アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

巣鴨・とげぬき地蔵

2006年10月21日 | 雑感
10月21日(土)

2週間続いた秋晴れも、明日の日曜日が最後らしい。
今日は、通称「おばあちゃんの原宿」巣鴨の地蔵通り商店街を訪ねてみた。

午前中で仕事を片付け、インターネットの「ぐるなび」であたりをつけた、巣鴨の駅前にある「もんじゃ焼き」を目指して出発。巣鴨は山の手線で大塚の隣駅だが、降りるのは初めて。大塚と同じような小さな街並みを想像していたが、どうしてどうして、駅前は大通りに面し、両側はビルが立ち並ぶ、大塚よりはずっと大きな街並みにびっくり。

その道沿いに目指す「もんじゃ焼き店」を見つけたが、本日休業。「ぐるなび」によれば、年中無休で、開店時間も過ぎているのに、期待はずれ。店構えも小さく、看板に偽りありもいいところだ。

仕方なく、地蔵通り商店街に向かったら、急に人が多くなった。まるで浅草の仲見世通りのような典型的な下町商店街。しかし歩いている人々に若い人はほとんどいない。両側に並んだ店には、靴屋には下駄、草履がいちばん目立つところにあり、レディースファッションの店は、地味な色使いの中にスパンコールをあしらった、完全な中年、老年ファッションばかり。



年配のカップルが仲良く手をつないで歩いている。今時、手をつないで歩くのは若者だけの特権ではないようだ。喫茶店には、60代以上と思われるおばさん達が談笑している。

腹が減っては戦はできぬと、商店街の中ほどにあるレストランの「鴨肉の親子どんぶり」の写真につられて入ってみた。鴨肉を使った親子どんぶりに、生卵を一個落としただけの丼が1550円也。商店街の一等地とは言え、少し高いのではと思いながらも、すきっ腹には何を食べても美味い。

地蔵通り商店街の端から端まで歩き、道端に立ててある観光案内を見ると、近くに「お岩さん」のお墓があるらしい。あの四谷怪談の「お岩さん」。なにかご利益でもあるかもしれないと探してみたが、不覚にも見つけることができず、あきらめて都電荒川線に乗って、また大塚まで帰ってきた。

都電荒川線も初めて乗ったが、四国松山の都電と違い、砂利敷きの専用の線路を持った複線の電車で、規模が小さいだけで、普通の電車と変わらない。160円均一の料金は都バスの200円より安いし、200円入れたら、おつりが出てくるのもなかなかいい。ただ、安いだけに、土曜日だというのに超満員。

山手線で出発し、とげぬき地蔵商店街を端まで歩いてそこから都電荒川線で大塚駅前に帰ってくる。ちょうどいい散歩コースでした。




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