“理解”するという事
ここでは、最初にいくつかの仮定をし、その上に論理を構築していく。
仮定:
1.貴方はこの文章を見ている。
2.関数の実行には論理体の存在が不可欠。
この二つの仮定から、分かる事柄を“理解”しよう。
仮定とは関係なしに、“理解”を定義する。
“理解”とは、論理構造を示す事である。
つまり、文字としてその物体や事柄を示す事である。
論理構造の示し方は、少々複雑であるから、その都度説明する。
存在(existence)パラメータを持つ。
ただし、存在しているかどうかは分からない。
そんな論理体である。
論理体とは、一番抽象的な言い方であると考えて欲しい。
それが、物体であるか、分類であるか、空想であるか、
何であるかは分からないにしろ、何かである。という事だ。
又、“X”は論理をする上での名称であり、xは略称である。
実際の名称は、名称(name)パラメータとして持つ必要がある。
論理体は、実際に存在する必要は無いし、パラメータを持つ必要も無い。
又、パラメータのデータが確定している必要も無い。
そして、あのように書き示す事を“理解”と呼ぶ。
パラメータは無限にある為、物事を完全理解する事は実際には出来ない。
虚構の上でのみ、完全理解は成立する。
では、仮定を見て行こう。
1.から。
「貴方はこの文章を見ている。」
これを細かく分解すると、
「論理体αは、論理体βを引数に関数Fを実行している。」
次に、2.
「関数の実行には論理体の存在が不可欠。」
これを命題とすると、
「関数の実行が可能⇒実行した論理体は実行時EXI=true;である。」
EXI=true;とは、存在しているということ。
仮定から分かる事。
貴方がこの文章を見る為には、貴方は存在していなければならない。
ただしこの文章は、貴方が見るために、必ずしも存在している必要は無い。
time t = now; 時間軸上のある点tは、仮定時(論理時)である。
logic α 論理体α
name; 名称パラメータ
existence; 存在パラメータ
func look(logic){ 関数lookは引数として論理体を受け取る。
if(existence != true:0)break; もし、存在が確定していなければ、崩壊(中止)される。
else do; そうでなければ、何らかの動作をする。
}A; 論理体αをAと略記する。
Bも同様であるから、説明しない。
main 主論理
premise(t){ t点に於ける前提
make 貴方 = A; 論理上、貴方を作る。又、貴方はAという論理構造を持つ。
貴方 -> name ="貴方"; 貴方の名称パラメータは、"貴方"である。
貴方 -> EXI = true:t; 貴方は、t点では少なくとも存在している。
以下同様。
time(t){ t点に於ける出来事。
貴方 -> look(この文章); 貴方は、この文章を引数にlookを実行する。
注意:
定義されていないものは、一切使えない。
パラメータのデータは、複数であっても良い。
name は、NAMと書いても良い。
existence は、EXIと書いても良い。
論理構造定義の段階で、初期値を与える事が出来る。
アロー論理子( -> )は、結合論理子( . )で代用できる。
論理上、出来うる限り日本語の使用は避けるべきである。
パラメータは、媒介変数と約す。
関数の構造は、詳細に示しても良い。
上記の場合、else は省略できる。
この注意の内容を用いて、簡略化して書くと・・・
(貴方はyou、この文章は、sentenceと書く。)
勿論、分かりやすくもなっただろう。
仮定1.の
「貴方はこの文章を見ている。」
は、最後の三行(timeから、}まで)だけである。
しかし、この三行の為にはそれ以外全てが必要である。
それ以外全てによって、三行が確定するのである。
いや、本当の意味で仮定を示すのは、you.look(sentence);だけだ。
このyou.look(sentence);には、何が必要なのか、
仮定2.によって導かれるものを示せばこうなる。
当然、人によって解釈が変わるであろう。
それは、つまり人によって考えが違うという事。
以上であるが、
どうだろうか。
“理解”する事は、難しいのである。
それが分かってくれただろう。
実は、“理解”した事にして、仮定より分かる事柄を述べるのは簡単だ。
「貴方はこの文章を見ている。」
「関数の実行には論理体の存在が不可欠。」
つまり、今貴方はこの文章を見ている。
動作する為には、貴方が存在していなければならない。
ということは、
「貴方は存在している。」
それだけの事である。
尚、上記の論理構造式記法は我が友人static_average氏の考案した物である。
仮定:
1.貴方はこの文章を見ている。
2.関数の実行には論理体の存在が不可欠。
この二つの仮定から、分かる事柄を“理解”しよう。
仮定とは関係なしに、“理解”を定義する。
“理解”とは、論理構造を示す事である。
つまり、文字としてその物体や事柄を示す事である。
論理構造の示し方は、少々複雑であるから、その都度説明する。
logic X { existence = null; }x;簡単な論理体、ロジックXの論理構造である。
存在(existence)パラメータを持つ。
ただし、存在しているかどうかは分からない。
そんな論理体である。
論理体とは、一番抽象的な言い方であると考えて欲しい。
それが、物体であるか、分類であるか、空想であるか、
何であるかは分からないにしろ、何かである。という事だ。
又、“X”は論理をする上での名称であり、xは略称である。
実際の名称は、名称(name)パラメータとして持つ必要がある。
論理体は、実際に存在する必要は無いし、パラメータを持つ必要も無い。
又、パラメータのデータが確定している必要も無い。
そして、あのように書き示す事を“理解”と呼ぶ。
パラメータは無限にある為、物事を完全理解する事は実際には出来ない。
虚構の上でのみ、完全理解は成立する。
では、仮定を見て行こう。
1.から。
「貴方はこの文章を見ている。」
これを細かく分解すると、
「論理体αは、論理体βを引数に関数Fを実行している。」
次に、2.
