日本ではアパートが建てられるくらいの敷地に、家1件。
庭は車が数台いっぺんに切り返しが出来るほど、または自由にウイリーの練習が出来るほどの広さで、周りの林からは鳥の声が絶え間なく聞こえてきます。
これがカイユさんの家です。
やっぱり観光地とは違うのでしょう、初めて来た時あまりのきれいさに歩き回ってそこらの家並みを撮っていたら、どこかのおばさんにホウキを持って追いかけられたことがあります。完全にプライベートな町なんですね。
さてカイユさんの奥さんと娘さんは朝早くから出勤だか通学だかに行ってしまい、この広い家にカイユさんと僕二人。僕が言葉がほとんど出来ないので、男二人黙ったまま朝ご飯を頂き、その後バイクを運んだレンタカーを返しに行くのに付き合いました。
その帰りにカイユさんは実家に寄って、おじいちゃんおばあちゃんを紹介されました。
部屋に入るなり、辺りは飛行機、それも複葉機の模型や写真ばかり。
カイユさんのご両親はお二人とも飛行機乗りで、複葉機に二人でタンデムで載っている写真も。まさに「紅の豚」の時代を生きてきたのでした。今はちっちゃいおばあちゃんだけど、当時は相当なお転婆娘だったんだろうなあ。おじいちゃんはそこに惚れて、それでカイユさんが生まれ、しかもエンジンに興味を持ってこんな世界に入ってしまったのね。
他に複葉機から撮ったコンコルドの写真や、カイユさんが子供の頃作った水上艇の模型などもありました。
カイユさんの家に戻ってから、彼のコレクションの撮影です。
まあ出てくる出てくる。ルジャーンの82年世界チャンピオンマシンを筆頭に、小はRTL50やTY80、TLM50に無理矢理4ストエンジン載せたキワモノから、AJS、ノートンなどなど。850ccのトライアンフ/ハリケーンかもあったけど、やっぱり基本はトライアルバイク。広い庭もさすがにバイクで埋め尽くされるくらいで、その台数は軽く20台を越えています。全部出す(といっても、まだ別の場所に保管してあるものもあるそうだ)のはカイユさんも久しぶりらしく、蜘蛛の巣がはっているものも。
汗だくになったカイユさんも自分で写真を撮っていたけど、とにかくその数にビデオ取材も大変。あっという間に空港に行く時間が迫ってきました。
パリを抜けるので道は混んでいたけど、なんとか2時間前に到着。
あの複雑なシャルル・ドゴール空港でも、出発カウンターの目の前に車着けてくれるのは、さすが現地人。助かるよなあ。
彼らは来年のもてぎには来るかも知れない、とのこと。再会を誓って別れました。
あ、お土産だと言って、「ルジャーンが82年の世界戦のどこかで転倒して曲げてしまったハンドルだ。持って帰れ」と曲がったレンサルを渡されてしまったっす。
うーん、価値があるようなないような。洗濯物を部屋干しするときくらい使えるかなあ・・・。
写真は2480mの山の頂上で撮ったもの。向こうに見える白い山がモンブランで、僕が乗っているのは世界5位を獲得したロブ・シェパードのRTL305そのものです。
庭は車が数台いっぺんに切り返しが出来るほど、または自由にウイリーの練習が出来るほどの広さで、周りの林からは鳥の声が絶え間なく聞こえてきます。
これがカイユさんの家です。
やっぱり観光地とは違うのでしょう、初めて来た時あまりのきれいさに歩き回ってそこらの家並みを撮っていたら、どこかのおばさんにホウキを持って追いかけられたことがあります。完全にプライベートな町なんですね。
さてカイユさんの奥さんと娘さんは朝早くから出勤だか通学だかに行ってしまい、この広い家にカイユさんと僕二人。僕が言葉がほとんど出来ないので、男二人黙ったまま朝ご飯を頂き、その後バイクを運んだレンタカーを返しに行くのに付き合いました。
その帰りにカイユさんは実家に寄って、おじいちゃんおばあちゃんを紹介されました。
部屋に入るなり、辺りは飛行機、それも複葉機の模型や写真ばかり。
カイユさんのご両親はお二人とも飛行機乗りで、複葉機に二人でタンデムで載っている写真も。まさに「紅の豚」の時代を生きてきたのでした。今はちっちゃいおばあちゃんだけど、当時は相当なお転婆娘だったんだろうなあ。おじいちゃんはそこに惚れて、それでカイユさんが生まれ、しかもエンジンに興味を持ってこんな世界に入ってしまったのね。
他に複葉機から撮ったコンコルドの写真や、カイユさんが子供の頃作った水上艇の模型などもありました。
カイユさんの家に戻ってから、彼のコレクションの撮影です。
まあ出てくる出てくる。ルジャーンの82年世界チャンピオンマシンを筆頭に、小はRTL50やTY80、TLM50に無理矢理4ストエンジン載せたキワモノから、AJS、ノートンなどなど。850ccのトライアンフ/ハリケーンかもあったけど、やっぱり基本はトライアルバイク。広い庭もさすがにバイクで埋め尽くされるくらいで、その台数は軽く20台を越えています。全部出す(といっても、まだ別の場所に保管してあるものもあるそうだ)のはカイユさんも久しぶりらしく、蜘蛛の巣がはっているものも。
汗だくになったカイユさんも自分で写真を撮っていたけど、とにかくその数にビデオ取材も大変。あっという間に空港に行く時間が迫ってきました。
パリを抜けるので道は混んでいたけど、なんとか2時間前に到着。
あの複雑なシャルル・ドゴール空港でも、出発カウンターの目の前に車着けてくれるのは、さすが現地人。助かるよなあ。
彼らは来年のもてぎには来るかも知れない、とのこと。再会を誓って別れました。
あ、お土産だと言って、「ルジャーンが82年の世界戦のどこかで転倒して曲げてしまったハンドルだ。持って帰れ」と曲がったレンサルを渡されてしまったっす。
うーん、価値があるようなないような。洗濯物を部屋干しするときくらい使えるかなあ・・・。
写真は2480mの山の頂上で撮ったもの。向こうに見える白い山がモンブランで、僕が乗っているのは世界5位を獲得したロブ・シェパードのRTL305そのものです。
合成写真
>ルジャーンの82年世界チャンピオンマシンを筆頭に
健ちゃんがイタリア国境で一度この世から抹消したBETA50なら、、、(^^;
>TLM50に無理矢理4ストエンジン載せたキワモノ
持ってたり(^^;
うーん、まだアルプスの空気読めない49歳、AKY49だったもので・・・。
何はともあれ、留守中に次男がお世話になりましたm(_ _)m
>どめすてぃっくおんりー亀さん
いやあホント、愛知の某邸宅もこんな感じなんだろうな、と思って見ていましたよ。どちらかというと、カイユさんより広い家に一人暮らしのパトさんの方が近いかな?(^^)
ドアストッパーにRSのエンジン使ってたりね。
次回「続・ばら色の人生」では正次さんや森さんとこじゃなく、愛知で取材でしょうか(^o^)