鳥取県の名峰で、中国地方最高峰(1709m)「大山」。
若い頃は、夏は登山、冬はスキーと、何度も訪れた山です。
夏山では、現在は立ち入り禁止の、刀の刃のような稜線を歩き、
冬は、スキー場で転びまくった、半世紀も前。
ここでも、亡き親友との楽しい思い出がいっぱい!
若い時の登山は、ただてっぺんを目指すだけでしたが、
歳を取って来ると趣向が変わってきます。
あの頃は知らなかった大山寺へ、いつか行ってみたいと思っていました。
こんな、歴史をお勉強するツアーは、
毎月企画されているそうですが、初めての参加です。
車内では、歴史家の佐々木先生が、
ずーっと子守り歌のようにお話をされています。
大山が見えてきました。
美しい!
バスは、米子から樹々に覆われた大山パークウェイを、
ウーン、ウーーンと唸りながら登って行きます。
大山寺地区に着きましたが、参加者は皆高齢なので、
🅿から急坂の参道を、大山寺まで歩いて上って行くのは大変!
バスは寺のすぐ下まで、また唸りながら上ってくれました。
大山の中腹にある大山寺は標高約750m、
7~8月の最高気温は25~26℃。
下界の猛暑・灼熱がうそのような快適さです。
急坂の、それでも歩きやすい参道を上って行きます。
大山寺山門です。
大山寺のご本尊は地蔵菩薩。
石段の所どころにお地蔵さまが祀ってあります。
山門から本堂までは120m。
予想もしていなかった、歩きにくいデコボコの厳しい石段が続きます。
途中にある、下山観音堂で御朱印を頂いて、ひと息。
御堂の前の一対の白狐は、観音様のお使いだそうです。
護摩堂の上に見える大山の雄姿に力づけられて・・・
一見、楽そうに見えますが、長く続く石段は、幅も高さもまちまちで、
手すりに助けられたとは言え、しんどかったーーー!
汗びっしょりでたどり着いた、本堂です。
奈良時代に開かれた、天台宗のお寺。
お寺のご住職が留守のため、歴史家の先生がお話と読経をして下さいました。
歴史館「霊宝閣」で歴史を学んで、食事会場に向かいます。
(続く)
またよろしくね!