アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

スペインの旅 (1/5)

2020年06月30日 | 旅行
(出発)
2019年4月9日(火)

定年後、2回目、6年ぶりの夫婦旅です。
前回は、まだ嘱託で仕事をしていたので、長期休暇を遠慮し、5月の連休で高くつきましたが、今回は、連休が始まる前の工程で計画しました。昨年末、忘年会で大阪をバスで往復し、夜行便で新居浜まで帰ってきたら、腰を痛めて3日間程度唸っていたので、もう飛行機のエコノミーは無理とあきらめ、ビジネスクラスで予約しました。

ヨーロッパ旅行をエコノミーで往復すると、苦痛が目に浮かびますが、ビジネスクラスでは、飛行機の旅も楽しむことが出来ると自分を納得させ、年金と相談して決めました。しかし、6年前の連休中の割高なエコノミーより、少し高い程度でした。

スペインは初めてで、29か国目の訪問となります。
14年前、短期間ではあるけれどブエノスアイレスに駐在した際、サバイバル用にスペイン語を勉強しましたが、今回は独学で一年間みっちりと勉強したので、どのくらい通じるか試して見るのも、旅行の目的のひとつです。

四国から海外旅行に出かける場合、関西空港が近いが、旅行の選択肢が限られ、また早朝出発ではどちらも前泊が必要になります。そこで、行きも帰りも一泊ずつし、国内宿泊から旅行気分を味わうことにして、東京で宿を取ることにしました。行きは、空港に近い、ヒルトン成田、帰りは、羽田に近いお台場のグランドニッコー東京(旧日航ホテル)です。松山から羽田までの往復は、3か月前に予約したので、片道10,700円(一人)程度で、片道の大阪までの電車賃程度のため、成田出発を選んでも、あまり問題はありません。

初日のヒルトンは、海外での出張で使うことが多いので、選択に間違いはなく、部屋も食事も申し分なしでした。ただ、成田のヒルトンは今や中国人が多く、少し雰囲気が悪くなっています。

翌朝、無事8時半の集合時間までに成田空港に到着し、フィンランド航空でまずはヘルシンキへ出発。日本からヨーロッパに行く場合、北極圏経由で一番近いようです。10時間のフライトなので、むしろ少し睡眠時間が不足するくらいです。フルフラットのビジネスクラスで、サービスもよく、期待通りの楽々フライトを楽しむことができました。

ところが、スペイン行きの接続便は4時間半のフライトで、エコノミークラス。しかも待ち時間が5時間もあり、ビジネスで楽々旅行のはずが、少し不満が残るものです。(初めからわかっていたのですが、単なる愚痴です。)

問題はインターネット接続。
フィンランド航空のビジネス便は、たった1時間だけ無料でWi-Fiが使用できますが、Wi-Fiにつなぐと、「接続済み、インターネットは利用できません。」との表示。スペイン滞在中、ずっとこの調子で、ほとんどインターネットを利用できませんでした。

同行のメンバーは、結構ホテルで自由にスマートフォンを使っていたので、シムフリーの格安スマホのシステム上の問題かもしれません。国内のショッピングセンターでも同様の表示が出ますが、Wi-Fi自体が遅く、国内では4Gで問題なく使えるので、Wi-Fiは自宅で使用するだけです。 昔、ポーランドに毎月出張していたころは、iPhoneを使っていたので、この問題には気が付きませんでした。

機内でWi-Fi接続後、フィンランド航空のサイトにログインし、やっとインターネットに接続できましたが、スピードが遅く、機内で一件、ラウンジで一件、Facebookにアップした後、利用をあきらめました。

そして、現地時間の深夜0時半頃やっとスペインに到着し、ホテルまでバスで45分、ホテル到着は2時ごろ、ふらふら状態です。


白い街 ミハス
2019年4月11日

スペインへの第一歩は、地中海の沿岸、ピカソが生まれた都市マラガ。ここの空港から、そのままホテルのあるミハスに向かいます。海岸線は Costa del Sol (直訳すると、「太陽の海岸」とでも言うのでしょう。)、深夜にミハスのホテル VIK Gran Hotel に到着した翌朝、窓の外を見ると、きれいな海岸線があります。


朝、ホテルに荷物を置いて、白い街ミハスに向かいます。観光客を迎い入れるため、白壁の補修が義務付けられており、年に3回も塗り直している家もあるそうです。小さな村なので、一時間程度の自由散策です。




夕方帰ってくると、ホテル前の海岸は、釣り人が一人いるだけで、海岸に沿った木造の散歩コースには、地元の人たちが散歩していました。


(続く)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