星野仙一記念館へ

岡山遠征の際、倉敷・美観地区にある、オープンからまだ２ヶ月足らずの星野仙一記念館へ行ってきた。

星野さんはドラゴンズファンの方には申し訳ないくらい、２年間監督として在籍していただけでタイガースの人になってしまったけど（まぁ優勝に導いてくれたからねぇ）、今や日本人の誰もがその名を知っているであろう、北京オリンピック野球日本代表監督であります。この人のことを書くと…どこまでも長くなりそうなんで、鯉人くんのココをご覧ください。入場料（500円）を払って中へ。

少しこじんまりとした印象があったけど、展示されていたものは結構見応えがあった。初めて母親に買ってもらったグラブや数々の賞のトロフィや楯、そして本物のユニフォーム。監督時代に育てた選手のサイン入りバットや渡されたウイニングボール…この人の人生はこうやって存在し、いろんな人たちに支えられてきたんだ…それを実感できた。
きっと星野さんの相当な努力と人望があってこそ、今の位置まで来れたんだろう。それらが”形”として残ったものをこうやって見られるっていうのも素晴らしいことだと思う。そんな思いで展示品を見ながら「自分には将来、何が残せるんだろう」って考えさせられた。
ちなみに先日の聖火リレーの時に使用されたトーチも飾られておりました。あの騒動の中を走ったトーチ。北京でメダルが獲得できたら、それらもきっと並べて飾られるであろうから、またその時に行くことができたらと思っております。

しかし…投手最高の賞、沢村賞受賞記念の『真珠で作られた五重塔』…さすがにこれはいらんでしょう(笑)。これを星野さんはどこへ飾っていたんだろうか？