石川久遠の「日本人なら知っておきたい信実」

「陰謀論」とは「陰の謀(はかりごと)を論じる」ものであり「妄想論」とは異なる。虚心坦懐に見詰め直せば、真実は見えてくる。

緊急事態宣言が終わる1月24日以降の軍部の動きに注目したい

2021-01-24 04:00:35 | 近現代史
2021年01月24日
緊急事態宣言が終わる1月24日以降の軍部の動きに注目したい
バイデン(偽)政権が誕生した…かに見えるが、まだまだ本当の事は分からない。マスメディアは嘘の常習犯、米主流メディア(MSM)、SNSは堂々と検閲をし、その他ネット上の情報には、嘘・捏造・勘違いを含めて、所謂フェイクの場合が多いが、中には真実や真実に限りなく近い推測もある。この Blog も只のフェイクだと判断されても構わない。マスメディアや政治家、教育界、出版界のお墨付きを得ていない情報は全て信じないという人は、私の Blog を読むのはやめた方がいい。時間の無駄になるだけだ。併し、私はこの Blog を書く為の情報収集や想像力を巡らせる時間を無駄だとは考えないし、例え僅かと雖(いえど)も読んでくれる人がいる限り、この Blog を書く意義はあると信じている。因みに、この Blog の文章は、平仮名や片仮名で書けばいいものを敢えて現在は遣われていない漢字を用いて、わざわざ括弧で読み方を書いている。それは日本社会に根付いて今や常態化している「日本人愚民化政策」に同意できないからである。当用漢字や常用漢字を押し付ける事など、その最たるものだ。人は主に言葉で物事を考える。文字や言葉を簡略化してしまえば、人間から考える力を奪い、先人が書き記した書物を読めなくなってしまう。ひとつの悪例が、表意文字である漢字文化を棄てて、単なる表音文字であるハングルに換えてしまった隣国では、普通の人は先人が遺してくれた書物を読めなくなってしまったという、大きな文化的損害を被ったというのは事実である。日本語に置き換えれば、漢字と片仮名を禁止して平仮名のみにしてしまうようなものである。常識では有り得ない愚策である。日本も私が若い頃はルビ入りの旧漢字の書物を多く目にし、実際に読みもしたものだが、今では旧漢字の書物はすっかり姿を消し、平仮名・片仮名 花盛りとなってしまった。図書館で古い書物を手にしても、真面(まとも)に読めそうもないと考えれば、先人の教えを学ぶ機会を失なってしまう。私の送りがなに違和感を持つ人もいるだろうが、私は自分が学んだとおりの日本語を書いているだけだから、その辺はご理解の上、読んでいただきたい。

話題が外れてしまったが、「米大統領選挙」=「共産主義革命」である事は縷々(るる)述べてきた。米国民ならぬ日本人にとっても、トランプが再選(今や復権が相応しい)するか否かは関係無いでは済まされない重要問題であり、トランプが引き続き米国を率いてくれる可能性が僅かでも残っている限り、その情報を追い続けたいと思っている。現時点ではバイデンが選挙に勝利し、表面上はバイデン政権が誕生したかに見えるが、あれほどの大掛かりな選挙不正(犯罪)と言論統制(犯罪)を全世界に納得させるのは流石に無理が過ぎる。世の中とは不条理なものであり、善人より悪人の方が、得てして良い思いをすると言うのは嫌と言うほど見てきたが、これほどの無理、世の中の常識を180度覆(くつがえ)してしまうのを押し通すのは、どう考えても無理だと思う。「嘘も100回続ければ真実となる」と最初に言ったのは、確かナチス政権下のゲッペルズだったと思うが、米民主党の裏に潜んで巨大な権力を誇る勢力は、どんな悪事も正しいものだと既成事実化してしまい、疑義や反論を悉(ことごと)く封殺し続ければ、自分たちの犯罪が正当化され、やがて正史となると信じて疑わないようだ。我々日本人が見聞き体感している大犯罪「共産主義革命」は、起きてしまった以上、どちらに転ぼうが、100年、200年に一度あるかないかの一大パラダイムシフトなのである。ここから世界は一変するのは間違いない。米国は自由・民主・資本主義の象徴のような国であると思い込んでいたが、その米国で「共産主義革命」がほぼ成功しようとしているのだから、その大事件を目撃している我々は、正に歴史の証人なのである。これを幸運と呼ぶのは憚(はばか)られるが、極めて貴重な体験である事は間違いない。

