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あ~る亭の日々をなでる!!

世の中のすべてを斬る!いや「なでる!!」

東京事変コンサート『巻舌 発祥地記念 ~導火線はこちら~「yokosuka dynamite!」』

2005-01-15 | 実演
あ~る亭の崇拝する歌手、椎名林檎が去年結成したバンド、『東京事変』。
ついに2005年、初のツアーが始まる!!
ツアーそのもののチケットは取れなかったのだが、ファンクラブ限定で「公開ゲネプロ(通し練習)」が開催されることが決定し、運良くそのチケットをゲットしていた。
いや~、よかった。
そして今日。

19時開演のところを17時に到着。
長い列に並ぶこと40分。
雪も降ろうかという横須賀は果てしなく寒かった。
なんとかグッズ売り場にたどり着き、首尾よくパンフ等を購入。
続いて入場の列へ。
ファンクラブ限定、転売完全不可ということで、入場には厳重な本人確認が行われた。
チケットと会員証と写真付身分証明証を提示し、入場。

会場のよこすか芸術劇場というところは、オペラなんかもできる立派な劇場。
5階席まであるような会場だった。
席は1FのU列。
後ろの方かと思ったが、武道館や、ましてや東京ドームに比べれば、ステージには結構近かった。
場所も真正面で、かなりいいポジション。

19時。
しかしなかなか始まらない。
どうも入場チェックに手こずっているようだ。
待つこと20分。

突如明滅するライトとともに、激しい音の洪水があたりを包んだ。
鮮やかなグリーンのドレスに身を包んだ椎名林檎登場。
一曲目は「林檎の唄」。
前回の『雙六エクスタシー』の最後に発表された節目シングル「りんごのうた」のセルフカバーであり、アルバム「教育」の一曲目を飾る曲。
この曲をおいて一曲目はありえない!
一気に会場は興奮のルツボと化した。
続くセカンドシングル「遭難」で、既にボルテージは最高潮!!
「教育」からの曲が続く。

そして何曲かが終わり、暗くなった会場の闇を切り裂くように、林檎の歌声が聴こえた。
「♪I'll never be able to give up on you.
  So never say good bye and kiss me once again.」
ああ!!!!
「ここでキスして。」じゃないか!!!
叫びださんばかりの興奮は、私だけではなかった。
劇場が揺れた。
『雙六エクスタシー』でも聴くことのできなかったこの曲を、まさか今日聴けるとは!!
もう泣きそう。

美空ひばりの「車屋さん」のカバーも良かった。
前のコンサートでの「港町十三番地」も良かったし、林檎の声は美空ひばりの歌にあっているんだなぁと実感。
初めて発表された亀田師匠作曲による新曲「スーパースター」と「透明人間」もかなり名曲。
発売が待たれる。
「同じ夜」「丸の内サディスティック」「月に負け犬」などのソロ時代のアルバム収録曲も散りばめられて、大満足だった。
最後はデビュー曲「群青日和」で中締め。

アンコールに答えて登場したメンバーは、会場で販売していた東京事変Tシャツ姿。
一転してラフなムードでアンコール曲スタート。
そして最後の曲は、アルバムの最後の曲でもある「夢のあと」。

ああ~、終わってしまった~。
あっという間の2時間だった。
ただ足の筋肉の張りだけが、時間の経過を物語っている。

とにかく大満足。
今回もすっかりやられてしまった。
今後ともついていかせて頂きます。

2004年をなでる!!~実演編

2004-12-31 | 実演
行ってないんです。今年は。
ライブも演劇もその他もろもろも。
せっかく東京に住んでいるんだから、もっとがんばらねば。

2005年はすでに予定もあるので、がんがん行くぜ!!
と今年を反省しつつ、来年に向けて気持ちを新たにするのみ。

TAKE6ライブ!!

2003-12-10 | 実演
TAKE6のライブを鑑賞。
南青山にある「BLUE NOTE TOKYO」にて。

いやぁ。
素晴らしかった!!
最近あんまり聴いていなかったTAKE6だけど、
生の迫力はすごい!!
あのハーモニーは圧倒的だ。
エンターテイメントとしても完成していたなぁ。
完璧です。
世界はすげぇや。

すっかりはまってしまって、その場でCDを買うと、
その奥で本人たちがサインをしてくれた。
もう、感動感動。

最高の夜でした。

大極宮自作朗読会に行く

2003-11-15 | 実演
大極宮とは、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆきの三人である。
それぞれ超有名な小説家であり、
京極夏彦は私が敬愛してやまない表現者の一人だ。
一般的には、他の二人の方が有名であろうが。
「新宿鮫」の大沢、「模倣犯」の宮部、「姑獲鳥の夏」の京極。
う~む。劣勢だ。

