アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

アルコバール出張

2020年05月29日 | 旅行
アルコバール 
2009年05月14日 16時09分31秒 
 
(上:14cmの特大ラパラ、下:いつもの9.5cmラパラ)


2009年5月12日(火)
昨年の8月以来か、3度目のダンマン(Dammam)空港に到着。
迎えのマジェスティックタクシーに乗ってホテルに向かう。砂漠の真ん中にある空港から東の海岸方向に向かって片道3車線のフリーウェイが真っ直ぐに走っている。タクシーは130km/hで走っているのに、その横を平気で追い越している車がある。砂漠の中に所々、民家らしきものがあり、近くの柵の中に数頭のラクダがおとなしく立っている。

砂漠の山の間に石油タンクが見える。広い敷地に配管が多量に積み上げられている場所があった。オイルのパイプライン用だろう。この砂漠の下には、世界中が依存している石油が眠っている。

サウジアラビアの砂漠の様子を写真で紹介したいが、先月、日本のおのぼりさんがジェッダの街の中で写真を撮っていて警察に逮捕されたばかり、ブログに風景写真を掲載すると、閲覧禁止になるかもしれない。

15分ほど走って、やっと遠くに街並みが見えてきた。フリーウェイのインターチェンジで方向を変えながら走っているので、全く方向が分からない。35分でHoliday Inn Al-Khobarに到着。今回はアルコバールにある会社でのミーティングなので、秘書に言われるままにホテルを任せたが、周りには何もない。

J社のメンバーが夕食に誘ってくれた。海辺のシーフードレストランで、ロブスターのマリネ、鯛のから揚げ、ハモールのグリルをメインディッシュに、トンヤムクンとノンアルコールビール。醤油がないので、いまひとつの味だが、豪華な夕食に満足。

メンバーは、日本人3人、パキスタン人3人。いつも仕事の関係で電話で話しているTさんは、インド人のような英語を話すが、ヒゲ面の顔立ちからてっきりサウジ人だと思っていた。サウジ人にしてはよく働くので、さすがJ社、よく教育していると感心していたが、パキスタン人だった。やっと腑に落ちた。

翌日は会議の後、夜の出発まで時間があり、J社が車と運転手をつけてくれた。不案内なアルコバールなので、まず、釣り具屋に案内してもらった。先週壊してしまったタモ網を仕入れた。28SAR(約800円)、先週ラビの町に買いに行ったら小さなものしかなかったので、大物狙いには必須のアイテム。ついでに壁に多量のルアーが展示してあったので、つい目にとまったラパラを買ってしまった。日本なら1500円程度はするはずだが、35SAR(約1000円)とお得だ。おまけに頼みもしないのに、10%割引してくれた。

空港で、セキュリティーに折りたたみのタモ網を見とがめられ、袋から出して組み立てさせられるハプニングはあったが、あまり荷物にならずに持ち帰ることができた。最近毎回釣り具と一緒に飛行機に乗っているような気がする。 


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