自撮り齋藤のEZ DO DANCE

「自撮り」とは、「齋藤」とは、「上下斜め」とは、「EZ DO DANCE」とは!?

秩父鉄道とEZ DO DANCE No,9 『武州日野駅』

2020-04-23 16:28:36 | 日記
上下斜めマニアの自撮り齋藤と申します。

のぼり方面、熊谷方面に進んでいましたが、今一度戻ることになりますが、くだり列車に乗って武州日野駅で途中下車。車窓から見えた気になる場所に行きたかったのです。駅員さんが改札業務をし、最後の業務を終え帰るところでした。

武州日野駅

ちょっと前までは、たいていのところでタバコが吸えたのに、このご時世ではめっきり吸える場所が減ってしましました。家にある分厚い重いガラスの灰皿で、頭を殴打する殺人事件なんてのは今後一切出てこないでしょう。

武州日野駅

駅待合室の外にある吸い殻入れです。上に伸びている棒状の、丸くなっている部分に顔ハメしてみました。しかしこれ、顔をハメるための部分ではありません。この部分がなんなのかと、家に着いてからもずっと頭に引っかかっていました。ひっかける輪っかでもないし、ということで写真を振り返ってみると、答えは秩父鉄道のホームにありました。

熊谷駅ホーム

そう、広告看板です。私鉄にありがちな、丸い看板広告がハマっていた部分だったのです。名残が、あの上の部分の空間だったわけですね。


武州日野 わかまつ

列車から見えた気になる場所です。「わかまつ」という商店が車窓から見えて、駅からさほど遠くなかったので行ってみました。廃業されているようでした。ヤマザキパンの看板、そういえば最近あるようでないような。ヤマザキショップの通称「太陽マーク」の店、たまに見かけると気になります。だいたい想像はつくのですが、店内のクオリティが気になるんですよね。入ってみると店員さんとの1対1に妙に緊張します。

武州日野駅

この旅も、いよいよ終盤を迎えております。これぞ自撮り齋藤の、乗り鉄途中下車のひとり旅(EZ DO DANCE)であります。次の駅で、まとめたいと思います。

秩父鉄道とEZ DO DANCE No,8 『浦山口駅』

2020-04-21 00:03:20 | 日記
上下斜めマニアの自撮り齋藤と申します。

ここで秩父鉄道の旅を振り返ってみますと、羽生から乗車し、武州荒木、ソシオ流通センター、明戸、武川、秩父(お土産購入)、白久で途中下車しました。今度は、帰路につきつつ気になった駅で途中下車します。

浦山口駅

夕暮れが差し迫るなか、浦山口駅で途中下車。橋立登山口への最寄り駅で、標高1304mの武甲山への頂上まで3時間30分と書いてあります。また、浦山ダムまで徒歩20分、橋立鍾乳洞へは徒歩15分ほどと、個人的には見所ある駅だなと思いました。しかし今回は時間がないので、駅周辺を散策します。

浦山口

駅からすぐのところに「不動名水」という名の、湧き水が流れ出ているところがあります。そこの碑には・・・『武甲山塊の地中深く流れる水は此処に湧出して清流となり 古くから住民の生活を成り立たせ旅人の渇きを癒し人々に 多大な恩恵を与え続けて来た』とあります。

不動名水

水には目がないわたくし斎藤であります。水って好きなんですよね。泳いだりするのは嫌いなんです(耳に水を入れたくない)が、顔面に水を浴びたり(顔を洗うこと)、体内に吸収する(飲むこと)がたまらなく好きです。なので普段下痢気味です。

浦山口

ここのコインランドリー、元セブンイレブンですね。そしてちょっと渋めのキャンプ場の看板と自撮り齋藤をしました。駅から国道140号に出るT字路のところにあります。なお、浦山清流キャンプ場は残念ながら閉鎖されているようであります。

浦山口

さて、2つめの看板です。橋立川沿いにあるキャンプ場で、場所的には閉鎖された浦山清流キャンプ場の手前にあるみたいです。キャンプ場の看板はほぼオリジナルなのが多く、年代の味が出ているものは更にいいですね。

浦山口駅

手前にあるadidasのリュックサック。流山のスポーツデポで2,000円くらいでした。部活に行く地元の女子中学生が、駅で同じの背負ってました。同じスポーツデポでセールの時に買ったんでしょうね。その時はちょっと恥ずかしかったです。

秩父鉄道とEZ DO DANCE No,7 『白久駅』

2020-04-20 00:52:20 | 日記
上下斜めマニアの自撮り齋藤と申します。

あと一駅で秩父鉄道終着駅の三峰口ですが、その一駅手前にあるのが白久駅です。本数が少ない区間なので、終点で折り返してくる列車を待っている間に駅前をサクッと探訪。鉄道旅におけるひとつのテクニックであります。


