不動産情報検索はどこがいい？

不動産情報を探す時、貴方はどのサイトを使いますか？
Yahoo不動産？ISIZE？アットホーム？アドパーク？不動産ジャパン？ハトマークネット？
この他にも数えたら４０～５０あるでしょうか？もっと？
Yahooもそうですが殆どのポータルサイトは不動産検索サイトを運営しています。
例えばMyhome@nifty、BIGLOBE住まい、Goo住宅・不動産等など多々・・・・

しかしこれらポータルサイトの不動産情報は、不動産情報専門サイトから物件情報の提供を受けて運営されています。
不動産会社がYahoo不動産やMyhome@niftyに直接物件登録するわけではないのです。
例えばYahoo不動産を例にして説明します。
不動産会社は物件情報配信会社の会員となり、費用を払って物件を登録します。
これらの代表的情報配信サイトは「ISIZE・アットホーム・アドパーク」などです。
これらのサイトはYahooやniftyなどの大手ポータルサイトと提携していますので、情報配信サイトに提供された物件情報は自動的にYahooなどで情報発信されます。

どこが一番？と聞かれるとやはりYahoo不動産が見られているという観点では現時点でナンバーワンではないでしょうか？
その他ではやはり絶対的露出度の高い大手ポータルサイトが良く見られているようです。
ポータルサイトでは無く、純粋な情報配信サイトとしてはやはりISIZEがいまだに一番かもしれません。
その次がアットホーム？アドパーク？
一番最初にこの情報発信を始めたのは実はアドパークです。
画期的なシステムとしてスタートし、弊社もアドパーク設立当初の会員として情報発信していました。
でも老舗のアドパークが何故一番では無い？
これには必然的な理由があります。
「月額定額料金で物件情報出し放題」を謳い文句にしたので当然のことながら会員不動産会社はより多くの物件を登録します。
１件でも１０００件でも同額だから！
ところが途中から自社に１０件しか物件が無い場合、他社が掲載した物件を無断で掲載する会社が続出。
結果として物件件数はやたら多いが良く見ると同じ物件が10件も20件も重複登録という結果となってしまいました。
その様なことから弊社では3年ほどでアドパークは解約。
住宅情報を発行していたリクルートは、本に掲載した物件を1週間に限りインターネットに掲載していたのですが、アドパークに影響されたのか定額で出し放題をスタートさせました。
結果はアドパーク同様に無断転用が続出し、ISIZEもユーザーから敬遠される結果となってしまいました。
現在はその辺をかなり修正し、重複が無いようなシステム作りをしたようです。

さて物件数・閲覧数ともにナンバーワンを誇るYahoo不動産ですが、1年程前までの情報提供元はアットホーム独占でした。
しかし現在ではアットホーム・ISIZE・センチュリー２１・アパマンショップなどの情報も掲載するようになっています。
結果どのようになったでしょう。
やはり重複が増え見にくいサイトになりつつあります。

どうしてかというと、弊社が発信する情報で見た場合提携先であるアットホームとISIZE両方に必ず物件登録をします。
1年前まではYahoo不動産にはアットホームからの情報だけが掲載され、ISIZEからは行きませんでした。
現在ではアットホーム・ISIZE両方から登録されてしまい、1件しかない弊社の物件情報が2件あるように見える事になります。
弊社の情報を無断転用する会社があるとその情報も入り、結果ひとつの物件が4件にも6件にもなってしまいます。
これは探すユーザーにとってもいちいち開けて確認という無駄な動作を強いる事になり有益とは思えません。
これが不動産情報サイトの現状です。

かなり長くなったのでこの辺でまとめです。
私がお薦めする不動産情報検索サイトはズバリ『不動産ジャパン』



詳細な仕組みの解説は別の機会にするとして、不動産ジャパンは厳正な基準の基に各業界団体が運営する情報サイトからの物件のみ掲載しているので、他社の物件を無断転用が基本的にありません。
物件数が少なく感じるかもしれませんが、それは無駄な重複が無いから。
現時点ではという条件付（ネットの世界は変化が激しいから）ですが、不動産情報を探すなら『不動産ジャパン』がお薦めです。

弊社のリロケーションオーナーは９９％インターネットからご依頼いただく方ですので、普段からインターネットには慣れ親しんでいる方ばかりです。
異動期の今お話しをお聞きすると、国内転勤の方が物件を探す際にYahooを始め色々なサイトで探すけれど、情報の確かさ正確さは『不動産ジャパン』が一番ですねという声を何件か耳にしました。
やはり物件の重複が無いこと、情報掲載している会社は仲介の会社では無くオーナーから直接管理委託を受けている通称元付業者なので、情報の正確性が高くフィルターを通さないのでストレートに情報伝達が出来る。
などの点が不動産ジャパンの存在価値かもしれません。

実は不動産ジャパンは（財）不動産流通近代化センターというところが運営しているのですが、国土交通省の指導の下、日本全国の不動産会社が加盟する大手４団体の加盟不動産会社が、自社が直接受けた情報のみ掲載するというルールの下運営されているから情報の鮮度がまったく違うのです。
我々不動産業界の監督官庁は国土交通省です。
ここで変な事をしたら免許に係わるので、正確な情報しか出さない！
これが不動産ジャパンです。