アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

丸山弁護士がやってきた

2005年01月26日 | 雑感
「行列のできる法律相談」の丸山弁護士が、田舎町新居浜にやってきた。

講演会があるというので、今夜は、仕事を放り出して市民会館に駆けつけた。みんな忙しいという割には、1200席の大ホールがほぼ満席。やはり、テレビの有名人の効果は絶大だ。

開口一番、「私が有名な丸山です。」と笑いを取った後、芸能ネタ、裁判の裏話等で、結構笑わせてくれた。しかし、途中で帰りたくなった。あまりにもくだらない。こんな講演会で日銭を稼げるのか、有名人はいいな。と言った感じ。テレビの、お笑いタレントとの馬鹿話をそのまま持ってきた感じで、一時間半をつぶしてくれた。

今朝の新聞で、養老孟司さんの講演会の様子が紹介されていた。「・・・世の中が面白くないですか?でも、世の中簡単に変わらないですね。じゃあどうすれば面白くなるのか。自分が変わることです。自分が変われば、世の中が面白くなる。」という、含蓄のある内容で、久しぶりに「バカの壁」をもう一度読み直してみようと思っていた矢先なので、丸山弁護士にも、少し期待をしていた。

経歴も立派、超有名人、しかし、この田舎町新居浜を見下したしゃべりに、都会のメディアに毒された軽薄さを感じた。

最後に、質問コーナーがあったが、最初に質問したのが、ピントはずれで質問になっていない。たぶん、有名な丸山弁護士に気を遣っていの一番に手を挙げたのだろうが、冗談を言っている最中に、会社でのかしこまった気遣い・言葉遣いを持ち込んだようで、まったくかみ合わない。聞いている方が恥ずかしくなった。TPOを考えろよ。

期待はずれの講演会。仕事をしていた方がよかったかな。

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