バイデン(偽)政権の良し悪し(悪に決まっているが)はともかく、バイデン(偽)政権が本当に定着すると信じている米国人は少ないのではないだろうか。日本人ではあるが、私など老バイデンは結局、三日天下に終わると信じて疑わない。捨て駒として利用されたボケ老人が引退するか暗殺されるか、分からないが、何れカマラ・ハリスに取って代わられる筋書きが出来ている事は容易に想像できる。併し、三日天下に終わるバイデン(偽)政権にはカマラ・ハリスも含まれる。敢えて暗殺と言ったのは、偽りの大統領として就任したその初日に署名したとされる17件の大統領令のひとつが「シェールガス掘削のフラッキング(水圧破砕法)の禁止」であるからだ。ハリス、バイデン政権の誕生を全面的にバックアップした DeepState には当然 石油メジャーが含まれ、然(しか)も強大な発言権を持っている。その石油メジャーの利権潰しとも言える大統領令を出すなど、DeepState 側から見れば、正に飼い犬に手を噛まれたに等しい事である。まあ、降ろされようが、失脚しようが、暗殺されようが、どうでもいい。実際、バイデン(偽)政権が本当に誕生したかどうかも、未だ疑わしいと思っている者たちは少なからず存在する。ライブ映像として日本にも配信された大統領就任式が、実は録画だったのではないかとの疑いが濃厚であり、軍部、ペンタゴン(国防総省)は未だにバイデンを正当な大統領と認めていないともいう。バイデン一味は実はホワイトハウスにすらまだ入っていないという説もある。また就任式後もバイデンはプライベートジェットに乗っている。政府がエアフォース1を用意しないのは何故か? 全てがネットの噂であり、検証され確定した情報ではないから、現段階ではフェイクと言われても仕方がないが、フェイクが実は真実であったと言うのが最近の傾向であるのを忘れてはならない。

トランプ大統領がワシントンD.C.に1月24日まで「緊急事態宣言」を発令した事は事実だから、ワシントンD.C.に6万人以上の兵士が鮨詰め状態であるのも、24日までなら説明がつくが、24日を過ぎても軍隊が撤兵しない場合は、バイデン政権は軍部を動かす権限を未だ持っておらず、事実上の軍政が敷かれていると考えるのが合理的であろう。議会の床や廊下に寝転がる兵士たちは、バイデン側の議員が通りかかる度に「トランプ、トランプ」と声を上げ、ペロシがビスケットを差し入れをした時には「Stop the Steal」と叫ぶ兵士までいたと言う。それに激怒したペロシが兵士たちを議会の駐車場に追い遣った。一方のトランプは自身が所有するホテルを兵士たちに解放した。トランプは米兵に絶大な支持を得ている理由のひとつがこういうところにも現れている。トランプは戦争を起こさなかった近年では唯一の大統領であった。多くの海外駐留兵を家族が待つ家に返し、出さなくてもいい犠牲者を出さなかった。ある嵐の日にびしょ濡れでトランプが乗る予定の飛行機を整備する一団がいた。取り巻きが止めるのも聞かずにリムジンから傘も刺さずに外に出て、その一団に歩み寄ったトランプは「ご苦労様」と一言感謝の言葉を伝えたという。チップらしきものを手渡したというが、幾らのチップを渡したかは分からない。チップの額より心を打つのは、あのふんわりした頭髪や高価なスーツをびしょ濡れにして謝意を示したトランプの行動である。同じように一介の兵士たちにもトランプは機会さえあれば謝意を示したという。トランプを嫌う人は、それを演技だと言うだろうが、素直に考えれば、自分を支える名も無き人にも感謝を忘れぬ素晴らしい行ないである。併し、トランプを神格化しては本質を見誤る。この辺は冷徹に見守るべきだろう。この問題の本質は、国家反逆罪を犯してまで「共産主義革命」をほぼ成功させた勢力が未だ裁かれずにのさばっており、民主国家と国民がそれを許して良いのか、という事だ。

