てっちの隠し部屋

人生って何が起こるかわからないから面白い!!
失敗を山ほど重ねて、周りの人に助けられながら、日々感じた事を書いています

「いじめ」事件で思う事

2006年10月19日 21時08分10秒 | その他の部屋

 ここ最近、いじめを苦に自殺をする子供たちの
事件をよくニュースで目にします。

北海道の小学生で、女児が首を吊った事件。
福岡で中2男子が担任からもいじめを受けていた事件……。

こんなに小さい子ども達が、どれほど苦しい思いをしながら
自分の命を断たなければならなかったのか、と思うと
「悲しい」という以外の言葉が見つかりません。
(特に自分の子供がそんな事になった、親御さんの気持ちを考えると、
 やりきれません。後者の担任に問い詰めていた親の気持ちが
 偽らざるものでしょう……)

 またそれと同時に思うのは、その状況を放置している学校への怒りです。
文部科学省への、いじめが原因による自殺件数の報告はここ数年、
毎年「0」という報告があるそうですが、一体何処から出てきた数字でしょうか。

 自分が校長・担任をしているクラスでそんな事があれば、
自分の立場・生活が危うくなる……。
本来の「子供たちを守る」という仕事を忘れて、保身に走っていることが
これらのデータや、事件後の記者会見。一連の言動からにじみ出てきています。
そんなダメ人間へ、自分たちが汗水流して働いたお金から
給料を支払わなければならない事が、悔しくてたまりませんが、
何より一番可哀想なのは子供たちです。

登下校も危険にさらされながら学校に行けば、
今度は教師からも危険にさらされる……

もちろん自分の時間を削ってまでも、一生懸命に指導してくれている先生も
必ずいると信じていますが、結局はダメ教師ものさばっている現実。
最近話題に上っている教員免許の更新制度が、
こういった「不適格」な教師を辞めさせる為のしくみになる事を祈ってなりません。

先日このブログにも、小学生ブロガーのれんたろう君が来てくれましたが、
彼の周りで、こんな悲しい事が起きていない事を願ってやみません。


今回は珍しくおフザケ無しです。

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