ちょっぴし難しいですが、ショップアイデンティティ(同一性)というものを考えています。いつも描いている「こうありたいお店」が、スタッフやお客様に伝わっているかどうかです。
海水浴場の海の家で一杯500円の「ラーメン」を注文して、当然おいしくなくても「なんだ!この味は!!店長を呼べっ!」と怒っている人を見かけません。
でも同じ味のラーメンが高級中華料理店で出されたら、お客さんはひくでしょう・・・。
結婚記念日に奮発してレストランを予約。
当日、奥さんを連れて来店したらオシャレで高級感漂う外観。
でも値段がとてもリーズナブル。味は高級店なみなのになぜか満足できません・・・。
「思った通り」ならば「満足」。
「思った以下」は「不満」。
「お客様がどう思っているか?」は、お客様が勝手に決めていることではなく、お店の外観や品揃え、立地、看板、HPなどお店側が発信している情報で決まります。
雑誌を見てランチを食べに出かけたら、
「なんか思ったのと違う・・・」とガッカリしたことはありませんか?
プリモモでは、リサイクルものの子供服を販売しています。
写真をきれいに撮れば商品のイメージがあがりますが、実際商品が届いて手にしたことを考えると、あまりにもきれいに撮りすぎるのもどうかと思ってしまいます。
ショッピングサイトのデザインなどからも、お客様はいろんなイメージを抱いてくださってると思います。
このブログも私のパーソナルアイデンティティを高めるためにやってます。
そのため、初めてお会いするお客様にも親近感をもって接していただけることがあります。
とても深い課題ですが、理想を追求するのがやっぱり楽しいと思うし、その方針に賛同してくれる人たちがたくさん集まってくれれば、スタッフもお客様も楽しいと思います。
きっと売上をあげるためだけの目標だったら、ネット販売の場合は広く浅い攻め方をしたほうが確率的に成功するのかもしれません。でもプリモモは狭く深く「人」と関わっていきたいと思ってがんばっています。
リサイクルブランド子供服 プリモモ