世界を白と黒、0% と 100% に明確に分ける事は出来ないが、二つの勢力に大別する事はできる。ひとつは極少数の支配層による上位下達(じょういかたつ)の一方的な支配社会。トップダウンのみの社会、ボトムアップ無き社会で、庶民は永遠に貧困から逃れられない。エリートの支配階級は自らの利権を手放さなくて済むように、新規参入を許さない。1%に満たない支配階級と慢性的貧困層は奴隷層と同義となり、極端に二極分化された社会となる。こういう社会では庶民は永久に報われない。庶民層は努力を無駄と諦めてしまうから、社会の進歩は止まり固定的な社会となる。もう一方は、自由、民主、資本主義が守られ、努力すれば裕福にもなれるし失敗する者も出るから庶民は真剣に仕事に励み、研究も怠りないし、何を発言しようと検閲などされない言論の自由が保障された社会である。人々は成功目指して努力するから社会の進歩は止まらない。今まで米国は後者の国であり、後者の盟主だと思われてきたが、グローバリズムの成功者は既得権益を新規参入者に分け与えるような自由は、自分たちの利益に反するから、自分たちが支配層のまま、庶民の自由を奪う道を選んだ。共産主義はマルクス主義に代表されるイデオロギーだから、イデオロギーなど持たないグローバリズムの成功者にとっては、「共産主義革命」など一過程に過ぎない。今、起きている米国に於ける「共産主義革命」とはその程度のものである。愛国主義を一致団結して忌み嫌う革命勢力は、イデオロギーの違いに気付けば争い始める。直ぐに報酬を貰えない ANTIFA や BLM は早くも民主党に抗議して暴動を起こし始めた。成功しても、しなくても、革命の代償は大きい。民主党支持者の多くは、やがて失望し、後悔する羽目になるだろう。

日本の中小企業は、大企業には出来ない高度で特異な技術を生み出して、世界に冠たる日本の製造業を支えてきたが、菅政権は生産性の低い中小企業を潰そうとしている。竹中平蔵もデービッド・アトキンソンも中小企業の半分は潰すべきだと菅義偉に進言し、菅内閣の政策はその通りに庶民と中小企業にとっては過酷なものである。一度失なわれた中小企業の技術や、日本の伝統文化は二度と取り戻す事は出来ない。米国人は、自由・民主の理想を体現したアメリカ合衆国に、胡座(あぐら)をかいた、とまでは言わないが、信頼を寄せ過ぎ、油断し過ぎた。悪い前兆は幾つもあった筈なのに、声を上げ、行動を起こす者の数が余りにも少な過ぎた。米国民ひとり一人の怠慢が、中共などの敵対国に隙を与え、民主党左派を調子付かせ、DeepState が野望を実行に移す好機を与えてしまったのである。同じ事が日本にも当て嵌まる。世界に比類なき伝統文化と、中小企業ならではの高度で特異な技術が今、失なわれようとしている。米国での出来事の真実を伝えないマスメディアは論外だが、マスメディアを盲信する国民も罪深い。日本では事実上の検閲が69年間も野放しにされ、米国さえ滅ぼそうとしている「自虐史観」が、敗戦後一貫して行なわれてきた。異論を挟む有志はいたが、主流とはならなかった。これは日本国民の怠慢である。臆病、事勿れ主義、大人の対応、抗議すべき時に抗議せず、ただ「遺憾」という言葉を返すに止(とど)め、誇りや矜持を踏みじられる事に慣れてしまった日本人は自らの怠慢に気付きもしない。米国人はこの試練を乗り越えるだろうが、同じ試練を日本人は果たして乗り越える事ができるだろうか。甚だ疑問である。

日本には、ドナルド・トランプに代わる人物は現れないだろうし、リン・ウッド、シドニー・パウエルのようなトランプ大統領の再選(復権)に無報酬で命を捧げる傑物も現れそうにない。米国を襲った「共産主義革命」の裏に潜む DeepState の魔の手は米国以上に日本を踏み躙(にじ)ってきたが、盾つかない日本など後回しにされて、本丸である米国を一気に攻め落とそうと汚い拳を振り下ろした。日本人は米国で起きた「共産主義革命」の真実を見抜き、備えなければならない。菅義偉なる売国奴に政権を任せて、中共に擦り寄っては国を失なう。高橋洋一(経済学者・現内閣官房参与)は、竹中平蔵は仕事をしていないから責められる謂れはないと言い、国際金融資本など存在しないと言い切っている。本来は非常に頭の良い人なのだろうが、何という愚かな認識だろう。彼が学んだ経済学は既に過去の遺物であり、経済学者だから歴史に疎(うと)いでは、自身が持つ影響力を考えると余りにも無責任である。DeepState の中心が国際金融資本である事はもはや常識である。 DeepState もビルダーバーグ会議も国際社会に隠然たる影響力を持っている。これらについては、この Blog でおいおい説明していきたい。先ずは、何よりトランプ大統領の復権が最重要課題である。トランプが発令した「緊急事態宣言」は、1月24日に有効期限を過ぎる。その後、ワシントンD.C.に展開された米軍が撤退するか否かに注目したい。