詠は帝に贈ったものとされますが、清少納言へ向けてのものだったという説もあるようです。それを記した紙が清少納言だけが気づくようにそっと残されたことを思うと、それでも良いのではないかと……

大河ドラマの後は【クラシック音楽館】。今週もN響首席指揮者ファビオ・ルイージの指揮でブラームスのピアノ協奏曲1番。ピアノはブフビンダーです。ニルセンの交響曲2番も。続けて、マエストロの東京芸大指揮科熱血指導の続きも。いよいよオーケストラとの指揮実習が始まりましたが、学生さんたちがその指導で萎縮するのではなく、どんどん元気になっていくのが気持ち良かったです。

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