『あったかい』『田舎もん』の『ライフサイズ』

話を元へ。野球観戦後…あったか坊主さんの奥様とも合流し（長い間、球場の外で待たせてしまってゴメンナサイ）、お好み焼きを食べに行く。

市民球場から歩いて１０分弱…『春ちゃん』という店。話を聞けば、入居しているビルの老朽化が進んでいるらしく、いつまで商売を続けられるか分からないらしい。雰囲気のあるいいお店で、人のいい女将さんには好感が持てたし、もちろんお好み焼きも美味しかった。
あんなに元気だった坊主さんの長男くんは…疲れたんだろうね。少しずつぐったりと…気付けばお父さんの膝元で寝てました。まぁ大人と同じくらい歩いてはしゃいでたし、エネルギーも消費したんだろう。でもそんな寝顔を見ているとどことなく『あったかい』気持ちになる。

挨拶もそこそこに…話をしていると、坊主さんの住んでおられる山梨県は人口が８０万人程度だと聞いて、自分はちょっとビックリしてしまった…東京にあんなに近いのに。鯉人くんはなぜか、以前オ○ムの拠点だった上九一色村のことをしきりに聞いていた（笑）。
鯉人くんの出身地・島根県はたしか７５万人くらいだった記憶があるし（坊主さんの奥さんが”鳴き砂”を欲しがってたなぁ）、自分の住む徳島県もついに８０万人を割り込んでしまった。この空間に集まった自分たちはローカルな人間…要するに『田舎もん』でもある。

身近（といっても島根－徳島の距離はあるけど）な鯉人くんとはオフ会まがいの事（＝岡山に遊びに行く）はよくやってるけど、坊主さんとはもちろん初めて。すごく不思議な気分になった。だって…今まで会ったことのない自分達が、お互いのことをよく知ってるんだもん。そして自分達が書いた記事のことを確認するように語り合う。
鯉人くんとはいつも通り野球や小ネタのこと。坊主さんとはそれに加えてaikoのことはもちろん、繋がるきっかけとなった永井真理子の横浜スタジアムライブのことまで。坊主さんの奥様とは奥田民生やTHE BOOM、元ヤクルトの古田監督のことを。
…どれだけしゃべっても尽きることはないと思った。テーブルに並んだお好み焼きや一品料理を食べ、みんなとしゃべっている間「こんな出会いができた自分は幸せだなぁ」とつくづく感じていた。でも、自分の『ライフサイズ（等身大）』をどれくらいさらけ出すことができたんだろう？

時間も流れ、最後に店の前で全員で記念撮影をし、握手をして別れる。別れ際に坊主さんは自分たちに山梨の土産（ラーメン部員の自分達のために「甲府・蓬来軒」の支那そばと、ご存知「吉田のうどん」…後日また紹介します）と、あるプレゼントを渡してくれた（これがまた鳥肌もんで…これもまた後日）。本当にありがとう。
実は自分もその準備をしていくつもりだったけど、いつもながらの惰性が手伝って持って行けなかった…言い訳はできない。坊主さんは山梨からせっかく持ってきてくれたのに…自分の情けなさを恥じた。近々、何か送ります。

みんなで一緒に撮った写真は宝物にします。次はきっとこっちから山梨まで飛んでいくよ…ねぇ鯉人くん。