庭のカリガネソウ

2023年09月16日 | 
先日、静岡県のウエブニュースに目が留まりました。



わが家の庭でも咲き始めています。


花の形が渡り鳥の雁の飛ぶ姿ににている事から、
雁の別名の「カリガネ」の名が付いたとされています。

帆掛け船のような形から、別名は「ホカケソウ(帆掛け草)」。

雁のイメージは湧かないけれど、
帆掛け船の形がピッタリのような気がします。


「カリガネソウ」は、長くカーブした雌しべと雄しべが特徴で、
花の蜜に誘われた虫の背中に花粉が付いて受粉できる仕組みになっています。



下の花びらが大きいのは、
昆虫が蜜を採るのにとまりやすいように。

白い斑点は、蜜の位置を教えるため。

雄しべと雌しべが湾曲するのは、
とまった虫の背中に花粉を付けるため。


青紫のはかなげな花がたくさん咲き誇っているのは見事でしょうが・・・
何とも言えない独特の臭いが、玉に傷。

硫黄臭とか、ゴマの匂いを強くしたような、とか表現されていますが、
とんでもない!強烈な悪臭です。

可愛いから花瓶に活けて・・・なんて、以ての外です。
手に匂いが付いたら、なかなか取れません。

河津町の山あいにも、臭気が漂っている事でしょう。


嫌な事をたくさん述べましたが、
臭い花はかわいいとも言われます。

ホント、とっても魅力的な花なんですよ。
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