アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

コミュニティの洗濯事情

2007年02月05日 | 雑感
2月4日(日)

ショッピングセンターの入り口にクリーニング店がある。
当地では、人々は夜活動するため、ショッピングセンターは24時、クリーニング店も23時まで開店している。非常に便利だが、夜8時前後に、モスクからお祈りが流れてくると30分余り店を閉じてしまう。モスリムの一日5回のお祈りの時間は、経済活動が停止する。

先週の週末は、ジェッダのスーパーで、お祈りのタイミングに当たり店内に閉じ込められた。レジをチェーンで閉鎖し、おまけに正面のシャッターを全部下ろしてしまう。しかし、店の中にいたお客は慣れたもので、そこらに座って雑談して時間をすごしている。不思議とお祈りしている人は一人もいない。照明が半分落とされて薄暗くなったが、品物探しには不自由しなかったので、その間に必要なものを探して時間をつぶした。

単身用のアパート1ブロック8人分に一台の共同の洗濯機が用意されているが、着任後の最初の一週間は一度も使ったことがなかった。なんせクリーニング代が安いから。一日の着ていたものを上着以外全てクリーニングに持っていくと、シャツ2SR、下着上下各1SR、靴下1SR、ズボン3SR、しめて8SR(約240円)こんな値段なら、自分で洗濯する必要がない。日本から着てきたダウンのジャケットのドライクリーニングでさえ6SR(180円)、痛んでいないか少し心配はあるが、見た目きれいに出来ている。

下着が白っぽくなるのは、漂白剤の使いすぎか。また洗剤のにおいが残っているのは、すすぎ不良か。そこで、試しに、アパートの共同洗濯機を使ってみた。乾燥機もあるのであまり手間はかからないが、シャツのアイロンかけは面倒だ。外には、細かい土ぼこりが舞っているので、生乾きの下着は風呂場に干す。冷房は切っているが、アパート全体の冷房が廊下から漏れこんでくるので、一晩で乾く。

コミュニティの生活も3週間たった。最初は、ものめずらしさと生活用品をそろえる為、毎日通っていたショッピングセンターも、たった5分の道のりが面倒になった。今は、週に1~2度、まとめて洗濯し、アイロンがけの面倒なシャツだけまとめてクリーニングに持っていく。落ち着くべきところに落ち着いたようだ。

(追記)
久しぶりの閲覧数200突破。(201件)
物好きな人が多いようだ。



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