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東日本大震災の4日後、当時の吉田所長は「原発に水が入らず制御不能」と、首相補佐官の細野氏に電話連絡を入れ、その後改めて、「現場に留まって頑張る」と伝えていたようだが、記録によると東電本部では「原子炉はもはや制御不能」なので現場から撤退することを決めていたようです。
首相官邸では、現場責任者の「現場に留まって頑張る」姿勢を信じ、撤退は認めない方針を決めたと報じられています。
万一撤退していたら原子炉は次々に炉心溶融をしてしまい、チェルノブイリどころではない大変な結果になっていた事でしょう。
もしそうなっていたらと考えると、日本は上半分が立ち入れない状態となって国自体の機能も麻痺していたでしょう。
恐ろしい話です。
何度も繰り返しになりますが、皆で考えたい。
「人間は自分でコントロール出来ない道具を使ってはいけない」。
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