とにかく、そんな三人が朗読会を開いたのだ。
去年に続き、二回目だとか。
それをHPで知って、「これはぜひとも拝聴せねば!!」と、
張り切って予約したのである。
張り切りすぎて、なんと一番前の席。
朗読者の息遣いまで聞こえる距離。
こっちが緊張してしまうわ。

最初の朗読は、京極の「嗤う伊右衛門」。
最終章の朗読ということで、先週から今朝にかけて、
最終章直前まで復習済みである。
真っ赤な背景を影に登場した京極。
真っ黒な着流しに真っ黒な手甲。
渋い。渋すぎる。
声もまた渋い。
人の朗読を聞くというのは、小学校の授業以来だろうか。
「本は読むものだろ!!」と思いながらも、こうして
聴いてみると、素晴らしい体験だった。
言葉の言い回し、朗読のリズムが、話の中に引き込む。
情景が浮かんでくる。
ましてや、作者自らの朗読だ。
一読者として、これ以上の贅沢があろうか。
あっという間の30分だった。
最後の台詞には、身体中が痺れた。
来た甲斐があった。

そして、大沢、宮部の朗読と続く。
宮部作は僅か一作しか読んだことがなく、
大沢作に至っては一作もない。
自分的には流す予定だったが、思いのほかはまった。

大沢の深く渋い声。その心温まるストーリー。
ハードボイルドな人だと思っていたが、
こういう話も書けるんだ。というか。
意外な驚き。

宮部は、まず着ぐるみでの登場にもびびったし、
声のかわいらしさにもやられた。
もう結構な年のはずなのになぁ。
話はこちらもハートウォーム系。
泣ける。

第二部は、3名の競演。
かなり笑える話である上、3人の演技が良い。
あの京極の”レインボーボイス”ぶり。
渋い二枚目と怪しい老婆を使い分ける姿は見ていて
圧巻だった。
ほんとに小説家かよ!!って感じ。

最後に、三人のトークショー。
さすが物書きという、軽快なトーク。
話の膨らませ方が上手い。
京極のツッコミの間がまた良かった。

という感じで、大満足。
晴れ晴れとした感じで帰ってきましたとさ。

来年も(あれば)絶対行くぞ!!

椎名林檎コンサート 雙六エクスタシーin日本武道館

2003-09-27 | 実演
遂に、念願の椎名林檎コンサートを鑑賞してきた。

開演2時間半前に到着したのだが、グッズ購入客で
武道館前は長蛇の列ができていた。
ざっと見た限りで、前に500人は並んでいただろう。
ありえない。。
2時間近く並んで、ようやくパンフ等を購入。

到着したN先輩と共に入場。
席は1F、ステージの真正面。
アリーナではないものの、思った以上に近かった。
前のジュディマリ東京ドームコンサートがあまりにも
遠かったため、期待していなかったのだが。

開演前にちょっとした事件が。
何気なく後ろを振り返ると、右斜め後方にオリジナル・ラブの
田島貴男を発見!!
その2席隣には、鈴木杏!!
もしやと思って左斜め後方を見ると、ともさかりえ!!!
全て半径5m以内である。
思わぬ芸能人との邂逅に、テンションは最高潮。

そして、いよいよ開演。

1曲目はデビュー曲「幸福論」のアレンジ。
アップテンポなノリで、会場は一気にヒートアップ。
続いて、「罪と罰」。
更に「真夜中は純潔」。
スタートからの馴染みの曲3連発。

短いMCの後、最新アルバムから数曲。
アレンジが大きく変わっており、新鮮だ。
あまり好きではない3rdアルバムだが、
このアレンジ、そして生の迫力に完敗。

その後も新旧の名曲入り乱れてのステージが続く。
大好きな曲「依存症」では、感動のあまり目を
潤ませてしまった。
美空ひばりのカバー「港町十三番地」も、
彼女の声にピッタリ。

「茎」で、ひとまずステージは終了。
これも大好きな曲だ。
できればシングルバージョン(英語版)を聴きたかったが。

アンコール。
ファーストアルバムの1曲目「正しい街」でスタート。
そして、林檎姫から「では最後に一発」という紹介。
ああ、もう終わってしまう。。
始まった曲は、「おだいじに」。
3rdアルバムの中でも地味な曲なので、「あれ?」と
思ったが、これがまた聴かせた。
彼女の持つ全てを詰め込んだような曲構成。
少女のようでもあり、妖艶でもある歌い方。
そして曲後半。
アルバムと大きくアレンジを変えた、激しい曲調。
そうきたか~。
もう完全に脳髄直撃。
たまりません。

最後におまけで、今度発売になるニューシングル
「りんごのうた」を初披露。
NHKみんなのうたで10月から11月まで放送されるらしい。

「ここでキスして。」がなかったのが残念だった。
他は全シングルやったのになぁ。

何はともあれ、もう完全にノックアウト。
やられちゃいました。
今後ともついていかせて頂きます。