まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

金門島でタイル三昧 浦邊 Pubian

2018-08-31 23:28:00 | ディテール
台湾、金門島の続き。

事前にチェックしていた洋楼のうちの1つ、碧月軒を探しに浦邊集落へやってきた。石畳の細い路地を電動スクーターで
ゆるゆる走り、集落の中心部へ来ると碧月軒はすぐに見つかった。


おぉ、これだ!中国風のモザイクで「碧月軒」の文字は右から左に書かれている。


2階のパラペット部分に鉢巻をしたように一列マジョリカタイルが。この緑色シリーズはダントーだろう。
ロマンチックな名前のつけられたこの洋楼はしかし、空き家になってもうずいぶん長いこと放置されていると見え
屋根は落ち、建物の中には大きな木が茂って窓から枝を出している、


集落の中心に建つシンボリックな洋楼も、このまま朽ち果てていくのだろうか・・・水頭ぐらい観光客を受け入れる
場所なら活用もできるが、ぽつんと単体である洋楼をリノベーションして活用すると言っても難しいのだろうな。。。


スクーターを停めて集落内をうろうろ。


こちらの伝統的民居は大屋根が架けられていた。修復予定があるのだろう。


これも洋楼。こちらもやはり空き家のようだ。もったいないなぁ。。。




集落の中を歩き回っていて、あるお宅の門からちらりと中を覗きこんだらタイルが見えた!おぉ~~っこれは見たい!


敷地内にこの家のおっちゃんがいたので、あなたの家のタイルを写真を撮らせてほしいと身振りを交えて頼むと、
何だかよくわからんがまぁいいか、という感じで承諾してくれた。やった~!!


うぉ~~っ!!軒下に一列。1枚ごとに薄いピンク色のボーダータイルを挟んでいるのは変わっているなぁ。


ピンク系、パープル系でまとまっていてかわいらしい感じ。


入口ドアの上に「瓊林○○」と書かれた扁額が。瓊林の蔡家と関係のあるお宅なのだろうか。


ところでこのお宅を撮った写真はすべてスマホ写真。
このときもちろんカメラでも念入りにいろんなアングルで撮ったのだが、ここを出た直後にカメラにエラー表示が・・・
去年の秋に買い替えた直後から書き込み中のまま操作が全く利かなくなるエラーが頻発したので、2度修理に出したの
だったが、またか!!とイラつきながら、電池を取り出して強制終了したのだった。
そして帰国してから、写真をチェックしていると、このときの写真が2~30枚スコーンと消えてしまっていた!!
ショック・・・・(涙)


こちらの建物は住宅ではなさそうだが、祖廟か何かだろうか。独立して建っていて結構新しそう。


その入口脇の壁に、タイルが貼ってあった。


う~んこれは・・・?やっぱり新しいもののようだなぁ。


ここにも地下への入口が。




この浦邊集落では碧月軒と、発掘物件あわせてマジョリカタイル物件は2軒。レプリカ疑惑物件を合わせると3軒か(笑)


さて、元来た道を途中まで引き返し、さらに先へ進もう。いよいよ金沙鎮の中心部へ。


続く

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