『松下電工は、人体を通信ケーブルの代わりに利用して近距離データ通信を行なう「人体通信」の実用化に成功したと発表した。』そうです。
INTERNET Watch 『腕時計のような小型モバイル端末に専用チップを搭載すれば、別の端末に指先を触れてデータ転送することができるため、オフィスや家庭用の入退室管理、自動車のキーレスエントリー、ユーザー自身が商品の電子タグに触れて決済する電子マネーなどに応用可能だ。』という。
『「信号が外部に漏れないため、セキュリティ性が高い」「小型、低コスト」などのメリットを強調。』している。
非接触式のICカードやICタグ(RFID)のように、無線通信でデータをやりとりする技術が注目されていますし、FelicaのようなJRの定期券、プリペイドカードが実用化されています。
無線通信方式だと、盗聴に対するセキュリティが問題になります。
そこで、人体を媒体として接触式での通信が実現したということです。
携帯電話をタッチアンドゴーで使う変わりに、指でピッとタッチすれば、必要な情報のやり取りができる。
キーレスエントリーなんて、スマートじゃないでしょうか。
指紋認証だと、汚れや水分などの問題もありますし。