就職活動体験記

就職活動に関しての体験をあれこれと。

就活のやり方⑤<GW対策、GD対策>

2010年02月12日 19時08分33秒 | 情報
次に、グループディスカッション(GD)やグループワーク(GW)対策です。

先にも書きましたが、特に大手企業では会議力を重視する傾向が多いです。
そのため、GDやGWは模擬会議のようなもので、先輩社員の目線から、

「この人と一緒に会議をして、いい会議ができるかどうか」

が評価の観点になります。

GDの場合は、意見の主導権をとることよりも、むしろ、
「他の人の意見を聞きつつ、論理的かつ説得力のある議論ができるか。」が大事です。

GWの場合は、「仲間と協力してどれだけ建設的な議論に貢献できるか」が大事です。

どちらも、結論がよほど的外れでなければ、結論の内容はそれほど重要ではありません。
・議論が論理的かどうか(なんらかの根拠に基づいているか)
・険悪なムードになっていないか(なのでムードメーカーやまとめ役は好評価です)
・全員からまんべんなく意見が出されているか(意見を言えない空気になっていないか)
などが大事です。

また、敬遠されるタイプは、
・自分の意見ばかり主張して、人の意見を聞かないタイプ
・結論が出そうなときにひっくり返すタイプ
です。

議論の仕方はひとそれぞれですが、一番無難なやり方は「スネオタイプ」です。
ジャイアンを見つけて、「そうだよ、ジャイアンの言う通りだよ!」と煽るのですw

流れはこんな感じです。

①議論スタート、役割分担から始まり、司会やタイムキーパーを決める(どちらも火中の栗なので、やらなくてもOK)
②まず、最初の意見が出て、みんな様子を見ながら少しずつ意見を出していく
③みんなの意見を聞いて、一番論理的な意見をだしている人が誰かをチェック
④その人の意見に賛同しつつ、その意見を補足したり、修正していく
⑤全体の流れがその意見に向かいそうなら、そのまま誘導を続ける
⑥別のもっと論理的な流れに行きそうなら、その意見の良いところを自陣営の意見に取り入れる
⑦とりいれが難しいなら、乗り換え、意見を補足したり、修正していく
という感じです。

ころころ意見が変わるのは問題ですが、自分の意見にこだわりすぎるのはもっと問題です。
大事なのは、よりよい結論を出していくことなので、他の人の意見の良い部分を評価して、どんどん取り入れている姿勢をアピールするのは非常に有効だと思います。

慣れも必要ですので、一度就職活動をしている仲間で、模擬GWをやってみると良いと思います。

就職ディスカッション―業界別解説ディスカッションテーマ例51付き (きめる!就職BOOKS)

↑にはテーマ例なども載っていますので、これを基に5人程度集めて、模擬GWをやってみると、全体の流れがわかってくると思います。


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