のち
京都府舞鶴市が何やら面白いプロジェクトを企画しています。
YOMIURI ONLINE
『京都府の舞鶴商工会議所青年部は２３日から、戦国武将・細川幽斎のイメージキャラクターのデザインを募集する。
同青年部の発足３０周年記念事業で、幽斎の没後４００年に合わせ、まちおこしプロジェクトとして企画した。
幽斎（藤孝）は、織田信長に従い、丹後国を治めた大名。舞鶴の田辺城を築城した。嫡男・忠興の妻、細川ガラシャは悲運の貴婦人として知られる。
締め切りは７月９日。最優秀作品を決めて手直しを行い、９月中旬に完成作を発表、着ぐるみを作ってイベントなどで活用する。同作品に賞金５万円を贈る。
同市民の作品が対象。２３日の新聞折り込みチラシの裏面や、ホームページの応募用紙を、用紙に記載した送付先に送るか、市内約２０か所に置く応募専用ポストに入れる。問い合わせは、同青年部事務局（０７７３・６２・４６００）へ。』
舞鶴商工会議所青年部
募集要項
以前書いたことがあったと思いますが、我が家は（江戸時代以降ですが）舞鶴や田辺城に縁がなくもないので、興味はあるけれど……幽斎先生のキャラクター化ねえ……戦国ブームはこんなところにまで及んでいましたか。
そういう意味では、マンガ『殿といっしょ』の「ざあます」藤孝さんと、『かいこ』の「ぼくのかんがえたさいきょうのせんごくぶしょう」またの名「スーパー細川さん」の印象が強烈です。
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『殿いつ』に藤孝さんが登場するのは２巻以降だったと思います。
本能寺の変の後、明智光秀が細川父子にばかに弱気な援軍要請の書状を出し、藤孝がそれを断って剃髪、幽斎玄旨と号した──というエピソードは有名ですが、実はその書状自体が捏造ではないか？という説も一部にあります。捏造したのは幽斎その人だということで、真偽のほどは判りませんが、あの人ならやりかねないと思わせるあたりが、まあ幽斎の幽斎たるところでしょうか。
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何にしても、藤孝-忠興父子や細川家にも興味は尽きず、国立博物館で開催中の永青文庫コレクション展にも、終了してしまう前にちゃんと行きたいと思っているのですが……
細川家の至宝 - 珠玉の永青文庫コレクション
