QOOTESの脳ミソ

テキストのみで地味にやらせてもらってます。

今回の米騒動と、これまでの買い占めにまつわる思い出。

2024-08-25 21:35:57 | 日記
明日から東北に行くので、もしかしてと思い妹に電話をしてみたら、来月の新米の季節まで米が持つかどうかぎりぎりなんだよねーとのことだったので、一家族が一か月食べる分できれば10kg、なければ5kgでもコメを見つけたら今回の目的地の福島か山形から送ってあげることにした。

自分の分はゆめぴりか2kgに加え、お盆前に西友に買いに行ったら米の棚がほぼ空になっている中なぜか残っていた青森の「青天の霹靂」2kgを購入したので、計4kgある。自分一人なので2~3か月は大丈夫。それが無くなる頃には美味しい新米が食えるだろう。

それにしてもなぜ青天の霹靂はあんなに残っていたんだろう?以前も書いたように、本当は次回は秋田のサキホコレを購入する予定だったのでスキップして西友に行ったのだが、だんだんと米の棚がスカスカになっていく中売れ残っていたサキホコレもついに売り切れになっていた。サキホコレよりもさらに売れ残る青天の霹靂(汗)。

この辺の下町の主婦たちは知らないのかも。青天の霹靂は青森県が「県運」をかけて開発して、難しい「特A」を取り何年も維持している超優良米だということを。その割にそれほど高くない。(今ググったら2024年2月は特AからAに陥落していた(汗)。復活して、青森県!)

そのあと西友には行っていないけど、残っていたお米ももう全部ないんだろうなぁ。

ま、暑さと一緒で、米不足も9月10月になれば和らいでいくので、じたばたしないことですね。とはいえ今食べるお米が無いのはよろしくないので、妹に米を探してあげようと思う。姉は嫁ぎ先で自宅で食べる分の米を作っているので問題ない。

買い占めでいつも思い出すのが東日本大震災の時の西友だ。福島の原発事故が起こって水道水汚染に皆さんが恐怖していたあの頃。ミネラルウォーターも売り切れ続きで、ある日西友に行ったら久しぶりに入荷があったらしく、「一人二本まで」と貼り紙があった。

棚に行ってみたらちょうど60代後半くらいの老婆が最後の二本をかごに入れたところ。そこには赤ん坊を抱えた若いお母さんもいて、僕と同様、ぎりぎりで最後のボトルに届かなかったようだった。すると、そのお母さん、子供を少し前に出して見せるようにして、

「すみません・・・子供にミルクを、ミルクを飲ませたいので水を一本だけ譲っていただけないでしょうか?」と。

その老婆はなんと、

「やなこった!」と一言。

(おおおおおぉぉぉ、「火垂るの墓」の叔母さんみたいだ(笑))と僕はその光景を見ていて思った。

老婆も一本くらい分けてあげればいいのに、とも思ったが、第3者には詳しい事情なんか分からない。言葉は悪いなぁとは思ったけど(笑)、もしかしたら家に帰れば同じように乳飲み子の孫がいるかもしれないしね。

それに、その若いお母さんと老婆の立場が反対だったら、お母さんは一本譲ってあげるのかなぁ、おそらく譲らないだろうなぁ、とも思ったり。

最近の風潮からして、ネット民がこういう話を聞くと「もうすぐ死ぬババアなんかより、未来のある赤ん坊を優先させろよ!」とか脊髄反射のような書き込みで埋まるんだろうなぁ。

だけどね、自分の目の前で見えていることだけを見て、瞬時に感情移入することは僕にはできないんです。

そんなことを思いながら買い物かごをぶら下げてその光景を見ていたあの日。

あの当時、水道水の放射線量は毎日報道されていて、航空機に乗って上空で浴びる放射線量とか日常生活で浴びる放射線の数値より全然低い値だった(たしか)ので僕は水道水を飲めばいいと思っていて、万が一の時のためにミネラルウォーターが買えるなら買っておこうかなくらいの気持ちだった。だから僕にとってはあれはそれほど深刻な事態ではなかったんだけど。

備蓄で思い出したが、賃貸で死ぬとオーナーさんに迷惑がかかるので、もう数年たったら、思う存分孤独死できる一軒家を「東京以外の地下鉄のある町」に購入する予定なんですが(田舎は好きだけど、人との関係が密な土地には僕は住めない)、しばらくは仕事があるので住まないため、トイレットペーパーなどの必需品や米はじめ非常食料とかを大量に備蓄して南海トラフなどで姉や妹家族が被災したら避難できるようにしておこうと思っている。

冷蔵庫も最近は冷凍室がかなり大きいものが増えてきているので、それにするつもり。

でも、いざと言う時に買い占めにならないようにはしなければいけないので、大量の物資の備蓄は少しずつ計画的にやっていかないとなぁ思っているんですよね。トイレットペーパーなんか腐らないですからね(笑)。




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