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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2024-07-28 21:10:15 | 雑記

今日は娘と早くに会って、朝ごはんを一緒に食べる約束をしていました。あまりに暑くなってから出かけるのは億劫ですから。
そんなわけで、いつもよりちょっと早く起きて洗濯。それでも全部干し終えて出かけたのは結局8時過ぎになっていました。外はその時間から既に暑かったです。

バスに乗って娘の最寄駅へ。その時間から開いているカフェやファミレスは幾つかありますが、やはりコメダに入ることに。人気店でもあり、同じようなことを考える人が多かったのか、朝から混んでいました。
朝はドリンク(コーヒーに限らず)を頼めば、その価格でモーニングメニューが付いてくるのが名古屋風。今日はアイスオーレにローブパンと玉子ペースト、オプションでコールスローも付けました。それがトップ画像。パンにはバターではなく「ぬる豆乳」なるものを塗ってもらいましたが、バターと変わりなく美味しかったです。
夏の間に、モーニングメニューの充実したお店巡りをするのも良いかもしれません。

ショッピングセンターの他のお店が開くまでゆっくりして外に出ました。その後、詳述は避けますが或るトラブルが発生して、しばらくビル内を文字通り右往左往しましたが、一応の解決を見ました。
とちあえずホッとしたところで本屋さんへ行き、欲しかった文庫本を買い、その後すぐレストラン街へ。
ランチタイム開始前だったのに、入ろうと思った中華料理店には早くも長蛇の列ができ、待機の記名用紙も埋まりかけていました。人気店とは言えびっくりです。しばらくそこで待ちましたが、お店側としてもさすがにその人数を一気に入店させてさばくこともできないだろうと考え、早々に諦めて別のお店に行くことにしました。
というわけで、珍しく娘がカレーを食べる気になっていたので《ローカルインディア》へ。こちらはその時点ではまだ余裕がありました。



カレーランチはバターチキンカレーとナンで。ピクルス風サラダとスープは元から付いています。マンゴーラッシーも一緒に頼みました。夏の暑い日にはやはりカレーとラッシーが合います。
お店を出る頃にはここも待機列ができていました。ローカルインディアに限らず、どのお店も混んでいたのは、夏休み中の日曜日だけのことはありますね。

その後は、今日も《ブレッツェリア》でバターブレッツェルを娘の分も買い、ドラッグストアでもそれぞれの買い物をしました。
駅前で娘と別れ、バスで帰宅。結局、一番暑い時間に帰ることになりましたが、その時間から出かけるよりマシかもしれません。

帰宅後はまず軽くシャワー。髪はまだ洗わずにおきました。それから洗濯第二弾。意外と量が多かったです。
その後はお金の計算をしたり、また縫い物をしたりしつつ、久しぶりに【日曜ミステリー】をリアルタイム視聴。今日は遠藤憲一さん&とよた真帆さんバディの『ソタイ』。このシリーズも割と好きでした。と言いつつストーリー等は忘れていましたが、観ているうちに思い出してきました。
ドラマが終わる頃には、疲れも出たのか眠くなってきて、しばらく横になって昼寝しました。
晩ごはんは豚キムチチャーハンに買い置いた惣菜サラダ。近頃やっとキムチチャーハンを美味しく作るコツがわかってきました。

再びシャワーした後、大河ドラマ『光る君へ』。今回のサブタイトルは「母として」。
長保3年正月、一年の無病息災を祈願する帝の「御薬の儀」が行われ、藤原宣孝がそれに参列の栄誉を得る。娘の賢子も少し大きくなり、まひろとも親子三人仲睦まじく穏やかな日々を過ごしていた。
そんな中、清少納言が『枕草子』の続きを携え、まひろを訪問する。亡き中宮定子の幸せで華やかなりし日々だけを書き記した文章に、定子様の影の部分も描いてこそ人としての深みが出ると述べるまひろに対し、定子様に影などない、自分は華やかな部分だけを書き残しておきたいと、語気荒く反論する少納言。紫式部と清少納言の文学観や作風の違いを、こう表現したのかと関心しました。
清少納言としては、それを書くことで左大臣道長に一矢報いたい気持ちもあった。中関白家の兄弟に対する処遇、定子自身への嫌がらせとも取れる仕打ち。そうして定子の心身を弱らせ、追い詰め、死に至らしめたのは道長であると怒りを募らせ「左大臣は恐ろしき人にございます」と言い放つ清少納言。道長のしてきたこととその結果を見れば、確かにその通りなのですが……

その頃、まひろの父・藤原為時は越前守の任を解かれ、除目でも再任は叶わなかった。実資殿などは正論でかばってくれたのですが……
しかし為時とまひろ父娘の今後は自分が支えると安心させ、宣孝は国守として山城国へと戻る。
が、同年の5月、宣孝の北の方から、宣孝が任地で急死したとの知らせがもたらされる。弔いの儀も既に済んでいると——病死とは伝えられるが詳細は不明。ただ「豪放で快活だった殿の姿だけを心に残していてほしい」との言葉から、実は大ごとだったのでは?とも思えるのですが……いわゆる「ナレ死」によって、嫡妻でない者の立場やもどかしさ、つらさが表されるのが上手いです。とは言え、視聴者としてもショッキングな展開でした。賢子ちゃんの無邪気な「父上は?」という言葉に、まひろならずとも涙を誘われます。父上大好きだったんですよね。佐々木蔵之介さんの宣孝様、本当に魅力的なキャラクターでした……

