夕方6時ごろに仕事が終わり、予定はないけどこのまま帰るのが
もったいない気がして、チャリで西道頓堀川沿岸をうろついた。
「西道頓堀川」という名の川はない。
しかし、「道頓堀」という名にまとわりついたイメージとはかけ離れた、
別の川と言ってもいいくらい違った景観を見せる、
なにわ筋以西の道頓堀川をこう呼ぶことを私は気に入っている。
ここは道路から直接堤防に近寄れる道頓堀川では稀少なスポット。
たいがいは堤防と道路の間に建物が建っていて、建物の裏手に堤防があるが、
ここでは直接川を感じることができるのだ!
以前通ったときに堤防の上に寝っ転がって本を読んでいる兄ちゃんがいて
驚き、ほほえましく思ったものだ。

西へ行くとレトロな建物が目につくようになってくるが、これはそそられる。
どうしても目が行くのは角の三角の部分。
ずっと昔から住んでいた住人がある時代に隅切りを迫られたが、
自分の土地が減ることに納得いかず最後まで拒んだ挙句しぶしぶ隅を切ったが、
2階まで切る必要はなかろう、と最後の意地を通した末の造形だろうか。。。
(これは私の勝手な想像)
1階と2階の間の出っ張った梁も気になる。

幸橋を渡って南側はもう浪速区。
道頓堀川の下流は長堀川沿いと同じく材木市があったところで、
材木問屋が軒を連ねる場所であった。
長堀沿いに残っていた材木関連の会社はどんどん減り、敷地にはマンションや
オフィスビルがガンガン建ち、「開けてきた」感があるのに対し、
この西道頓堀川沿いはまだ木造の倉庫や製材所が残っていてほっとする。

西道頓堀川に架かる橋はいずれも地味ながら、何となく渡らずにはおれない
何か惹きつけるものを持っている。
思えばそれは、勾配のある取付道路や低い欄干、そこから見える沿岸風景、、、
などであろう。
これは幸西橋から東を見たところ。繁華街は遠くなりにけり。。。


汐見橋から西を見る。
送水管(?)を支えるコンクリートの橋脚がえらく大きいが?

やっぱり、ここに橋が渡っていた痕跡がはっきりと残っている。
後で昭和55年の地図を見ると、人道橋が架かっていたようだ。
平成元年の住宅地図からは消えているので、その間に撤去されたとみえる。

さらに西へ行くと、昭和50年頃に開発された、西道頓堀コーポ、西道頓堀
ハイツ、といったそれぞれ数棟からなる比較的大型のマンション群がある。
川側の建物は低層であったり、公園になっているため、難波から程近い
道頓堀川沿いとは思えない、環境のよさげな落ち着いた団地なのだ。
この川沿いのハイツは全室リバービュー!うらやましい。

日が落ち、シルエットが浮かび上がる。
携帯カメラの粗い画面がかえっていい味・・・

緑が濃い分、夜の川風景は暗い。
日吉橋から見た西道頓堀川暮景。あぁいいなぁ。。。

不安定で怪しい空模様が川風景をより魅惑的に見せてくれていたのだが、
この後、木津川を渡るころにわか雨が降ってきてびしょぬれになった(涙)
ちょっと道草しすぎた。。。
道頓堀下流(2005年頃)
もったいない気がして、チャリで西道頓堀川沿岸をうろついた。
「西道頓堀川」という名の川はない。
しかし、「道頓堀」という名にまとわりついたイメージとはかけ離れた、
別の川と言ってもいいくらい違った景観を見せる、
なにわ筋以西の道頓堀川をこう呼ぶことを私は気に入っている。
ここは道路から直接堤防に近寄れる道頓堀川では稀少なスポット。
たいがいは堤防と道路の間に建物が建っていて、建物の裏手に堤防があるが、
ここでは直接川を感じることができるのだ!
以前通ったときに堤防の上に寝っ転がって本を読んでいる兄ちゃんがいて
驚き、ほほえましく思ったものだ。

