先日いつも聴いているラジオ番組で、
「今どきの小学校がどうなっているか」
という話題でお便りを募集していました。
その時に出てきた内容は、次のようなものです。
「桃太郎の演劇で、全員が桃太郎になる」
「廊下に立たせることも、先生の前の席に座らせる事も
体罰なのでさせない」
「給食の内容について、親が直接栄養士にクレームをつける」
「運動会のお昼は、お弁当だといじめられる子が出てくるので給食」
「はぁっ？？？」
どれ一つを取っても、その内容に耳を疑いました。
当然、自分が小学校に通っていた時代からは、
もう２０年程経っているので、変わってる部分は
あると思うのですが、これらの内容は
「子供たちに一体何をさせたいの？」
と思うような内容が多すぎです。
きっと、いじめや差別のきっかけになる様な事は
なるべく排除したいという気持ちが強く働いていると思うのですが、
必要以上に「平等」という言葉のもとに、必要な競争までも
排除しすぎて、逆に不自然極まりない というのが自分の感想です。
実際、世の中では差別や競争による順位付けが当たり前な訳で
小さい時からその事に目を背けて、している事にどれだけの意味があるのか？と。
（
大きくなってから、これらの問題に直面しても何も出来なくなってしまいます）
また、これは人によって意見が様々でしょうが、
「必要のない体罰」については自分も反対ですが、
全てにおいて「体罰はいけない」の一言で終わらせるのではなく、
場合によっては必要な場合もあるのではないかな、と。
もちろん、その場合も子供たちに対する真剣な思いがあってこそ、ですが。
（逆にそんな先生には、体罰なんて必要無いか……
）
今現在、子供がいない自分ですらこれだけ思うのですから、
現場の先生や、親の立場にある人は、どのように考えているのかな？と
思ってしまう今日この頃です。
自分が小学校の頃は、先生から殴られるのは当たり前…
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