今日は春分の日……という事で、お彼岸の中日でしたが、
本当に春らしい暖かな陽気でした。
そんな訳で、自分も犬の散歩を兼ねて、
歩いて約10分程度の近所のお寺さんまで、お墓参りに出発。
途中、見ず知らずのおじさんと挨拶などを交わしながら、
お墓に到着すると、持ってきたお線香を備えて合掌。
そういえば、お彼岸が春分の日・秋分の日の前後と言う事や
このタイミングでお墓参りに行くということ自体、
20代後半まで、漠然としか知らずにいたような気がします。
(嗚呼、恥ずかしい……)
そういえば、普段お墓参りに来ても、自分の家のお墓って
じっくり見た覚えが無いなぁ、という訳で改めてじっくり見ると
墓碑には6年前に亡くなった兄の他、祖父、祖母、曾祖母、曽祖父の名前。
戦争中に31歳で亡くなった祖父の兄弟。
さらには、祖父の1歳~4歳で亡くなった数人の兄弟のお墓。
今までは、漠然と「ご先祖さま」という便利な言葉で片付けていましたが
「この人たちはどんな人生だったのかな?」
「生きたくても生きられなかったんだなぁ」
などと思うと、今まで以上に気持ちを込めて手を合わせられたような
気がします。
自分も早かれ遅かれ、いつかはあちらの世界に行く訳ですが、
その時になって、ご先祖様に笑われないような生き方をしよう!
と改めて思った一日なのでした。