父・為時が無官となり夫をも失ったまひろを案じ、道長は百舌彦を使者に、自身の嫡男・田鶴の家庭教師(漢籍指南)を依頼する。まひろの心中も慮り一度はそれを断る為時だが、プライドや自分ひとりの感情などより、賢子にひもじい思いをさせないことの方が大事だとまひろに説得され、結局引き受けることとなる。実際、賢子の乳母が屋敷を去ったり、乙丸の妻となったきぬさんまで越前に帰ろうとしていましたからね。

この頃、新たに中宮となった彰子は、帝の訪れもなく藤壺で無聊をかこつ日々を送っていた。せっせと藤壺に通いつめ、高価な品々で娘の周りを飾ろうとする母・倫子の努力もなかなか実らない。
そして同じ頃、東三条院・詮子は病の床にありながらも、亡き定子の遺児である敦康親王を彰子に養育させるよう、道長に助言していた。父・兼家と同じようなことはしたくないと渋る弟を「おまえはもう父上を超えているのよ!」と説き伏せる詮子。
道長も、それが定子様への供養にもなると帝に進言。帝もそれを受け入れ、かくして敦康親王は藤壺で彰子と共に暮らすこととなる。
しかしコミュ障なのにいきなり幼児を託されたりして、大丈夫なんでしょうか彰子様……

また同じ頃、一門の再興と道長への復讐の念に燃える伊周は「松」と呼ばれる嫡男を厳しく教育していた。そこに清少納言が訪れ、定子様のために『枕草子』を宮中に広めてほしいと伊周に託す。ありし日の中関白家の栄華を思い出すためにも、それを快諾する伊周。
ところで、伊周の子の「松」くんとは、後の「荒三位」道雅なんですよね……ああ……!

その年の10月、道長主催により東三条院詮子の「四十の賀」が催され、帝をはじめ、一門や主だった公卿たちも参列する中、道長の二人の子——倫子の子である田鶴、明子の子・巌がそれぞれ童舞を披露する。田鶴は陵王、巌は納曽利を舞うが、帝が感心し、褒美を取らせたのは納曽利の方であった。勝ち誇ったような明子。泣き出す田鶴。後の関白頼通です。
そんな中、詮子がにわかに苦しみ出し、その場で倒れてしまう。穢れになるからと母に触れることも拒否される帝。

その後、詮子は道長だけを居室に呼び、伊周を復位させるよう願う。実は伊周殿、道長に対しては呪詛をし続けていたのですが、それを被ってしまったのは女院様の方だったのでしょうか。いずれにせよ、その怨念はやがて帝にも及ぶこととなるかもしれないからと言い、しかし自らは薬を拒否し、ほどなくして詮子は世を去る。薬を拒否する背景には、父・兼家による円融天皇毒殺未遂事件のトラウマがあった模様です。
姉の死に際し、子供のようにぼろぼろと涙を流す道長も印象的でした。父や兄たちが亡くなった時は、こんな風には泣かなかったと思いますが、それこそ子供の頃からきょうだいの中で最も仲良しだった姉と弟でしたからね。

ともあれ姉の最後の願いを聞き入れ、道長は伊周を再び宮中に呼び戻すこととなる。一条帝と久しぶりに再会した伊周は、その場で『枕草子』三巻を献上するのだった。

そして、まひろの許では賢子が母の読み聞かせる『竹取物語』に興味を示し始めていた。その姿を見て、まひろは自分でも物語を書き始める——

というわけで、今回も面白かったです。宣孝殿と詮子様、即ち佐々木蔵之介さんと吉田羊さんという、初回から番組を支え、まひろと道長それぞれの後ろ盾となっていたお二人が去ることは、史実とは言え寂しいです。しかしその試練を経て、主人公たちはこれから歴史上の「紫式部と藤原道長」になってゆくのでしょうか。

大河ドラマの後のEテレ、本日はクラシック音楽館ではなく【古典芸能への招待】。今月は香川の金丸座「こんぴら歌舞伎」です。今年、久しぶりに上演がありました。メインは幸四郎さんと鴈治郎さんで『伊賀越道中双六』より「沼津」。今の鴈治郎さんが平作など演じるようになったんだなぁ……と感慨深いです。両花道を使い劇場内をぐるっと回っての十兵衛と平作の道中は、歌舞伎座や演舞場と違う客席(平土間)との近さがいかにも「芝居小屋」という感じで良いですね。金丸座にも復活当時から一度は行ってみたいと思いつつ数十年。いまだに叶えられません。
他、雀右衛門さんと染五郎さんの『羽衣』は、この小屋ならではの機構を活かした宙乗りあり。最後は『教草吉原雀』で華やかに締めました。

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