白久駅

白久駅は、秩父鉄道のなかで乗車客数が一番少ない駅だそうですが、地元の方のほか、ハイキングコースへの入り口、秩父札所30番法雲寺の入り口としての利用があります。ほかに目立ってなにかあるような駅ではないのですが、過去に秩父鉄道が運営する「秩父スケートセンター」がありました。当時は県内随一の1週400mもある本格的な屋外スケート場ということで、沿線の方のほか、冬の期間は東武東上線池袋から直通で「銀盤」号なる特急列車も走ってきていたそうです。

白久駅

「秩父スケートセンター」と「銀盤号」について、もっと掘り下げて調べてみたのですが、思い出話以外詳しいことは出てきませんでした。スケート場の閉鎖は平成元年10月7日ということで、わりと最近だなという印象をもちましたが今からもう30年以上も前のことなんですよね。今は更地になっているとのことでした。



また、「月ケ峰キャンプ場」というのも過去にあった施設として出てきました。調べていて興味深かったのが、検索エンジンで「月ケ峰キャンプ場 荒川」と調べたらマニアフェスタに出展されていた『記念スタンプマニア』さんのページに行きつきました。繋がるものですね。白久駅の駅スタンプには、今はなき「秩父スケートセンター」と「月ケ峰キャンプ場」が入っているんです。このスタンプのデザインから勝手に推測すると、昭和50年代くらいにつくったものではないかと思ったりしました。

白久

秩父のことが好きになっています。誰もいない、何もない場所での自撮りは、わりとはかどるようで勇気が必要です。油断をしていると遠くから人の視線があったり、迎えの車が駅に横付けされたりと。いろいろあります。

秩父鉄道とEZ DO DANCE No,6 『武川駅 パート3』

2020-04-19 00:27:56 | 日記
上下斜めマニアの自撮り齋藤と申します。

秩父鉄道のあれこれを掘り下げていくと、行きつく先は秩父の名山である武甲山です。今回、武甲山の写真を一枚も撮っていませんでした。

武川

武甲山の北側斜面は石灰岩が豊富で、標高が1900年のころから比べると採掘により約30m低くなるほど削られています。旧山頂には歴史的信仰遺跡や、高山植物群生地があったそうですが大半が消滅してしまったとか。

産業によって歴史や自然が破壊されてしまう典型的パターンですが、背に腹は代えられない事情というのがあるのはたしかです。これからも採掘が続けられる武甲山ですが、わたくし斎藤からの目にはこの武甲山、誇らしく映っています。

川本ショッピングストア

駅から少し歩いたところにあるショッピングストアで自撮り齋藤です。お店としての存在感をもっとだして、これからも頑張っていただきたいと思います。(余計なお世話)手前の土地は造成中でしたので、分譲住宅でも立つのでしょうか。

川本ショッピングセンター内シャッター

一昔前の商店街にはよく、シャッターが降りていてもすてきなペイントなどされていて、思わずシャッターを切ってしまうことがあります。すべての悲しみは、武甲山に通ずる変貌と同じく、見ている景色はすべては、普遍的な事実でしかないのであります。

秩父鉄道とEZ DO DANCE No,5 『武川駅 パート2』

2020-04-18 13:56:15 | 日記
上下斜めマニアの自撮り齋藤と申します。

貨車を引いて出発を待っているのはデキ300形の303号機。1967年(昭和42年)に製造された機関車です。私鉄で貨物列車を走らせているのは、ここ埼玉の秩父鉄道と三重の三岐鉄道だけとなっています。

武川

貨車の中身は、セメントの原料になる石灰石です。石灰石は、武甲山の西側にある三輪鉱山と、群馬県南西部(埼玉県境)ににある叶山鉱山で採掘されたもので、その原料が貨車で熊谷市にある太平洋セメント熊谷工場に運ばれて行きます。

武川

調べていてグッときたのことがあります。叶山鉱山についてなのですが、なんと操業開始が昭和59年なんです。国内の石灰石の生産量が昭和54年がピークだったなかでよく推進したなと。それについては時代背景が必ずあるものでして。

『昭和50年当初、地元中里村では過疎化が深刻な問題となり、過疎対策として雇用の場を叶山開発に求めることになり、早期開発の要請が村議会で決議された。』

あと、この叶山鉱山にあるベルトコンベアがすごいんです。採掘場所から工場に運ぶのに、約9kmのベルトコンベアと、さらに14kmのベルトコンベア(長いヤバい!!)があって、トンネルの中を通って群馬から県をまたいで23km先の秩父に搬送しているんです。

ベルトコンベア乗ってみたいですね。生まれ変わったら、何万年の歳月を経て石灰石になれたらいいなと思います。