アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

検問

2006年01月07日 | 雑感
1月6日(金)

いつものように、ワゴンで通勤していたところ、警察に止められ、検問を受けた。
これで2度目。前回は、クリスマス前で、完全な言いがかり。結局約$380(ペソ、約15000円)支払って開放された。

この時期、警察も小遣いがほしいので、何かといいがかりをつけて罰金を取り、それを着服する例が多いらしい。言いがかりの理由は携帯書類の不備。

結局、大勢を載せて目立つのがまずいと、10人乗りのメルセデスのバンを処分し、7人乗りのワーゲンの新車を、我々の送迎用に購入し、それで最近は通勤していた。窓ガラスは、外からは内部が見えないような濃い目のガラスを使用し、色は目立たない濃いブルーの車体で、これで検問は大丈夫と考えていた。

ところが、今日はそのワゴンがつかまった。
理由は、新車のため、ナンバープレート入手前にフロントガラスに仮ナンバーを取り付けていたが、それが基準に反するとの事。

警察の検問が時間がかかりそうなので、結局、その場から20分かけて歩いて事務所に到着した。理屈の通じない相手に、正当な理由を説明しても始まらない。警察といい、T社といい、この国のシステムはどこか腐っている。

夕方、車が取り上げられたので、メルセデスの乗用車2台で迎えに来た。朝の話のいきさつを確認すると、今回は言いがかりではないようだ。要は、市長が変わると、細かい条例がいっせいに変わるそうで、仮ナンバーをつけたままで長期間運転をしてはならないそうだ。しかし、規則が固定されず、市長が変わるたびに条例が変わるとは、政治のシステムも不明瞭だ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