今日も、おかしな格好で寝ています。
顔のすぐ前にあるのは
後ろ脚。
それを、手で抱え込むようにして、寝ています。
一生懸命足をかかえているのは、
なにか素敵なものをかかえる夢でも
見ているからなのでしょうか。
黒塗りの車に
おかかえの運転手がいて
庭にはひとかかえもある
大きなぞうさんの像を飾るような
大金持ちになって
毎日、おなかをかかえて大笑いして暮らす。
そんな楽しい世界が
夢の中では繰り広げられているのかもしれません。
けれど
現実の人生は、
なかなかそううまくはいかないもの。
たとえば、大きな借金をかかえたり
そのせいで、家族をかかえて
路頭に迷ったり
さまざまな悩みごとを
ひとり、かかえこんで
頭をかかえてしまうことも、多いもの。
やはり
厳しい現実からは、目をそらし
お気に入りのおもちゃを小脇にかかえて
もうしばらく
夢の世界を楽しむことにしましょうか。
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