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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ〜テート美術館展へ行きました

2023-09-14 22:12:44 | 雑記

今日も遠出する予定があったため早く起き、朝ごはんをちゃんと食べて、洗濯も早めに済ませました。

家を出たのは9時頃でしたが、その時点で日差しが強く、既に暑かったです。
娘と駅前で待ち合わせ、向かった先は千代田線乃木坂駅前の国立新美術館。現在開催中のこの展覧会を見に行きました。

テート美術館展 光 - ターナー、印象派から現代へ

これが正式タイトルのようです。



乃木坂駅出口から新美を望む。開館間もない時間でしたが、既にけっこうな混みようです。しかし展示室前には行列もなく、スムーズに入れました。





ポスター2枚、上はジョン・ブレットの「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」、下はウィリアム・ブレイクの「アダムを裁く神」。

館内は現代アートの一部や映像作品などを除いて概ね撮影可。というわけで、トップ画像はターナーの「湖に沈む夕日」です。



ジョン・マーティン「ポンペイとヘルクラネウムの崩壊」
かなり大きくスペクタクルな迫力のある一枚でした。画面の奥行きが感じられ、娘いわく「3Dみたい」。油彩画はやはり間近で見てこそですね。油彩画に限ったことではないかもしれませんが。



ジョン・ヤング=ハンター「私の妻の庭」
画面に収まりませんでしたが、額縁には「My Lady's Garden」とあります。



ジョン・ブレットの「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」
上で貼ったポスターにも使われた一枚。実物はこのように横長です。娘が「窓から見た風景のよう」と言ったのはこれだったでしょうか。

絵画としてはジョセフ・ライトやブレイクのような18世紀の画家、ジョン・エヴァレット・ミレイ等のラファエル前派、そしてもちろんターナーなど「光」を描いたり感じさせる作品が展示されています。英国の画家ばかりでなくモネもありました。
展示後半は現代アート中心で、オブジェや映像作品、錯視を利用したトリックアート的なものなど多彩です。草間彌生作のオブジェもありましたが、全体に鏡を使っていたため撮影はしませんでした。



ペー・ホワイト「ぶら下がったかけら」
まんまなタイトル…と思いました。2004年の作品です。



ブリジット・ライリー「ナタラージャ」
この色彩構成は気に入りました。



ヴィルヘルム・ハマスホイ(ハンマースホイとも)「室内、床に映る陽光」
このドアや窓の歪みが気になります。よく見るとドアにはノブもありません。この人はドアの絵をいろいろ描いているようですが、どれもどこか不安定。自分は心惹かれ、この絵柄のクリアファイルまで買ってしまいましたが、娘にとっては苦手なタイプの絵です。



最後を飾るオラファー・エリアソンの「星くずの素粒子」

絵画だけでなく造形作品もいろいろ見られて楽しかったです。特設ミュージアムショップも品数豊富で圧倒されますが、このたび図録は買いませんでした。何しろデカい重いそして高い(3300円!)一冊だったので……会期中、特設ショップには出入り自由ということなので、それだけ買いに行く機会もないことはないです。

展示を見た後はランチタイム。朝食抜きだったという娘のため、とにかく何か食べなくてはと地下のカフェテリアへ向かいました。しかし12時になる前から全テーブルほぼ満席。しかもちょっとトラブル勃発か?という事態もありましたが、どうにか食事にありつけました。娘はハヤシライス、自分はチキンフリカッセ風ホワイトシチュー(こちらもライス添え)を頼み、それぞれサーモンサラダも付けました。お料理はどれも美味しかったです。見たところ一番人気はハヤシライスのようでした。

新美術館の常設ミュージアムショップはカフェテリアと同じ地下と1階にもあり、どちらもちょっとだけ覗いてみました。地下ショップは様々なデザイナーや作家による工芸作品や服、また書籍類も並び、特別出店として阿寒湖アイヌの工芸品が展示販売されていました。1階ショップには可愛い小物雑貨や服などが並んでいましたが、買ったのは結局オリジナルチケットホルダーでした。

ところで2階のカフェ《サロン・ド・テ ロンド》はテート美術館展会期中「ウェッジウッドカフェ」として、ウェッジウッドの器でティータイムを楽しめるということで、是非寄ってみたかったのですが、お店の前まで行ってみたら長蛇の列ができていたため諦めました。その列も椅子に座って待機できるだけ良心的と言えるかもしれません。

テート美術展開催は10/2まで。現在は9/18まで二科展も開催中です。新美の中は広く、移動は大変と言えば大変ですが、エレベーターもエスカレーターも数基設置され、カフェ(1Fにも広いカフェあり)以外にも休める場所やチェアが随所にあって、その中で一日遊ぶこともできそうです。ここしばらく来館していませんでしたが、また面白そうな企画展があったら来てみたいです。

美術館の建物を出たら、外は灼熱!歩く距離はさほどでもありませんが、とにかく日差しが強かったです。エレベーターに乗って一気に地下に降り、更にエレベーターで駅ホームに降りて、そのまま電車で帰途に着きました。
カフェは結局いつもの自宅最寄駅前のお店に寄ることに。アイスロイヤルミルクティーでやっと一息つけました。
その後はコンビニやスーパーでそれぞれの買い物をして、まだまだ強い日差しの中を帰りました。
帰宅後は着て行ったものを即洗濯。外干しもできました。
一休みして、晩ごはんは電子レンジで作るナポリタンに再挑戦。今日はとても美味しくできました。

夜のTVは【サラメシ】を観た後シャワーして、『ハヤブサ消防団』最終回へ。住職が「彼ら」の一味じゃなくて良かった、綾さんが目覚めてくれて良かった、太郎くんが無事で良かった……展子さんのつらい人生を「聖母アビゲイル」として利用したカルトはやはり許せません。原作とはかなり違う展開でしたが、ドラマはドラマでうまくまとまっていたし、全体として(特に後半)かなり面白かったです。
少し置いて【ふるカフェ系ハルさんの休日】も視聴。今日は那須高原編のアンコール放送でした。

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