アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

イタリアの旅

2020年06月11日 | 旅行
フィンランドにて
2013年04月29日 22時18分09秒 投稿

2013年4月29日
ただいま、ヘルシンキ空港にて、ローマ行を待っています。
飛行機が1時間余り遅れるようで待ち合わせ中。

JTBは18人のグループで、イタリア周遊の旅です。

昨夜は、りんくうタウンのスターゲイトホテルで、エアポートビューのいい部屋でした。ヨーロッパのホテルは、あまり期待が持てません。

フィンランド航空は、可もなく不可もなしです。
隣の若いフィンランドのお嬢さんが、一生懸命、日本語のテキストを勉強していました。  語学留学の一時帰国でしょうか。

予定の出発時刻を過ぎていますが、何もアナウンスがなく、添乗員が、心配そうに情報集めにうごきまわっています。

(関西空港 入口)



ローマの休日
2013年05月01日 03時52分30秒

4月30日(火)
ローマの一日は、お約束のバチカン訪問。
朝一番に並んで気勢をあげている地元の高校生の横を、予約済みの我々は、待ち時間なしに入場です。イタリアの観光地は、団体旅行が正解です。
旅行社が、全て予約をアレンジして、日本語ペラペラのガイド付きです。

(バチカン市国)  


流石にバチカン、建物内部すべてが美術品です。
上ばかりみていると、ヘルニアが悪化しました。

(コロッセオ)


(トレビの泉)


(スペイン広場)


スペイン広場で解散。
夏のような暑さで疲れ、ホテルまでタクシーをとばしました。

「ビバリーヒルズホテルまでお願いします。」
「わかりました。」

と、到着したのは、見覚えのないホテル。
ここじゃないと、地図を見せると、「ベベリーヒルですね、発音が違います。」

英語の発音は通じません。
むしろ、ローマ字読みが正解です。ここはローマでした。

ローマは、雑然として、汚く、遺跡の中に街がある印象ですが、興味の尽きない所です。
明日はフィレンツェです。


シエナ探索
2013年05月02日 04時03分26秒

5月1日(水)
フィレンツェに行く途中、シエナに立ち寄りました。
かつては、フィレンツェに敵対した都市国家ですが、いまでは、小さな田舎町です。
しかし、ドゥオモ(大聖堂)は、フィレンツェより立派かもしれません。

(シエナのドゥオモ)


(ドゥオモ内部)


すり鉢状のカンポ広場は、世界一美しい広場というふれ込みです。
世界一は、世界中にあります。

(カンポ広場)


いよいよ明日は、フィレンツェ探索です。
10年ほど前、4時間並んで風邪を引いたウフィッツ美術館に、予約で簡単に入場できる予定です。


ピサの斜塔
2013年05月04日 04時06分22秒

5月2日(木曜日)
フィレンツェの朝は、まずピサへ約100kmのドライブ。初めてピサの斜塔に登る。
10年前にきた時は、転倒防止の工事中で、登ることが出来なかった。

(ピサの斜塔)


高さ50m余りの螺旋階段は、けっこうきつかったが、いい眺めだった。
ロシアンルーレットで、運の悪い観光客が登った時に、倒れるのかもしれない?


フィレンツェ
2013年05月04日 04時43分31秒

2日午後
フィレンツェと言えば、ウフィッツ美術館。
今回、バチカンを始め、ほとんど写真撮影OKだったが、さすがにウフィッツは撮影禁止。

10年前、雨の中を4時間並んで、風邪を引いてしまった美術館も、今回は団体予約で、30分も待たずに入場。パッケージツアーのものだ。

しかし、在住23年の日本人ガイドは、入り口部の宗教画から、詳しく解説してくれる。
解説はいらないので、早く、お目当ての「ウルビーノのビーナス」に会いたい。

やっと「ビーナス誕生」と「春」の部屋に到着。
さすがに、一番人気。
部屋は満員で、他人の迷惑を考えない、背の高いイタリア人が、絵の前に立ちはだかって、なかなか動かない。

10年振りのビーナスたちとの再開は、感無量の半面、10年前より入場者を多くしているようで、少しがっかり。
そして、テッツィアーノのビーナスは??    出張していた・・・・ガックリ。

ウフィッツ美術館も、初めての時は、感激したが、2回目になると、「こんなものか」と言った感じ。

(美術館前の広場)


ベニスでひと休み
2013年05月04日 13時52分00秒

5月3日( 金曜日)
フィレンツェからミラノに向かう途中で、ベニスに立ち寄り、3時間のフリータイム。
今回のツアーは、2連泊ずつで、足りなくなったシャツのクリーニングも出来たし、ゆったりしている。

サンマルコ大聖堂で、解散して自由行動。
まずは、ドゥカレ宮殿と牢獄を結ぶ「嘆きの橋」

人が多い!
ドゥカレ宮殿の行列に並ぶのをあきらめて、昼食のレストラン探し。

(嘆きの橋)


リアルト橋の近くでレストランを見つけ、運河を眺めながら昼食。
素材がいいスカンピ(手長海老)は美味かったが、全般的にイタリア料理は味が合わない。

(レストランより)


さて、明日は最終日。
ミラノで初めて「最後の晩餐」に対面できる予定。


最後の晩餐
2013年05月04日 23時12分00秒

5月4日(土)
(サンタマリア デル グラッツエ)


遂に来ました、最後の晩餐。
10年前、予約が無いと門前払いされた憧れの、ダビンチの本物。大塚美術館ではありません。   残念ながら、撮影禁止なので、写真集を買いました。

戦争で教会が破壊され、際どく壁が残ったのは、初めて知りました。
ずっと眺めていたいところですが、最大30人までのグループで、15分毎の入れ替え制です。

しかし、人数制限と、しっかりした空調設備のおかげで、気持ち良く鑑賞できました。

(ミラノのドゥオモ)


最後の晩餐の後は、自由行動。
ドゥオモの屋上まで歩いて登り、ガレリヤのBiffi で軽く昼食。
しかし、毎回食事は1万円を下ることはなく、財布は軽くなるばかり。
これは、非日常の世界と、目をつぶります。


これで、ツアーの全行程終了。
しっかりした添乗員と、和やかな18人のグループで、楽しい旅になりました。
Look JTB : 今回のアレンジは、ピサの斜塔に登り、最後の晩餐を鑑賞することができ、大満足でした。


(おわり)

(後日談:2020年6月11日)
イタリア、特にベニスとミラノは仕事の関係で何回も来ていましたが、今回は初めて自腹で夫婦同伴旅行です。  ベニスの対岸の工場から出る廃液で、透明度は50㎝程度でしたが、最近テレビで見ると、コロナで経済活動が停止しているので、ベニスの水が澄んでいました。


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