†意識の記録† 理解のブログ

私の私の視点による私の経験の記録。私の視点で見る限り誤りのない認識で記事を書いている。一切の苦情は受け付けない。

理解するという事

2006-04-17 18:10:00 | Diary

“理解”するという事

ここでは、最初にいくつかの仮定をし、その上に論理を構築していく。

仮定:
1.貴方はこの文章を見ている。
2.関数の実行には論理体の存在が不可欠。

この二つの仮定から、分かる事柄を“理解”しよう。
仮定とは関係なしに、“理解”を定義する。
“理解”とは、論理構造を示す事である。
つまり、文字としてその物体や事柄を示す事である。
論理構造の示し方は、少々複雑であるから、その都度説明する。
logic X
{
	existence = null;
}x;
簡単な論理体、ロジックXの論理構造である。
存在(existence)パラメータを持つ。
ただし、存在しているかどうかは分からない。
そんな論理体である。

論理体とは、一番抽象的な言い方であると考えて欲しい。
それが、物体であるか、分類であるか、空想であるか、
何であるかは分からないにしろ、何かである。という事だ。
又、“X”は論理をする上での名称であり、xは略称である。
実際の名称は、名称(name)パラメータとして持つ必要がある。

論理体は、実際に存在する必要は無いし、パラメータを持つ必要も無い。
又、パラメータのデータが確定している必要も無い。

そして、あのように書き示す事を“理解”と呼ぶ。
パラメータは無限にある為、物事を完全理解する事は実際には出来ない。
虚構の上でのみ、完全理解は成立する。

では、仮定を見て行こう。
1.から。
「貴方はこの文章を見ている。」
これを細かく分解すると、
「論理体αは、論理体βを引数に関数Fを実行している。」
次に、2.
「関数の実行には論理体の存在が不可欠。」
これを命題とすると、
「関数の実行が可能⇒実行した論理体は実行時EXI=true;である。」
EXI=true;とは、存在しているということ。
仮定から分かる事。
貴方がこの文章を見る為には、貴方は存在していなければならない。
ただしこの文章は、貴方が見るために、必ずしも存在している必要は無い。

time t = now;

logic α
{
	name;
	existence;
	func look(logic){
		if(existence != true:0)break;
		else do;
	}
}A;

logic β
{
	name;
}B;

main
{
	premise(t){
		make 貴方 = A;
		貴方 -> name ="貴方";
		貴方 -> EXI = true:t;
		make この文章 = B;
		この文章 -> name ="この文章";
		この文章 -> EXI = true:t;
	}
	time(t){
		貴方 -> look(この文章);
	}
}
非常に見難いかもしれないが、説明するので我慢していただきたい。
time t = now; 時間軸上のある点tは、仮定時(論理時)である。
logic α 論理体α
name; 名称パラメータ
existence; 存在パラメータ
func look(logic){ 関数lookは引数として論理体を受け取る。
if(existence != true:0)break; もし、存在が確定していなければ、崩壊(中止)される。
else do; そうでなければ、何らかの動作をする。
}A; 論理体αをAと略記する。
Bも同様であるから、説明しない。
main 主論理
premise(t){ t点に於ける前提
make 貴方 = A; 論理上、貴方を作る。又、貴方はAという論理構造を持つ。
貴方 -> name ="貴方"; 貴方の名称パラメータは、"貴方"である。
貴方 -> EXI = true:t; 貴方は、t点では少なくとも存在している。
以下同様。
time(t){ t点に於ける出来事。
貴方 -> look(この文章); 貴方は、この文章を引数にlookを実行する。

注意:
定義されていないものは、一切使えない。
パラメータのデータは、複数であっても良い。
name は、NAMと書いても良い。
existence は、EXIと書いても良い。
論理構造定義の段階で、初期値を与える事が出来る。
アロー論理子( -> )は、結合論理子( . )で代用できる。
論理上、出来うる限り日本語の使用は避けるべきである。
パラメータは、媒介変数と約す。
関数の構造は、詳細に示しても良い。
上記の場合、else は省略できる。

この注意の内容を用いて、簡略化して書くと・・・
(貴方はyou、この文章は、sentenceと書く。)
logic α
{
	NAM ="you":now;
	EXI = true:now;
	func look(logic){
		if(EXI != true:0)break;
		do;
	}
}A;

logic β
{
	NAM ="sentence":now;
}B;

main
{
	premiss(now){
		make you = A;
		make sentence = B;
	}
	time(now){
		you.look(sentence);
	}
}
大分見やすくなっただろう。
勿論、分かりやすくもなっただろう。
仮定1.の
「貴方はこの文章を見ている。」
は、最後の三行(timeから、}まで)だけである。
しかし、この三行の為にはそれ以外全てが必要である。
それ以外全てによって、三行が確定するのである。
いや、本当の意味で仮定を示すのは、you.look(sentence);だけだ。
このyou.look(sentence);には、何が必要なのか、
仮定2.によって導かれるものを示せばこうなる。
当然、人によって解釈が変わるであろう。
それは、つまり人によって考えが違うという事。

以上であるが、
どうだろうか。
“理解”する事は、難しいのである。
それが分かってくれただろう。

実は、“理解”した事にして、仮定より分かる事柄を述べるのは簡単だ。
「貴方はこの文章を見ている。」
「関数の実行には論理体の存在が不可欠。」
つまり、今貴方はこの文章を見ている。
動作する為には、貴方が存在していなければならない。
ということは、
「貴方は存在している。」
それだけの事である。

尚、上記の論理構造式記法は我が友人static_average氏の考案した物である。

以上

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