アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

ワシントン・ダレス国際空港

2006年03月28日 | 旅行
3月28日(火)ワシントン

昨日、オフィスでT社のメンバー数人に挨拶して、7時に予約したレミス(ハイヤー)で空港に向かった。朝から雨が降っていたが、幸い、昼間はあがって、携帯電話のキャンセル($136)、アパートのキャンセル、アパート代受け取り依頼の委任状作成のため、I商社のShinjiさんと会ってサインをしたりと、仕事をする暇がなかった。最も、Ahmedに引継ぎしたので、机の上はきれいで、あとは、コンピュータのデータ処理だけ。

金曜日の晩に、JV関係者だけでなく、T社の数人にもメールで日本に帰ることを告げたが、T社のメンバーから返事が帰ってきた。ちょっと知ったスペイン語をつけ加えたところ、全文スペイン語で返事をしてきた人もいる。コンピュータの自動翻訳にかければ、大体の意味はつかめる。仕事上はうまくいかなかったが、こういう返事で別れを惜しんでくれるのは、個人的には悪い人たちではない事がわかる。

これがアルゼンチン最後の夜と思うと、若干感傷的な気持ちにはなるが、今は久しぶりに日本の、日本語の世界に帰る期待の方が大きい。

夜10時過ぎに出発したユナイテッドエアは、これまで体験したビジネスクラスで、おそらく最低のクラスだと思う。シートがフルフラットにならないことから初め、スリッパまたは靴下と洗面用具のサービスなし。フライト・アテンダントはおばさんか、お婆さんばかり。国際線でB767はあまりお目にかからない。狭い。

寝苦しい夜を過ごして、10時間半のフライトの後、ワシントン・ダレス国際空港に到着した。2時間の時差のため、朝6時半の空港は人影が少なく、例によって、トランジットでありながら、入国審査を行なう。その審査員がひとりしか出ていない。窓口はいっぱいあるのに、なにをサボっているのか。そのうち、窓口が少しずつ増えたが、イミグレーションを通過するのに1時間以上かかった。2回目となると、指紋を採られたり、写真をとられるのも、どうって事はなくなったが、ここアメリカも、公的機関の効率・サービスに無頓着なところらしい。

受け取った荷物のキーを外していることを確認して、また再検査に出す。いつも、このまま荷物が紛失してしまうのではないかと不安を抱きながら、そのままあずけて、出国ゲートへ。ここからはANAなので、ANAのビジネス・ラウンジを探す。空港の案内の地図ではわからないので、売店の女の子に聞くと、自信ありげに教えてくれたので、その方向に歩いていくが、それらしい所が無い。空港は広いので、間違った方向に行くと始末が悪い。今度は、空港職員をつかまえて確認すると、全く反対の方向に歩いてきていた。結局、搭乗ゲートのすぐ近くにあった。

前回ヨーロッパ周りで来た時は、どこのラウンジも満員で、椅子を探すのにも苦労したが、今回は、朝が早いこともあり、一組の客しかいなかった。インターネットも使え(ただし、USD6.95)、なつかしいカップラーメンもあり、やっと日本に近くなったことを実感。

明日は成田、5ヶ月ぶりの日本上陸。本社出勤のため、週末まではホテル暮らしだが、マッサージで疲れを取りたい。


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