まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

東京のタイルめぐり2 ~東京文化会館など

2019-01-27 15:02:18 | ディテール
東京の続き。

上野公園内には博物館、美術館などの文化的施設がたくさん集まっていて、人出もすごい!

ここは都会のど真ん中。山手線の上野駅を出たらすぐにあってほとんど歩かなくてもいい。こんな便利な場所なら
気軽に出かけられるなぁ!そして一日で何軒もハシゴできる。
大阪でも万博公園には同じようにいくつか集まっているが、、、遠い(汗)。アクセスはモノレールかバスか車。
梅田からだと電車で40分ぐらいかかる。そして、駅を出てからもまた遠い!!これがツライ。。。
結局たどり着くのに梅田からでも1時間近くかかるのだ。正直、見たいなと思う展示があっても遠いからおっくうに
なって行かないことがちょくちょくある。これが大阪城公園内にでも集まっていればかなり行きやすいんだけどなぁ。
文化施設の立地によって、その都市の人々の文化レベルに確実に差が出るなぁ、と歩きながら思った。

東京文化会館は、前川國男の設計で1961(昭和36)年に完成、本格的なクラシック音楽のホールとして開館した。
素晴らしい戦後モダニズム建築で、空間構成から細部までじっくり堪能したいところだが・・・
今日は駆け足でちょっと立ち寄ったのみ。


大きすぎて全体を撮れず(苦笑)。
コンクリート色にスパイシーな赤色が効いている。




このときは公演時間外で、大小ホールのエリアは閉められていた。


ロビーの床の三角形のタイル。同じパターンだがユニットごとに色の組み合わせが違っていて、ランダムに
並べられている。




それが遠目だと濃い色の斑点に見え、シミみたい(笑)。このシミは何を意図したものか。。。


そしてこの建物の見どころのひとつ、階段室。コンクリートの円筒の中に螺旋階段がすっぽりと納まっている。


真っ赤な壁が強烈なインパクト。階段はもう1ヶ所あり、そちらは青色なのだとか。
最上階からこの螺旋階段の中央部を見下ろした渦巻き状の写真はインスタなどでもよく目にしたなぁ。


トイレ近くの石壁。ステキ~~


こちら、何の建物か分からなかったのだが、渋いタイル壁に吸い寄せられた!たぶん国立西洋美術館の裏側。
少し大判で分厚いタイル。透明感のある織部釉のランダムな色むらが美しい~~






遠目に見ると4枚または2枚ずつのセットが1つのユニットで、それを馬目地で貼ってあるように見える。面白いな!
実際はある程度大きなパネルになっていて、レールに引っかけて固定してあると思われる。


こちらは国立科学博物館。タイプの違う建築が集まっているのも面白い。


あぁ、さらっと表面のみ見ただけで終わってしまったが・・・・
上野駅から山手線で王子駅へ移動。JRの線路を越えるブレースドリブアーチの飛鳥山下跨線橋がカッコイイな!


このリブの部材にはレールが使われている。


この鉄橋を通行する人は多く、橋の上から電車を眺めて楽しむ親子もいたので上で写真を撮れず(苦笑)。


さて、線路を越えたら飛鳥山公園の中にある青淵文庫へ。

続く

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2 コメント

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Unknown (   仁)
2019-01-28 18:22:56
  何東京に来てるのですか、もっと
 余裕を持って動いて下さいよ、意外と東京は広い
 ので
返信する
仁さん、 (ぷにょ)
2019-01-29 01:25:02
だいぶ久々な感じの東京でしたので、、、
たくさん見るほうに走ってしまいましたね(汗)
じっくり見たいのはやまやまなんですが。
東京をじっくり見ようと思ったら移住しないといけませんね(爆)
返信する

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