アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

ジンクス

2008年04月25日 | 雑感
4月25日(金) 朝 26℃、昼 37℃ 無風

昨日は、工場の装置についている温度計が50℃を超えた。東風になり、陸からくる風は、ドライヤーのように乾いて熱い。本格的な夏になってきた。夜の送別会を早々に切り上げて、平日と同じ5時起床で6時過ぎに海に出て、釣りを開始したのが6時半。まだ誰も出てきていない。夜明けが6時前になったので、すっかり夜は明けているが、明け方は湿度が高いので、水平線が見えない。靄で空と海の境が見えない。

またイルカが来ている。200m程度沖合に数頭が時々半身を水面に出して泳いでいる。イルカの来た日にアジが釣れたことはないが、このジンクスを今日は解消してやろうと、ルアーを投げ始める。

岩礁沿いの50m程度北に、時々波が立つので、魚かとみると、規則正しいテンポの泡立ちが見えるので、ダイバーが潜っているらしい。しばらくすると、目の前の海底にボンベを背負ったダイバーがやってきた。一度潜ると、空気がなくなるまで上がってこないので、地上の釣り人には気がつかない。よりによって、ちょうど目の前でなにやら探している。さっさと行けばいいものを、しばらく釣りは中断。

7時半過ぎに、日本人の釣り師3人が出てきた。8時半過ぎには、Tさんに先導されて4人のシュノーケリング客がやってきた。その中のYさんは、サウジに来て1年以上になるのに、サンゴ礁の海をのぞいたことがないと、初めてやってきた。

無風の海は、べた凪で、水温も生ぬるい。もうそろそろ、ウェットスーツも必要なくなる。スーツの下は、蒸し風呂状態。しかし、水泳パンツとTシャツだけだと、足に生傷が絶えなくなる。暑い中で2時間以上釣りをしていると、さすがに熱中症の心配が出てくる。今日は、時々、首まで水に浸かり、サンゴ礁の上に座って一休み。こんな時はウェットスーツが役に立つ。

9時頃になり、近くでシュパー・シュパーと泳いでいる人のような息使いが聞こえるとおもったら、イルカの群れが、30m程度の目の前に来ていた。20頭程度はいそうだ。天然のイルカ・ウォッチングができたが、相変わらずアジはさっぱり当たりがない。

9時半ごろ満潮で潮どまり。これ以上やっても無理とあきらめ、気分転換の餌釣りで上げた、クマドリ3尾とユカタハタ1尾だけぶら下げて帰ることにした。クマドリは捨てて、ユカタハタは昼食の吸い物になった。


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