「関数の実行には論理体の存在が不可欠。」
これを命題とすると、
「関数の実行が可能⇒実行した論理体は実行時EXI=true;である。」
EXI=true;とは、存在しているということ。
仮定から分かる事。
貴方がこの文章を見る為には、貴方は存在していなければならない。
ただしこの文章は、貴方が見るために、必ずしも存在している必要は無い。
time t = now; logic α { name; existence; func look(logic){ if(existence != true:0)break; else do; } }A; logic β { name; }B; main { premise(t){ make 貴方 = A; 貴方 -> name ="貴方"; 貴方 -> EXI = true:t; make この文章 = B; この文章 -> name ="この文章"; この文章 -> EXI = true:t; } time(t){ 貴方 -> look(この文章); } }非常に見難いかもしれないが、説明するので我慢していただきたい。
time t = now; 時間軸上のある点tは、仮定時(論理時)である。
logic α 論理体α
name; 名称パラメータ
existence; 存在パラメータ
func look(logic){ 関数lookは引数として論理体を受け取る。
if(existence != true:0)break; もし、存在が確定していなければ、崩壊(中止)される。
else do; そうでなければ、何らかの動作をする。
}A; 論理体αをAと略記する。
Bも同様であるから、説明しない。
main 主論理
premise(t){ t点に於ける前提
make 貴方 = A; 論理上、貴方を作る。又、貴方はAという論理構造を持つ。
貴方 -> name ="貴方"; 貴方の名称パラメータは、"貴方"である。
貴方 -> EXI = true:t; 貴方は、t点では少なくとも存在している。
以下同様。
time(t){ t点に於ける出来事。
貴方 -> look(この文章); 貴方は、この文章を引数にlookを実行する。
注意:
定義されていないものは、一切使えない。
パラメータのデータは、複数であっても良い。
name は、NAMと書いても良い。
existence は、EXIと書いても良い。
論理構造定義の段階で、初期値を与える事が出来る。
アロー論理子( -> )は、結合論理子( . )で代用できる。
論理上、出来うる限り日本語の使用は避けるべきである。
パラメータは、媒介変数と約す。
関数の構造は、詳細に示しても良い。
上記の場合、else は省略できる。
この注意の内容を用いて、簡略化して書くと・・・
(貴方はyou、この文章は、sentenceと書く。)
logic α { NAM ="you":now; EXI = true:now; func look(logic){ if(EXI != true:0)break; do; } }A; logic β { NAM ="sentence":now; }B; main { premiss(now){ make you = A; make sentence = B; } time(now){ you.look(sentence); } }大分見やすくなっただろう。
勿論、分かりやすくもなっただろう。
仮定1.の
「貴方はこの文章を見ている。」
は、最後の三行(timeから、}まで)だけである。
しかし、この三行の為にはそれ以外全てが必要である。
それ以外全てによって、三行が確定するのである。
いや、本当の意味で仮定を示すのは、you.look(sentence);だけだ。
このyou.look(sentence);には、何が必要なのか、
仮定2.によって導かれるものを示せばこうなる。
当然、人によって解釈が変わるであろう。
それは、つまり人によって考えが違うという事。
以上であるが、
どうだろうか。
“理解”する事は、難しいのである。
それが分かってくれただろう。
実は、“理解”した事にして、仮定より分かる事柄を述べるのは簡単だ。
「貴方はこの文章を見ている。」
「関数の実行には論理体の存在が不可欠。」
つまり、今貴方はこの文章を見ている。
動作する為には、貴方が存在していなければならない。
ということは、
「貴方は存在している。」
それだけの事である。
尚、上記の論理構造式記法は我が友人static_average氏の考案した物である。
以上