私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

プロの世界は非常に厳しい

2013年06月21日 | スポーツ


20日(木)に第一ラウンドが行われたゴルフ「日本ツアー選手権」。

結果を残して始めて評価されるプロの厳しさをまざまざと見せつけられました。

15歳のアマチュアでプロ達を押し退けて優勝。

プロ転向後もサプライズな勝ち方で一躍日本ゴルフ界の頂点に立ち、世界からも非常に大きな期待感を持たれて来た石川遼でした。

しかし、大きな期待の中挑んだマスターズでは予選も通らない、USPGAに参戦してからは、過去の栄光から見放され、落ちこぼれてしまった元大スターみたいな感じになっています。

「自分は絶対に出来る」と信じて挑んだところ、結果が出なければ落ち込むのは当たり前でしょうが、「いやいや、自分の力・可能性はまだまだ出せていない!」と信じて前に進んで欲しいですね。謙虚な心で・・・・

石川遼は順調に勝てなくなったあたりから、ミスした後でクラブを地面に叩きつけるシーンを何回か見ましたが、その度にとても嫌な気分になりました。
タイガーウッズもよくやり、自分に怒りをぶつけて闘争心を高める為だと思いますが、見ている方は余りいい気持ちはしません。

歴代の名プレーヤーがショットの後でクラブを地面に叩きつけるシーンは見たことが有りません。

ジャックニクラウスしかり、トムワトソンしかり、アーノルドパーマーしかり。

もっと昔のサムスニード、ボビージョーンズ、ベンホーガン、これらの偉大な方々はリアルタイムで見たわけでは無いですが、クラブを投げる等しなかった筈です。

気持ちを整理し、そしてリセットして、プロ転向した頃の初心に帰って頑張って貰いたいですね。

マスコミは話題性をもたらす為に「飛ぶ鳥を落とす勢いの松山」、「勝てなくなった石川」をこれからも暫くは対比させて取り上げるでしょう。

石川にとっては、非常に厳しい時期ですが、めげず頑張ってもらいたいですね。
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