撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

富山地鉄 東新庄(2019.9.12) 旧東急 モハ17483+モハ17484 普通 電鉄富山行き

2019年09月22日 11時25分03秒 | 中小私鉄
9/12に、富山地方鉄道 東新庄駅で旧東急8590系の17480形を撮りました。
この日は時間の関係から富山付近からあまり遠方に行くことができなかったのですが、稲荷町駅から暫く本線に乗車してみて相対式ホームで駅撮りしやすそうな東新庄駅で降りて撮ってみました。
17480形は、東急8590系として1988~89年に先頭車のみ10両が登場しています。
1980~85年に登場したかけて量産ステンレス軽量車体を採用して登場した8090系の増備車に当たります。
8090系は東横線に8両編成×10編成が登場していましたが、前面は非貫通構造の三面折妻となっていました。
一方、8590系は東横線とみなとみらい線の直通運転を見越して、前面は貫通式に変更されています。

8090系と8590系は編成組み換えが頻繁に行われたようですが、8090系の中間車3両×2編成分が8590系に転用されて、8590系は8両編成×5編成となって東横線で運用され、8090系は各編成から3両抜かれて5両編成×10編成となり、大井町線に転属しています。
その後も8590系は、編成ごとに5両編成化されて大井町線、10両編成化されて田園都市線など各線で運用されていました。
最終的に大井町線の5両編成で運用されていた8692F、8693Fの先頭車が2013年に富山地方鉄道に譲渡されてモハ17480形として運用を始めています。

1枚目は、東新庄駅に到着したモハ17483(旧東急デハ8593)の普通 電鉄富山行きです。
富山地鉄では唯一の無塗装のステンレス車のため、目立つ存在だと思います。
4扉車ですが、中間2つの扉は締切り扱いとなっています。



2枚目は後追いで、東新庄駅を出発するモハ17484(旧東急8594)です。
表示幕が字幕のままで、LED化されていないので幕切れが起こらずに撮りやすいです。



なお、東急田園都市線に残って10両編成で活躍していた8594Fは2018年12月、8595Fは2019年2月に引退しました。
先頭車は富山地方鉄道に譲渡されて、17480形2両編成×2編成の増備車となるようです。
その代替として、富山地鉄オリジナルの10020形、14720形が本年度に引退になるようです。


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