西へ行くとレトロな建物が目につくようになってくるが、これはそそられる。
どうしても目が行くのは角の三角の部分。
ずっと昔から住んでいた住人がある時代に隅切りを迫られたが、
自分の土地が減ることに納得いかず最後まで拒んだ挙句しぶしぶ隅を切ったが、
2階まで切る必要はなかろう、と最後の意地を通した末の造形だろうか。。。
(これは私の勝手な想像)
1階と2階の間の出っ張った梁も気になる。

幸橋を渡って南側はもう浪速区。
道頓堀川の下流は長堀川沿いと同じく材木市があったところで、
材木問屋が軒を連ねる場所であった。
長堀沿いに残っていた材木関連の会社はどんどん減り、敷地にはマンションや
オフィスビルがガンガン建ち、「開けてきた」感があるのに対し、
この西道頓堀川沿いはまだ木造の倉庫や製材所が残っていてほっとする。

西道頓堀川に架かる橋はいずれも地味ながら、何となく渡らずにはおれない
何か惹きつけるものを持っている。
思えばそれは、勾配のある取付道路や低い欄干、そこから見える沿岸風景、、、
などであろう。
これは幸西橋から東を見たところ。繁華街は遠くなりにけり。。。


汐見橋から西を見る。
送水管(?)を支えるコンクリートの橋脚がえらく大きいが?

やっぱり、ここに橋が渡っていた痕跡がはっきりと残っている。
後で昭和55年の地図を見ると、人道橋が架かっていたようだ。
平成元年の住宅地図からは消えているので、その間に撤去されたとみえる。

さらに西へ行くと、昭和50年頃に開発された、西道頓堀コーポ、西道頓堀
ハイツ、といったそれぞれ数棟からなる比較的大型のマンション群がある。
川側の建物は低層であったり、公園になっているため、難波から程近い
道頓堀川沿いとは思えない、環境のよさげな落ち着いた団地なのだ。
この川沿いのハイツは全室リバービュー!うらやましい。

日が落ち、シルエットが浮かび上がる。
携帯カメラの粗い画面がかえっていい味・・・

緑が濃い分、夜の川風景は暗い。
日吉橋から見た西道頓堀川暮景。あぁいいなぁ。。。

不安定で怪しい空模様が川風景をより魅惑的に見せてくれていたのだが、
この後、木津川を渡るころにわか雨が降ってきてびしょぬれになった(涙)
ちょっと道草しすぎた。。。
道頓堀下流(2005年頃)
湊町から突然表情を変える姿に「西道頓堀川」は適当だと思います。
私もこのあたりの橋の上からの夕景は好きです。
ほんと、これが道頓堀川の下流というのが不思議。
正式ではないけれど西道頓堀川という呼び方もあるみたいですね。区別してもらった方がしっくりきます。
きらびやかな灯りに彩られた心斎橋や大阪ドームの喧噪を
遠く眺める感じが好きですね。
今も住んでおられるのでしょうか。
堀江川の橋の跡を覚えておられるとは、、、材木市のことも!
昔の写真を見ると、木津川や西道頓堀、うちの近所の安治川も小さなはしけがいっぱい!!
活気にあふれていたのですね!そんな時代を垣間見てみたいです。
船、何度かお誘い頂きましたが、タイミングが合わず残念でした。
西横堀川の水門!忘れかけていました(笑)。
水門と共に、西横堀川唯一の現役橋、金屋橋も貴重です。暗い阪神高速の高架下でかわいそうですが。
http://www.geocities.jp/punyo_osaka/ahare/haikawa/nisiyokobori/index.htm
たまたま歩いた所しか知らないぷにょです。
おもしろそうなスポットを見つけたらガンガン教えて下さい!
瀬戸内海運のそばの材木屋でした。
S55年度日吉小卒業しました。
実に懐かしいです。
材木屋の並ぶ風景を見たときはほんとにここが道頓堀沿岸かと
びっくりしました。でももうこの記事も4年前。。。
写真のような板を張った店は今もあるのかどうか、、、
一度確かめに行って見られては!?